経営指標の確認はされていますか?

また、どのように活用されていますか?

 

経営指標は計算書類の結果の良し悪しを確認できるものであり、次年度の目標を立てるためにも重要なものです。

読み方を理解しておくことをお勧めします。

経営指標から会社の

●収益性 ●効率性 ●安全性

を確認します。

※下記に基本的な見方を記載しますが、業種によって判断基準は変わる可能性があるので注意してください。

 
収益性(利益がきちんと出る仕組みづくりができているか)

売上高総利益率(%)=売上高総利益÷売上高×100
 
 粗利益率とも言います。低い場合、価格設定が低すぎる可能性があります。
 
売上高営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100

 本業の収益性の評価になります。
 売上高総利益率が高いのに、この指標が低い場合、
 人件費や光熱費、賃料など「販売費及び一般管理費」の見直しが必要になります。
 
売上高経常利益率(%)=経常利益÷売上高×100

 会社の経常的な収益性の評価になります。
 この指標が低い場合、「営業外費用」の見直しが必要になります。
 よく目立つのが「支払利息」
 負債額が大きいと、利益を圧迫することになります。
 
自己資本利益率[ROE](%)=当期純利益÷自己資本×100

 調達した自己資金をどれだけ活用して、収益を得ているかの指標です。
 負債が大きくなると、高くなりがちなので私は総資本利益率[ROA]の方を重視しています。
 
総資本利益率[ROA](%)=当期純利益÷総資本×100

 負債含め、調達したすべてのお金をどれだけ活用して、収益を得ているかの指標。
 私はザクッと5%以上が望ましいと考えています。
 
 もし低い場合は、どこかに改善が必要と考えます。
 

効率性(保有している資産を有効活用できているのか)

(高い方が良いもの)

有形固定資産回転率(回)=売上高÷有形固定資産
 
 有形固定資産をどれだけ活用できているかの指標です。
 
総資本回転率(回)=売上高÷総資本
 
 調達したすべての資本をどれだけ活用できているかの指標です。
 
棚卸資産回転率(回)=売上高÷棚卸資産

 低いと在庫品が売れていくまでのスピードが遅いことを表しています。
 売上高を上げていく必要があります。
 もしくは、作り過ぎ、仕入れすぎを見直す必要があります。
 キャッシュフローへの影響も大きいため、棚卸資産が増え過ぎないように注意します。

売上債権回転率(回)=売上高÷売上債権

 低いと売上債権の現金化が進んでいない可能性があります。
 決済期日が長すぎないか確認します。
 キャッシュフローへの影響が大きいので注意します。
 

(低い方が良いもの)

仕入債務回転率(回)=仕入高÷仕入債務

 高いと支払期日が短いため、頻繁にキャッシュアウトすることになり資金繰りについて不利になります。
 

経営指標 

安全性(会社が安定的に経営されているか)

流動比率/当座比率

 流動比率(%)=流動資産÷流動負債×100
 当座比率(%)=当座資産÷流動負債×100
 ※当座資産:流動資産のうち、すぐに現金化可能なもの
 
 流動負債は1年以内に返却しなければならないお金です。
 そのための資産は多めに用意されていることが望ましいです。
 
 流動比率は200%以上、当座比率は100%以上が
 望ましいとされています。
 
 
自己資本比率(%)=自己資本÷総資本×100

 低いと負債が大きいということです。
 負債が多いということは、支払利息が大きいため
 収益性が低くなります。
 また、負債を返していく必要があります。
 支払利息だけでなく、負債の返済のためのキャッシュも出ていくため
 キャッシュフローが悪化すります。
 資金繰り面でも安全性が低くなります。
 

・・・・・
以上、
私がよく使用する経営指標です。

これにキャッシュフロー計算書を併せて確認します。

注意したいのが冒頭に書いたように業種によって
良い悪いが変わる点です。

例えば金融機関は個人の貯金などで運営されているので
自己資本比率は低めになる傾向にあります。

そのため、同業と比較して高い低いを判断することが重要です。

 

銀座コーチングスクール心斎橋校(大阪)
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