理念経営(ビジョナリー経営)とは?

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、

経営においては、とても重要な考え方です。

経営理念

簡単に言えば、経営理念に沿って経営するということです。

経営理念は経営哲学といわれることもあります。

 

ビジョナリーカンパニーという本が有名になったこともあり、

聞いたことがあるという方もおわれるとは思いますが、

本当の意味で理解されている方は少ないのかなと感じます。

 

経営理念すら無い中小企業がまだまだ多いのでそう感じます。

 

経営理念とは「なんのためにこの会社が存在するのか

 

を示したものであり、それを実現した状態がビジョンになります。

 

そして経営判断は経営理念が判断基準となります。

 

 

経営資源がその経営判断で決まったことに集中されるため、

ブレることが少なくなり、経営の無駄が小さくなります。

そして、どちらかというと原因追求型の経営ではなく、目的志向型の経営になります。

前向きの経営になるため、相対的に進捗が早くなります。

 

また、全社員に経営理念が浸透していると、経営者がいなくても従業員はビジョンに向かって行動します

 

書籍「ビジョナリーカンパニー」の中では、

経営者が世代交代しても従業員が経営理念に沿って行動しているので、

継続的に成長し続けている様子が描かれていました。

 

ただ注意が必要なのが

「社員に経営理念が浸透している」と

「社員は経営理念を知っている」では大きく意味が異なります。

 

社員にはいつも経営理念を伝えているという方が多い気がしますが、

承認されて初めて浸透していると言えます。

また、経営理念はお客様にも共感される必要があります。

 

私の前職でも、週1の朝礼で経営理念を唱和する

という習慣がありましたが、形骸化していました。

 

たまに「株主還元」や「売上拡大」を経営理念にされている企業がありますが、

顧客にとってはなんのメリットもありません。

顧客が離れていく可能性があるでしょう。

 

そのため、「経営理念」を決めるときは、

まず自社が成長することで顧客がどのように良くなっていくのか

そのためにはどのような思いを大切に活動する必要があるのか

 

のように考えていくと良いと思います。

 

 

同様の仕事、同じような給料の場合、

定着率にも経営理念が影響します。

 

従業員が誇りをもって働ける経営理念を策定されることが重要です

 

成長している企業は経営理念や経営哲学を大切にしているところが多いです。

 

一度、従業員側目線で見てみましょう。

 

従業員の定着率やモチベーション、メンタルヘルスを課題にされる会社は多いです。

 

優秀な社員が来てくれないと嘆く経営者もおられます。

 

それでは質問です。

「優秀な社員が選ぶ会社とは、どのような会社でしょうか?」

言語化してみてください。

 

 

その会社と御社ではどのような違いがあるでしょうか?

もし違いがあるなら、その違いを埋めることが、

御社にとって必要なことになるかもしれませんね。

 

もし、違いがないのに、優秀な社員が来てくれないというのであれば、

社会の認識とズレが発生しているのかもしれません。

自社を客観的に見る目や

世の中の動きを見る目を養う必要があるかもしれないですね。

 

優秀な社員が来てくれる会社をイメージして

そのギャップを埋めていくことも

ある意味ビジョナリー経営だと思います。

 

少し話を戻して、従業員が会社を辞める理由にあげるものに

「会社の将来が見えないから」

というものがあります。

上位の理由になっています。

 

御社は、従業員の方に会社の将来像、ビジョンを

示していますでしょうか?

 

将来の見えない会社で働くことは

従業員のモチベーションを大きく低下させます。

頑張ったところでどうなるのか見えないからです。

 

それだったら、ビジョンがしっかりして

将来像が描ける会社で働いた方がいいと判断して

会社を辞めていくというのは自然な流れではないでしょうか。

 

御社が本当に定着率を高めたい

モチベーションをアップさせたいと考えているなら

ビジョンを描くことがどんなに大切か

感じることが大切です。

 

ぜひ、経営理念を今一度確認してみてください。

 

そしてビジョナリー経営(理念経営)を実践してみてください。

 

 
 
 
 

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