経済産業省と特許庁が今年5月に、
 
 
「産業競争力とデザインを考える研究会」の報告書として、
 
 
「デザイン経営」宣言を公表しました。
 
 

 
ここで宣言しているのは、デザイナーが企業経営の中枢の意思決定に参画する経営スタイルだそうです。
 
 
あ、そうなんだ
 
 
というのが私の感覚です。
 
 
デザイナーの思考プロセスを経営のプロセスに取り入れようという経営スタイルのことと捉えていたので。
 
 
まぁ、どちらでも大丈夫でしょう。
 
 
経営資源が豊富にあるところは、デザイナーを役員として迎え入れることができると思います。
 
 
けど中小企業になると、デザイン会社は別として、なかなか難しいのではないかと思います。
 
 
デザイナーの思考プロセスは「デザイン思考」というフレームワークが分かりやすいかと思い活用しています。
 
 
東京以外では、なかなかデザイン思考のセミナーが無いのでなじみが無いかもしれません。
 
 
私は時々、「デザイン思考」を活用した商品開発セミナーを開催していますのでお気軽にお問い合わせください。
 
モチベーション
 
 
さて、デザイン思考というフレームワークがどういうものか。
 
 
デザイン思考では、「デザイン」=「問題解決」と定義しています。
 
 
つまり「デザイナーさんの問題解決プロセス」です。
 
 
それを経営に活用しようというものが「デザイン経営」になります。
 
 
経営には解決しなければならない「問題」がたくさんありますよね?
 
 
それを現在はどのように解決していますか?
 
 
経営者単独で意思決定していたり。
 
 
役員会議でも、それほど議論が交わされずに、短絡的に意思決定されたり、保留にされたりすることはないでしょうか?
 
 
これまでの既定路線からは大きくずれること無く、その中からイノベーションが起きることはほとんど無いのでは無いでしょうか?
 
 
デザイナーは常にイノベーションを起こそうという、意識が感じられます。
 
 
それを経営にとりいれると、経営課題の解決から自社にイノベーションが起きることが期待できるのではないでしょうか。
 
 
「デザイン思考」の考え方で大切なことは
 
 
・多様な複数人数でのコミュニケーションから創発を起こす
 
・失敗を歓迎する。だからできるだけコストを抑えてたくさん失敗する
 
 
というところになると考えています。
 
 
1人で考えていても、なかなかこれまでの自分の経験の枠から思考が抜けられません。
 
 
それを他人の意見を聴くことにより、新しい発想が出てきます。
 
 
そのような経験無いでしょうか?
 
 
また、失敗歓迎するということは、失敗する方法が分からないと成功する方法が見えてこないことが多々あります。
 
 
エジソンやライト兄弟など、偉人と言われる人達の経験談でよく注目されるのは
 
 
何千回と失敗を繰り返して、成功にたどり着いています。
 
 
これまでにない、画期的なものを産みだそうとすると、失敗せずに・・・ということはかなり難しいものになります。
 
 
そして日本の企業はバブル崩壊以降、失敗を恐れる経営体質になっているので、
 
 
イノベーションが起きにくくなっていて、今はアジアの企業にも商品力で負けてきてきています。
 
 
失敗を恐れる要因としては、一度失敗すると経営へのダメージが大きいからです。
 
 
だから、「デザイン思考」の考え方は、できるだけコストを抑えてたくさん失敗するです。
 
 

 
そのプロセスは
 
1.共感
2.問題定義
3.アイデア創出
4.プロトタイプ
5.テスト
 
の流れになります。
 
 
「共感」は観察やインタビューから、対象者が不便に感じていることを感じ取ります。
 
 
「問題定義」でそれが何が原因で発生しているのか定義します。
 
 
「アイデア創出」でその問題解決アイデアをできるだけ多く出します。
 
 
「多様な複数人数でのコミュニケーションから創発を起こす」は特にここでのキーになります。
 
 
普通のアイデアから斬新なアイデアまでどんどん出します。
 
 
「プロトタイプ」「テスト」は
 
 
「失敗を歓迎する。だからできるだけコストを抑えてたくさん失敗する」
 
 
ところになります。
 
 
だから試作品はできるだけ費用を抑えます。
 
 
簡単に手に入る、段ボールや紙皿、ロープなどを活用して手作りでササっと作ってしまいます。
 
 
そしてできた試作品を使って「テスト」をします。
 
 
実際に活用したらどうなるかの寸劇を行います。
 
 
それが上手くいかないと感じるところがあったら、それは失敗として、それを改善するにはどうすれば良いか
 
 
「アイデア創出」に戻り、新たな「プロトタイプ」を作って「テスト」しなおします。
 
 
それを繰り返すことにより、新しいアイデアで完成度の高いものが出来てきます。
 
 
このプロセスを経営に取り入れて行こうというのが「デザイン経営」になります。
 
 
中小企業の場合は、人材が少ないという場合もあると思います。
 
 
積極的に外部の人材を取り入れる方法もあるかと思います。
 
 
企業経営は常に競争にさらされています。
 
 
その中勝ち残っていくために、とても有効な方法だと思います。
 
 
ぜひチャレンジしてみてください。
 
 
※Act And Actの経営相談・セミナー・研修はこちら※
 
 
※お問い合わせはこちら※
 
 
銀座コーチングスクール心斎橋校(大阪)
銀座コーチングスクール心斎橋