厚生労働省が先月、
 
 
2018年版の労働経済の分析(労働経済白書)を公表しました。
 
ロボット
 
社外研修などの「OFF―JT」や社員の自己啓発に費用をかけた企業は、
 
 
そうでない企業と比べて翌年の売上高や労働生産性が向上するとの分析を紹介しています。
 
 
人材育成の重要性を指摘していますが
 
 
やっぱりね。というのが感想です。
 
 
私も収益性を向上させたかったら
 
 
人材育成、組織開発が重要というスタンスです。
 
 
しかし、多くの相談者というのが
 
 
方法や手段を重要視しています。
 
 
その認識の違いが上手く解消できたら
 
 
良いなと感じています。
 
 
 
世界一優れた包丁があっても
 
 
料理の腕がなければ
 
 
普通の包丁を使った一流の料理人には
 
 
かなわないでしょう。
 
 
 
どんなに優れた料理人でも
 
 
やる気が無ければ
 
 
やる気のある普通の料理人に比べると
 
 
成長速度は落ちるでしょう。
 
 
品質も落ちるかもしれません。
 
 
どんな仕事もすべては人や組織の力に
 
 
左右されると考えています。
 
 
AI(人工知能)が導入されると
 
 
人はいらなくなるとも言われていますが
 
 
あくまでAIもツールの一つです。
 
 
それをどのように活用するか
 
 
考えるのは人になります。
 
 
だからこそ
 
 
会社は収益性を向上させたいなら
 
 
人を育てることを重視した方が
 
 
良いと考えています。
 
 
今は景気が良いですが
 
 
景気が悪くなると
 
 
真っ先に教育訓練費から
 
 
削減しはじめるのが
 
 
日本企業の特徴らしいです。
 
 
 
そのようなことをしたら
 
 
さらに生産性が落ち込む
 
 
悪循環を生み出します。
 
 
欧米の企業は社員教育を
 
 
重視しているそうです。
 
 
そういう話をきくと
 
 
日本はまだまだ遅れているな
 
 
と感じます。
 
 
あと社員教育というと
 
 
スキルなどを教え込むもの
 
 
とのイメージが強いかもしれません。
 
 
それも正しいのですが
 
 
受ける側のモチベーションによって
 
 
意味のないものに変わります。
 
 
 
自ら受けたいと思って学ぶ社員に対してなら
 
 
それはとても意味のあるものになります。
 
 
その結果、会社の生産性に結び付くでしょう。
 
 
 
逆に
 
 
会社命令で仕方なく受けているという
 
 
社員に対しては、
 
 
全く意味のないものになるでしょう。
 
 
会社の生産性を伸ばすどころか
 
 
受講中の時間、何も生産しないので
 
 
逆に会社の生産性を下げる可能性があります。
 
 

 
 
 
だから、一言で社員教育と言っても
 
 
スキルを教えるだけでなく
 
 
その前段階のモチベーションを
 
 
高めるということも含まれます。
 
 
 
では、どのように社員のモチベーションを高めますか?
 
 
最初からやる気のある社員は当然います。
 
 
ただ、ここでは会社にはお金を稼ぎに来ているだけ
 
 
という社員に対して、どのようにやる気を高めてもらいますか?
 
 
そのような社員の傾向として
 
 
・できるだけ楽をしたい。
 
・面倒くさいことはしたくない。
 
・もっと条件の良い会社があるならそちらに転職したい。
 
・責任を持ちたくない。
 
・自分の果たす責任よりも会社の責任を責める。
 
 
などなど
 
 
会社のために努力することや
 
 
責任を負うことを嫌がる傾向にある感じがします。
 
 
その原因は
 
 
はたらくことは生活のため
 
 
という目的のためだけで働いている場合
 
 
そうなる感じがします。
 
 
 
 
つまり、”働く目的”ということが
 
 
重要になります。
 
 
単にスキルを教えるのではなく
 
 
”働く目的”から教えていくことが
 
 
社員教育には重要かなと感じます。
 
 
強い組織を作る
 
 
一体感のある組織を作るには
 
 
 
組織の三要素を強化する必要があります。
 
 
 
組織の三要素は
 
・共通目的
 
・協働意欲
 
・コミュニケーション
 
になります。
 
 
 
この共通目的は組織が一丸となるには必要です
 
 
一般的に会社では経営理念と呼ばれ
 
 
ビジョナリー経営(理念経営)の軸となる部分です。
 
 

 
 
この共通目的に向かうことによって
 
 
社員個人の目的が達成されるという形が
 
 
望ましいと考えています。
 
 
もし社員個人のモチベーションが高ければ
 
 
特に指示をしなくても
 
 
仕事に熱心になるでしょう
 
 
自らスキルアップに対して積極的になるでしょう。
 
 
 
社員自ら動き出すためには
 
 
動き出すことによって発生する
 
 
責任を負いたくないという気持ちのハードルを低くする
 
 
必要があります。
 
 
そこがリーダーシップの見せ所かもしれません。
 
 
大雑把に書いてみましたが
 
 
人の問題は常に複雑です。
 
 
こうしたら絶対こうなるということがありません。
 
 
ただ、何もしなければ、悪くなっていきます。
 
 
まずどんなことから着手しますか?
 
 
 
 
 
 
 

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