コーチングやコンサルティングなどもそうですが
 
 
ほぼすべてのことは、どのような時にでも有効であるわけではありません、
 
 
内部環境、外部環境に合わせて、柔軟に活用するものを変える必要があります。
 
 
コーチングが有効である条件というものは
 
 
一般的に”緊急ではないけど重要な課題”と言われています。
 
 
”緊急で重要な課題”としては
 
 
お客様からのクレーム対応や、日々の実務などです。
 
 
この場合は、話を聴くよりも、迅速に指示した方が望ましいかもしれません。
 
 
”緊急で重要ではない課題”としては
 
 
訪問営業の対応や、備品の在庫切れに気づいたときの対応などです。
 
 
この場合も、コーチングよりも指示やマニュアル対応の方が良いかもしれません
 
 
多くの場合、この仕事に忙殺されて、”緊急ではないけど重要な課題”が後回しにされがちです。
 
 
後回しにされた結果、気づいたときには手遅れになる場合があります。
 
 
その”緊急ではないけど重要な課題”というものについて
 
 
人材育成、組織風土改革、経営戦略の策定などです。
 
 
今、良い人材が育っていない、後継者がいないといった問題。
 
 
なかなか業績低迷から抜けられないといった問題。
 
 
それは将来起こる可能性のある重要な課題を放置してきた結果に起こりがちです。
 
 
また、最近では管理職もプレイングマネージャーとして、実務に追われていて
 
 
部下の育成に手が回らない状況になったりしています。
 
 
それを分かっていながら何もしてきていないという経営者や管理職が多くおられる感じがします。
 
 
それを外部環境のせいや、会社のせいにしているうちは解決にはなかなか向かわないでしょう。
 
 
そのまま経営が立ち行かなくなった時、それはそれで仕方がないと思えるのであればいいかもしれませんが。
 
 
このようなシーンで”コーチング”は有効になります。
 
 
何が今一番大事なのかしっかり考えることになります。
 
 
会社を成長させるうえで、何に時間をとって、何を辞めるのかを判断していきます。
 
 
誰でも1日24時間は平等に与えられています。
 
 
この時間をどのように使うかが、生産性に影響してくることになります。
 
 
 
最後に”緊急ではないし重要でもない課題”です。
 
 
職場の大掃除など整理整頓でしょうか。
 
 
重要度は状況によって変わりますが、日々の業務としてと前提があります。
 
 
ストレスがたまると、こういった利益を生まない作業に時間を取られがちになったりします。
 
 
このような課題に対応する時間は極力減らしていく取り組みが必要です。
 
 
これまでコーチングスキルを身につけた方が良いという話をしてきましたが
 
 
全ての場面では有効では無いということを理解しておいてください。
 
 
ただし!
 
 
会社からの指示を受け入れてもらったり、叱っても受け入れてもらえるという関係性は
 
 
日々のコーチングスキルを活用とした、”聴く力”が重要になります。
 
 
まったく信頼してない相手から指示されたり、叱られたりすると防衛本能が現れる可能性があります。
 
 
 
また、社員の習熟度によっても使い分けが必要です。
 
 
新入社員など、まだ仕事のことに対する知識が少ない人材に対しては
 
 
ティーチングの方を優先した方が早いでしょう。
 
 
仕事を覚えてきた、中堅社員以上の場合は、
 
 
自ら課題を解決していけるようにコーチングの方を優先した方が成長を促せます。
 
 
コーチングに対する認知度はまだまだ少ないです。
 
 
コンサルティングと同じようなものと理解されている場合も多くあります。
 
 
コンサルティングもそうですが、問題を後回しにし過ぎて、大きくなった後に相談に来られるところが多いように感じます。
 
 
うまく回っているうちは、小さな問題のことは気にならないのかもしれません。
 
 
気にしていないうちに、その小さな問題は大きく成長してしまいます。
 
 
そしてそのうち状況はよくなるだろうと運に任せるようになります。
 
 
運が回ってこず、どうにもならなくなった会社が事業再生案件として、コンサルタントのところに来られます。
 
 
病院でいうと、末期の患者さんのような感じです。
 
 
こうなるとよっぽどの名医でも治すのが難しくなってきます。
 
 
だから経営者の方にお願いするのは、もっと早め早めに課題に対処していただきたいということです。
 
 
気づかなかったと言われるかもしれませんが、一人ではなかなか気づかなくて当然です。
 
 
経営コンサルタントやコーチングなどを活用して、自社を客観的に診断するような仕組みを取り入れることで気づけることはできるはずです。
 
 
ビジョナリー経営をお勧めしている理由は、外部環境がどうであれ、目指す方向性が変わらないから、経営に迷いが少なくなるからです。
 
 
問題が大きくなって相談に来られるので、どうしたら問題が解決するのかが知りたいのは分かります。
 
 
ただ、状況にもよりますが、”どうするか?”よりも”何を目指すか?”の方が重要です。
 
 
例えばメーカーでも、生産コストを下げる課題の解決方法について
 
 
”最新設備を導入する”と”最新設備をもった工場に委託するファブレスを目指す”ではやることが全然違います。
 
 
まず会社が”どうありたいか”のビジョンを示す方が重要だと考えます。
 
 
こういうことは即座に決められるものではありません。
 
 
ですので、早め早めにコーチングを導入して、日々課題に対処するような仕組みを作ってほしいと思います。
 
 
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