ワンマン経営にはリスクがあります
 
 
と聞いて、まず思い浮かぶのが日産自動車の事例では無いでしょうか
 
 
元会長のゴーンさんのワンマン経営になってしまっていたため、誰も不正を止めることができなかった
 
 
という事例があります。
 
 
ワンマンだとしてもゴーンさんは経営手腕にすごいものがあったので、会社自体は経営危機から脱しましたし、大きく成長したのでそれは良かったのですが。。(^^;
 
 
中小企業の場合、どうでしょうか?
 
 
中小企業の場合、多くの会社が社長に権限が集中しているワンマン経営のタイプが多いのではないかと思います。
 
 
それで上手くいっている会社が多いので、それが間違っているとは言えませんが、何点かリスクがありますので
 
 
それを理解したうえで、経営をしてほしいなと思います。
 
 
ワンマン経営になって、一人に権限が集中しすぎると、日産の例のように誰も暴走を止められなくなるということがあります。
 
 
意思決定して実行していくスピードが速いですが、間違った方向でも同様になってしまうということです。
 
 
また、後継者が育たない可能性があるというリスクがあります。
 
 
経営者にすべてを依存してしまう組織ができあがることになってしまうかもしれません。
 
 
だからその経営者がいなくなった時が一番のリスクとして大きくなってきます。
 
 
日産自動車もこれまで海外企業とのアライアンスを主導してきたゴーンさんがいなくなったら
 
 
今後誰がそれをするのだ?ということが課題になっています。
 
 
上場企業においても
 
 
ソフトバンクの孫さん、ファーストリテイリングの柳井さんがいなくなることが経営のリスクとも言えます。
 
 
大企業なら、それなりに人材がいるので、なんとか立ち直ることができるとおもいます。
 
 
中小企業の場合は企業自体の存続の危機になります。
 
 
中小企業の後継者不足が大きな問題となっています。
 
 
2018年度の人手不足倒産の理由で最も多かったのが後継者不在による倒産だったそうです。
 
 
御社は後継者人材が育っていますか?
 
 
企業にとって重要な使命は将来にわたって持続的に成長していくことだと考えています。
 
 
それは世代交代しても同様です。
 
 
何世代にわたっても成長し続ける企業”ビジョナリーカンパニー”になることが理想的と考えています。
 
 
そのためにはまず経営理念があることが大切です。
 
 
この会社がなんのために存在しているのか?
 
 
その目的を言語化したものが経営理念になります。
 
 
これが会社の意思決定の判断基準の軸になります。
 
 
そして、その目的を達成した姿を描いたものがビジョンになります。
 
 
そのビジョンを達成することが社員全員の目標になります。
 
 
そのビジョンを達成するために行動する社員をサポートすることが経営者の役割かと思います。
 
 
また、ビジョンを描けていたら、経営者もどのような人材を育成する必要があるかがはっきりしてくると思います。
 
 
そうであれば、後継者育成のことも逆算していつから育成する必要があるか見えてくると思います。
 
 
あと経営者に求められることは、従業員を信頼することになります。
 
 
経営者自身が間違った判断をしたとして、それを指摘してきた従業員がいても聞き入れることができるか。
 
 
それができないとワンマン経営と変わらなくなりますので(^^;
 
 
会社を大きくしたい経営者の役目は何か?
 
 
という質問に対する回答ですが、
 
 
あるセミナー講師が言っていたのがなるほどと思ったことがあります。
 
 
”経営者と同じ能力の人材を2名育てること”
 
 
会社を大きくしたいならそうですよね。
 
 
会社は一人では大きくできないので。
 
 
やはり人材育成が重要になります。
 
 
そして、積極的に権限委譲していくことが経営者に求められるかなと感じます。
 
 
組織論から考えて、強い組織にする場合
 
 
経営理念に加えて、コミュニケーションを活性化していくことが必要です。
 
 
経営理念があったとしても、発言しづらい環境だと、組織の結束力としては弱いものになりますし
 
 
間違った方向にいってたとしても誰も止められなくなります。
 
 
ワンマン経営のリスクを回避するためにも、コミュニケーションを活性化するための施策をとってみてください。
 
 
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