中小企業の新事業展開について
 
 
なかなかリスクの高さを感じて、なかなか手が出せないというところが多いのかなと感じます。
 
 
人手不足から、そのようなところまで手が回らないというところもあると思います。
 
 
そして、主要事業の市場縮小のため、追い詰められて新事業展開を考える会社があります。
 
 
そのような状況に追い込まれると、なかなか抜け出せません。
 
 
大塚家具を見ていると、それを強く感じます。
 
 
だから好景気の今だからこそ、考えておくことをお勧めします。
 
 
先日、ソフトバンクの新事業展開の考え方についての記事をみました。
 
 
ソフトバンクは客観的にみると、無茶な感じで新事業展開されてるんで
 
 
なかなか参考にしづらいところなんですが、
 
 
実施するかどうかは別にして、考え方は参考になるかなと感じます。
 
 
ソフトバンクの考え方として重要なことはまず
 
 
「0⇒1」の新事業は絶対しないを基本としているそうです。
 
 
これまで世の中に無かった新しいものというのは、結構リスクが高い
 
 
ということからだと思います。
 
 
セグウェイとかもそうですが、開発費だけでなく、マーケティングなどにかかるコストも莫大なものになります。
 
 
だから経営資源にある程度余裕が無いと、失敗したときのダメージがでかくなります。
 
 
これまでに自社にとって経験の無い分野も、これまでの会社の資産が活用できないため、リスクが大きくなりがちです。
 
 
無関連多角化といわれるものです。
 
 
新事業展開と言うと、今の事業がダメになったときに備えて、もう一本の柱を!と考えて
 
 
無関連多角化への発想が浮かびがちですが、中小企業にはハイリスクなので慎重に進めることをお勧めします。
 
 
そのような基本を抑えた上で、ソフトバンクの新事業展開のポイントは
 
 
・積極的な投資と先進テクノロジを活用した取り組み
 
・各業界大手と展開し始めたユニークな共創プロジェクト
 
・内製にこだわり、パートナーもフラットな視点で決める
 
 
の3つだそうです。
 
 
1つ目の「積極的な投資と先進テクノロジを活用した取り組み」は
 
 
借金額がとんでもない、ソフトバンクらしい考え方だなと思います。
 
 
大企業だからできるんだと思ってしまいがちですが、ソフトバンクも中小企業だった頃があるはずなので
 
 
中小企業にも可能なことなのかなと思います。
 
 
経営者のタイプによって変わると思いますが、投資と考えるか、費用と考えるかで経営者の意思決定は変わってくると思います。
 
 
積極的に投資できない経営者は、おそらく経営戦略に自信が無いのだろうなと感じます。
 
 
その投資をしても、本当に回収できるのだろうか?
 
 
その自信が無いから、投資できないのだろうなと感じます。
 
 
孫さんは、自分の戦略に絶対的な自信を持っているから、大借金というリスクをとっても積極的に投資していけるんだろうなと思います。
 
 
ただし、どちらが良いかは、結果を見ないとわかりません。
 
 
自信と過信も違いますし。
 
 
ボーダフォン買収したときは、絶対失敗すると私は思ってたので(^^;
 
 
孫さんだから成功したのかもしれないので、積極的に投資することが正解だとは思いません。
 
 
ただ、自信がなくて、全く投資ができないのもどうかと思います。
 
 
新事業展開とは少し方向が違いますが、社内向けの投資は成果が出やすいです。
 
 
働き方改革、生産性改善のためにAIやITのシステムに投資すると収益性が改善されて
 
 
新事業展開の余裕が生れるという効果につながるかもしれません。
 
 
常に新しい技術が生れてきますので、アンテナを張り続けることが経営者には求められるなと感じます。
 
 
2つ目の「各業界大手と展開し始めたユニークな共創プロジェクト」は、
 
 
オープンイノベーションの考え方だと思います。
 
 
もう自社だけするよりも、周りの会社も巻き込んだ方が新しいアイデアもできるし
 
 
デファクトスタンダードをつかみやすく、無駄な競争も避けられることから
 
 
新事業につながりやすいということだと思います。
 
 
ソフトバンクぐらいなら、周りの会社も組みたいと思ってくれると思いますが
 
 
中小企業と組みたいという会社を探すのは大変かもしれません。
 
 
ただ、商工会議所など公的機関を通じるとそのような会社が見つかるかもしれません。
 
 
東大阪の人工衛星のプロジェクトのような事例もありますので
 
 
不可能では無いと思います。
 
 
これも経営者がどのように、行動しているかによってチャンスをつかめるかどうか変わってきます。
 
 
3つ目の「内製にこだわり、パートナーもフラットな視点で決める」は、2つ目に関連するかなと感じました。
 
 
要は、他社と組むなら、他社にとってメリットのある会社でなければならない
 
 
だから自社の強みを作って、守る仕組みは作っておいた方が良いという考え方だと思います。
 
 
後は、そのようなパートナーを作ると、最初は良いかもしれませんが
 
 
長くなると馴れ合いになってくる可能性があります。
 
 
だから常に客観的なフラットな目線で見ることが必要です。
 
 
いきなりソフトバンクと同じ考え方を取り入れるということはハードルが高いと思いますが
 
 
できそうなところから取り入れてみると良いのではないかと思います。
 
 
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