先日、新規事業が陥りがちな負のスパイラルについての
 
 
記事がありました。
 
新規事業
 
 
「判断できない経営者」と「早く判断してほしい従業員」
 
 
の負のスパイラルが回り続けるという記事でした。
 
 
ありがちですよね(^^)
 
 
大企業でもよくあることなので、
 
 
中小企業ならなおさらです。
 
 
 
新規事業を始めないとな
 
 
と思いながら、なかなか手を出せないということが多いです。
 
 
やはり経験が無いから、失敗が怖いということがあるのではないかと思います。
 
 
 
 
そうしているうちに、本業の事業が衰退していき、立ち直れない状況になる。。。
 
 
そんな企業にたまに出会います。
 
 
 
そのような会社が、新規事業を実現させるにはどうすれば良いか
 
 
 

 
 
最初に言っておくと
 
 
絶対成功する方法は、ありません。
 
 
ただ実行に移さない限り、実現することはありえません。
 
 
 
だから、まず経営者自身が覚悟を持つことです。
 
 
そして、何度か壁にぶつかるでしょう。
 
 
それに備えて、リスクを上手にマネジメントをしておくことが重要です。
 
 
やってみて1回失敗したら会社が傾いたってなると、危険です。
 
 
 
新事業への大規模な投資は、「これなら上手くいく」と確信できてからが望ましいです。
 
 
 
だから、いかに早くその確信を持てる状態に持っていけるかが大切です。
 
 
 
では、その確信を持てる状態にどうやって持っていくか?
 
 
御社にはその仕組みがありますか?
 
 
 
 
 
私は、その確信できる状態にどうやって持っていくかの方法について
 
 
 
「デザイン思考」という手法をお勧めしています。
 
 
 
googleやAmazonなど、アメリカのシリコンバレーでは主流の
 
 
 
開発手法です。
 
 
 
「デザイン思考」の特徴は、
 
 
”できるだけ、お金をかけずに失敗を繰り返せる”
 
 
というところが大きな特徴かなと見ています。
 
 
 
先ほど言ったように、新規事業に多額の投資をして
 
 
失敗したとき、会社に与えるダメージは大きいです。
 
 
 
そして、高度経済成長期とは違い、新規事業の失敗のリスクは
 
 
かなり高くなっています。
 
 
 
それをいかにおさえるかが課題でしたが、
 
 
それを実現するのが「デザイン思考」です。
 
 
 
どうやって抑えるか?
 
 
 
紙や紐など、手軽に手に入るものを使って
 
 
10~20分程度でプロトタイプ(試作)をつくって
 
 
テストをする。
 
 
ということを繰り返すだけです。
 
 
 
人件費という面ではお金がかかっているかもしれませんが、
 
 
 
実際に金型作ったり、システム作ったりしていては
 
 
もっと時間と試作費用と人件費がかかってしまいます。
 
 
 
コストの安い材料を使って簡易的に試作品を使って
 
 
テスト(寸劇)で使い勝手を確かめてみる。
 
 
それに対して、みんなで
 
 
あーでもない、こーでもないゆって
 
 
試作→寸劇を繰り返す。
 
 
 
そうしているうちに、「これなら上手くいく」という
 
 
確信が持てるものに近づいていきます。
 
 
それが見えてから、実際に投資を行っていけば
 
 
リスクを大幅に減らしながら、完成度の高いものを生み出すことができます。
 
 
 
だから、私はこの「デザイン思考」の手法をお勧めしています。
 
 
 
ただ、コストが抑えられる手法ではありますが、
 
 
 
新規事業である以上、人と時間が必要になります。
 
 
だから、繰り返しになりますが経営者の覚悟が必要になります。
 
 
 
その間、本業へ割り当てる人と時間が少なくなっても、新規事業のためには仕方がない
 
 
という覚悟が必要になります。
 
 

 
 
デザイン思考による開発プロセスは
 
 
先ほど述べたプロセスを含め
 
 
・共感
 
・問題定義
 
・アイデア創造
 
・プロトタイプ
 
・テスト
 
の5つのプロセスに別れています。
 
 
デザイン思考で、もう一つの大切な考え方について
 
 
 
人の多様性を活かす
 
 
 
ということです。
 
 
全体を通して、
 
 
多様な価値観を持った人からの意見やアイデアをもらうことによって
 
 
新しいものが生まれやすく、失敗のリスクに気づきやすくなります。
 
 
 
多くの中小企業では
 
 
社長のセンスに頼る部分が多く、
 
 
社長一人で新規事業を考えるというところが少なくありません。
 
 
確かに、創業時はそれでよかったのかもしれませんが
 
 
 
いつまでも一人のアイデアで成功し続けるということは大変です。
 
 
それは競争相手がいるからです。
 
 
競争相手も、常に新しいアイデアを生んで事業化してきます。
 
 
それに勝てるアイデアを出し続けないといけません。
 
 
自分のアイデアが優れていると思っている社長さんがいたとして
 
 
競合の10社の社長も同じこと考えているかもしれません。
 
 
 
それに勝てるにはどうすれば良いか。
 
 
 
「社長であっても1人で抱え込まない」が重要になります。
 
 
 
 
社員であったり、外部の人材をうまく活用する。
 
 
 
権限移譲ができるようになったり、社員が成長するなど副次効果も期待できます。
 
 
 
ぜひ、新規事業を考える時はデザイン思考を検討してください。
 
 
 
最初は、ファシリテーターが必要かもしれません。
 
 
その時は、お手伝いさせていただければと思います。
 
 
 
 
 
 
 

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