グリコがガム「KissMint」の販売を終了することに決めたそうです。
 
メンタルヘルス
 
販売して31年。
 
とても強いブランドのイメージがあったので
 
少しびっくりです。
 
 
消費者のガム離れや
 
グミなどの競合の登場が原因だそうですが
 
本当に何十年も勝ち続けるブランドを作るって
 
大変なことだなと思います。
 
 
長期に勝ち続けるブランドに
 
カップヌードルを例に挙げられることが多いですが
 
私たちの知らないところで、微妙な改良を繰り返し続けて
 
延命しているそうです。
 
 
 
どんな商品でも商品ライフサイクルからは逃れられません。
 
 
必ず衰退期が来ます。
 
 
その時に、どんな価値を与えて、
 
 
飽きられないようにするか
 
 
改良し続けることが大切です。
 
 
完成したと満足したところから衰退がはじまってしまいます。
 
 
必ず、消費者の嗜好は変化しますし、
 
 
競合がさらに良いものを作ってこようとします。
 
 
 
そのようなことに気づいて、何とかしなければと感じた企業が
 
 
新事業開発についての相談に来られます。
 
 
その中でよくあるのが、
 
 
新しい柱になるものを立てることに焦りすぎて
 
 
これまでやったことのない分野に
 
 
飛び込もうとされる方がいます。
 
 
リスク分散する多角化戦略としては
 
 
良いものではありますが
 
 
体力のない中小企業にとっては
 
 
一か八かのリスクの高い選択になります。
 
 
これまでのノウハウがない以上失敗の可能性が高いです。
 
 
なぜ失敗するかというと、必ず競合がいるからです。
 
 
競合はこれまでのノウハウが多くあります。
 
 
新規参入が現れたのを黙ってみているはずもありません。
 
 
必ずつぶしにかかってきます。
 
 
これを跳ね返すぐらいのインパクトのある
 
 
商品や仕組みが開発できていたら良いですが
 
 
なかなか厳しいものがあると思います。
 
 
だからまずはこれまでのビジネスとシナジーが活かせる
 
 
事業拡大をお勧めします。
 
 
A:今持っている商品の顧客層を広げる新市場開拓
 
B:今の顧客層の抱えているニーズにこたえる新商品開発
 
 
の2つの方向が基本になるかと思います。
 
 

 
 
私としては後者のBを優先的に行うことをお勧めします。
 
 
それは会社のリソースを強化することに役立つと考えているからです。
 
 
まず、顧客がどのような課題を抱えているか
 
 
気づけるように観察力、直観力を鍛える練習になります。
 
 
そして、その課題に対する解決法を考える発想力
 
 
それを形にする想像力など
 
 
様々な力が自社に蓄積されていくきっかけになると思います。
 
 
 
この開発プロセスは
 
 
ほぼデザイン思考に沿っています。
 
 
デザイン思考の開発プロセスは
 
1.共感
2.問題定義
3.アイデア創造
4.プロトタイプ作成
5.テスト
 
になります。
 
 
まず共感
 
 
顧客が何を課題と感じているか
 
 
感じないと、きっかけが生まれません
 
 
本当はまだまだ改善余地があるのに
 
 
これが当たり前と仕方がなく思ってすごしていることが
 
 
多くあります。
 
 
そのため、見逃しやすくなっています。
 
 
それに早く気づいた企業が、その市場を占有できる可能性があるのです。
 
 
逆に気づけなかったら市場を奪われる可能性があるのです。
 
 
課題と感じていたけど、
 
 
以前は解決方法がなかったものが
 
 
今はドローンなど、新しい技術が開発されていて
 
 
それを活用すると解決することができるかもしれません。
 
 
だから常に、観察力と情報収集能力が必要になります。
 
 
これらの能力は継続的に繰り返すことによって
 
 
身につく能力です。
 
 
中小企業の場合、その役割を経営者一人に依存している
 
 
ケースが多くあります。
 
 
その役割を社員にも求めることができたら
 
 
新しい商品を思いつく機会が何倍にも増えます。
 
 
顧客と接点の多い社員がいたら
 
 
その社員を活かさないと顧客のニーズには気づけません。
 
 
顧客のニーズを引き出すには
 
 
観察力もそうですが
 
 
”聴く力”を強化する必要があります。
 
 

 
 
”聴く力”を強化するためには、コーチングスキルを身につけることを
 
 
おすすめしています。
 
 
コーチングというと、指導するためのスキルと
 
 
捉えられがちですが、単純にコミュニケーションスキルです。
 
 
その中でも”聴く力”を強化させるコミュニケーションスキルです。
 
 
だから身につけると”聴く力”が強化されます。
 
 
”聴く”にもいろいろな意味があり、
 
 
”直観力”にも結ぶつくところもあります。
 
 
デザイン思考による開発の
 
 
最初に必要となる”共感力”
 
 
これが身に付きますので、新しいことが始まりやすくなります。
 
 
ぜひ、コーチングスキルを身につけてください。
 
 
 
 
 
 

銀座コーチングスクール心斎橋校(大阪)
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