先日、過労死白書、過労死等防止対策白書が閣議決定されました。
 
コーチングセミナー
 
今回、重点的に調査されたのは教職員や医療関係者になっています。
 
 
8割の方がストレスや悩みを抱えているそうです。
 
 
「心のストレス」の原因は、保護者への対応や患者からの暴力・暴言が多いことだそうです。
 
 
きいているだけでしんどそうですね。
 
 
その他の仕事でも、クレームと関わる職業は同じようなストレスを抱えているのではないでしょうか?
 
 
ストレスの原因はその他にも、長時間労働であったり、人間関係であったりその他の業種と変わりはありません。
 
 
ストレスチェックなど、メンタルヘルスに関することが、話題になってからずいぶん経ちますが
 
 
なかなか、改善にむけての進捗が感じられませんね。
 
 
景気が悪い時は、将来に対する不安からくるストレス。
 
 
景気が良くなったら、仕事量の多さからくるストレス。
 
 
常にストレス原因は変化し続けますし、それに合わせた対策が取られてないのかもしれませんね。
 
 
白書に載っている、対策方法は、職員の増員ということが目立ちました。
 
 
どこも人手不足と言われているのにどうやって増やすんだ?とツッコミをいれたくなりますが(^^;
 
 
もっと根本的な対策が求められていると思います。
 
 
仕事がいっぱいいっぱいになってきたから、人を増やそう。
 
 
だけでは、すぐには対応できません。
 
 
 
人は経営資源(人・モノ・金・情報)の中で最も獲得に時間のかかる経営資源です。
 
 
単純にすぐ人を採用できたとしても、まず一人で動けるまで育成する必要があります。
 
 
その際、既存の社員の方は、新人の方の教育という仕事が増えます。
 
 
業務量を減らすために人をやとったら、仕事が増えるという矛盾が生じます。
 
 
そして負荷に耐えられず、辞めてしまったら、それを永遠に繰り返すことになります。
 
 
だから人を増やして対応するという方法は優先度を下げても良いと考えています。
 
 
その為には、トップや上司のリーダーシップが問われます。
 
 
部下の方が「もう仕事が回りませんから何とかしてください」と要求して来たら
 
 
「人を増やすようにがんばるよ」としか答えない上司の方が浮かんでいきますが。。。
 
 
人を増やしたら解決するだろうという安易な考え方には、あまりリーダーシップを感じません。
 
 

 
おそらく、それ以外の方法は上司自身に負担がかかるからでしょう。
 
 
上司自身も仕事をいっぱい抱えているからかもしれません。
 
 
だからやはり経営者、トップの行動が必要になってきます。
 
 
ストレス対策としては、
 
 
まずはストレスの原因の除去
 
 
そして
 
 
ストレスを抱えてしまった人のケア
 
 
の二つの方向があると思います。
 
 

 
 
ストレスの原因として、先ほど述べたように仕事量の問題があります。
 
 
単純に人を増やして対応するという方法もありますが、先ほど述べたような弊害があります。
 
 
だから仕事量を減らすという対策をします。
 
 
これは、会社自身の許可がいることなので、現場だけでは判断できません。
 
 
だからリーダーシップが必要になります。
 
 
どうやって減らすかというと、ECRSの原則に沿って考えます。
 
 
・その仕事は無くしても問題無くない?
 
・その作業とこの作業、ダブっていて無駄だからくっつけない?
 
・その作業、新しいシステムとかやり方に切り替えたらだいぶ楽にならない?
 
・その作業、もっとシンプルにできない?
 
 
の順に考えます。
 
 
例えば、クレーム処理を受ける部門を一カ所にまとめてしまうと、シンプルになりませんか?
 
 
会社それぞれの都合によって、出来るできないはあるかもしれませんが。
 
 
各社員が通常の仕事以外の負担をかかえないように、仕組みの面から見直すことは可能と思います。
 
 
 
ストレスケアの方向では
 
 
まずはコミュニケーション能力の強化だと思います。
 
 
お客様からのクレームもコミュニケーション能力が高ければそれほど問題にならないかもしれません。
 
 
大きなストレスを受けたとしても、それをチームで解決しようという仕組みができていたら
 
 
1人にのしかかっていたストレスが分散されるかもしれません。
 
 
社員のストレスを吐き出す先がたくさんあればと思うのですが、
 
 
同時にストレスの原因として人間関係というものが存在しているのが課題ですね。
 
 
職場の人間関係が悪いと、ストレスの吐き出し口が少ないことになります。
 
 
だから組織的にコミュニケーション能力を高める施策が必要ではないかと考えています。
 
 
どれも投資と時間のかかる施策です。
 
 
だけど始めない限り、人員をコントロールしての場当たり的な対策が終わりません。
 
 
ぜひ取り組んでほしいと思います。
 
 
 
 
 
 

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