部下を持った管理職や子供を持つ親には、必要と言われるコーチングスキルですが、どのようなイメージをもっていますでしょうか?

私は当初、部下がしっかり働くように指導していくためのスキルと思っていました。

 

 

コーチングスクールで講座をしている中で、同様に捉えている方がほとんどであることに気がつきました。

一言でコーチといっても、

指導することに重点を持ったものから

気づきを引き出すことに重点を持つものまで幅が広いです。

コーチング自身にコレっという正解がないので、曖昧ですね。(;^_^A

どうしても野球などスポーツのコーチが、まず耳にすることが多いと思いますので

指導するタイプのコーチがイメージされやすいのかなと思います。

私は指導するタイプのことをティーチングと呼んでいます。

 

ビジネスの世界で言われているコーチングについて、

コーチングスクールによって、とらえ方に微妙な差があるものの、

大概は気づきを引き出すことに重点を持つものが多いです。

 

「気づき」という言葉も、曖昧でいろいろありますよね。

新しい方法に気づく、自分自身のリソースに気づく、自分自身がとらわれているルールに気づく

などなど、いろいろあると思います。

いろいろあるということは、応用範囲が広いってことですね。

だから、部下の育成以外でも、お客様のニーズを引き出す営業であったり、子供のやる気を引き出す教育であったり、

様々なシーンで活用できます。

 

そこで、疑問が。

例えば、新入社員の一番最適な育成方法に、コーチングで気がつけるのか?

もともと知らないものに気がつけるのか?

ということが出てくるかもしれません。

ビジョナリー経営(理念経営)のやり方

私も当初、そのような疑問を持っていました。

ただ、私たちは、これまでもわからないものを、どうにかして乗り越えてきた経験はあります。

最初から、新幹線の切符の買い方を知っていたわけではありません。

最初から、自転車に乗れたわけではありません。

わからないことを調べる術を持っていますし、

できないことは克服してきた経験を持っています。

そのことに「気づく」という体験ができるかもしれません。

また、私たちは、わからないものに対して、過剰に恐怖を感じることがあります。

「わからない」「むずかしい」という言葉で逃げていたりすることもあります。

怖かったけどやってみたら意外に簡単だったという経験ないでしょうか?

逃げている自分に「気づく」かもしれませんし、

冷静に物事をとらえられていないことに「気づく」かもしれません。

 

「気づく」ことによって、「行動」に移りやすくなります。

「行動」することによって、「結果」につながります。

「結果」の良い悪いはあるかもしれませんが、その行動は必ず知識・経験として蓄積され、成長につながります。

自分自身が部下だった頃、子どもだった頃

いろいろ「やれやれ」と指示されるたびに、やる気をなくした経験はないでしょうか?

それを同じように部下や子どもにしている自分に「気づく」かもしれません。

 

指示・指導(ティーチング)も必要です。

そちらの方が課題解決が早いかもしれません。

 

ただ、重要なことはバランスです。

どちらかに偏りすぎると、ひずみが生じます。

日本の会社は、どちらかというと、ティーチングに偏りがちに感じます。

 

ぜひコーチングスキルを取り入れて、バランスの良い人材育成に取り組んでほしいと思います。

 

 

 

また、コーチングとは、もう一つの側面として「聴くに重点を置いたコミュニケーション」と表現することがあります。

”聴く力”がないコミュニケーションもひずみを生みます。

相手に自分の意見を通さないといけないに重点を置きすぎると、聴き手不在のコミュニケーションになります。

否定・批判ばかりして聴いてもらえないと、その人とのコミュニケーションをとらなくなります。

ある人はストレスを溜め込むことになるかもしれませんし、

悪い情報は報告しなくなるかもしれません。

結果、組織が弱体化する可能性があります。

 

コミュニケーションを活性化し、組織力を強化するためにも、コーチングスキルは有効なのです。

 

 

 
 
 
 

銀座コーチングスクール心斎橋校(大阪)
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