最近、このコラムもモンスター部下というキーワードで検索されて来られる方が多くいます。
 
 
それほどモンスター部下というキーワードに悩んでいたり、敏感になっている経営者や管理職が多いのでは無いでしょうか。
 
 
先日も書きましたが、モンスター部下VSパワハラ上司の構図を作ろうとする
 
 
何かしらの力が働いているように感じます。
 
 
些細なことでモンスター部下やパワハラ上司のレッテルを一度貼ってしまうと、そこから抜けられなくなります。
 
 
そしてさらに根が深くなっていきます。
 
 
人は一度それを思いこむと、それを正当化するための理由をいろいろ見つけようとします。
 
 
アップルファンの人は、アップルの良いところだけをいっぱい探して悪い情報には耳を貸さなくなってたりしないですか?(^^)
 
 
一度、モンスター部下かもしれないと思った瞬間から、モンスター部下である証拠集めをし始めます。
 
 
些細なことの積み重ねでモンスター部下確定のレッテルを貼ります。
 
 
そしてそれを強化し続けます。
 
 
ちょっと叱っただけで、パワハラと言われる上司と逆のことと考えてもらえたら良いと思います。
 
 
モンスター部下と思われている部下は、どんなことを考えるでしょうか?
 
 
パワハラ上司と思われている上司は、どんなことを考えるでしょうか?
 
 
モンスター部下と思われている部下は、上司が自分のことをモンスター部下と思っているなと感じ取ります。
 
 
だからその期待に応えるような行動を取ります。
 
 
もはや悪循環が起こります。
 
 
そこから抜け出したかったら、その悪循環を止める必要があります。
 
 
悪循環を止めることは可能です。
 
 
ただ、その根が深ければ深いほど慣性が働いているので、完全に止めるまで時間がかかります。
 
 
だから、それまで強い我慢が求められます。
 
 
 
このような環境が起こる理由は、最初に述べたように、少しずつ積み重ねられる不信感だと思います。
 
 
「会社側は雇ってあげているんだから、それに対して仕事の成果を出すことは当たり前だろう」
 
 
と考えるかもしれません。
 
 
正論だと思いますし、私も思います。
 
 
ただ、限度はあるでしょう。
 
 
どれぐらいの対価を与えているかにもよります。
 
 
その仕事に見合う給料を与えていますか?
 
 
同じ内容の仕事をしているのに、他の会社の方が給料が良いとか無いですか?
 
 
それだと社員はその分だけしか働こうとしなくなります。
 
 
心理学で公平論という話があります。
 
 
例えば、年功序列で自分より給料の高い人が自分より仕事をしていなかったら、その人より真面目に仕事をするのがばからしくなってくるという感覚です。
 
 
部下ががんばれば、業績が上がって、給料上げられるんだ
 
 
という考え方をされるかもしれません。
 
 
ただ、業績に関わる責任は上司側の責任の方が大きいです。
 
 
上司が間違った戦略をとっていたら、頑張れば頑張るほど間違った方向に進むからです。
 
 
上司が正しいマネジメントをしていたら、少ない力で大きな成果をあげることも可能です。
 
 
また、部下のやる気を引き出すための対価は、お金だけではありません。
 
 
お金だけになると、大企業にはかないません。
 
 
部下の努力を認めるということも必要です。
 
 
怒ってばかりいたり、否定ばかりしていませんか?
 
 
そういうことをされ続けるとやる気を失うでしょう。
 
 
自社のために働いてくれている部下に感謝していますか?
 
 
上司に感謝してもらえない部下は、上司に対しても感謝しなくなります。
 
 
部下は上司の鏡のような存在だと考えてもらえたらいいのかもしれません。
 
 
この上司の下で働きたいって感じてもらえることが一番の対価かなと感じています。
 
 
ただすべての部下が、同じようにやる気を出してくれるわけでは無いということも事実だと思います。
 
 
やっぱり人間なのでそれぞれの価値観があります。
 
 
本当はやりたくない仕事なのかもしれません。
 
 
そういうときも真摯に話し合える環境を作っていくのも上司の役目だと思います。
 
 
部下の本音を引き出し、モチベーションを引き出すコミュニケーションが上司には必要です。
 
 
そのスキルを身に着けるには、コーチングの手法を学ぶことが一番だと思います。
 
 
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