「モンスター部下が急増」のニュースをよく見ます。
 
「歓送迎会は残業代つきますか?」
 
「残業はしたくありません」
 
自分の部下はモンスター部下かも……
 
このコラムにたどり着いたのは、そう感じているからかもしれません。
 
どうやって、対処すればよいのでしょうか?
 
公平理論
 
 

〇モンスター部下とは

 
【モンスター部下の特徴】
 
・”自分のやりたいことだけ”を主張する
・会社の要求には応えていないのに、権利だけは主張する
(義務を果たさず権利を主張する)
 
などなど
 
をよく聞きます。
 
最近ではパワハラなどの問題が話題にあがるので
それを逆手にとって強く出るケースも増えているようです。
※統計をとってるわけではないですが(^^;
 
モンスター部下は権利については、調べており、知識が深い特徴を持っています。
頭はいいものの、その良さを保身に必死になります。
 
 
 
本来であれば採用されないような人材でも、人手不足の今だからこそ雇わざるを得ません。
 
だから、「このような人材でも上手く育成する」が求められています。
 
 
 
このコラムにたどり着いたのは、どうやったら辞めさせられるかを調べにきたのかもしれません。
 
その場合は、社会保険労務士に相談してみてください。
 
労働契約で同意したレベルの仕事を、本当にこなさないのであれば
何か対処法が存在するのかもしれません。
 
 
 
ただし、そのような人材が増えている今は
 
辞めさせたところで、また採用する社員が同じようになるかもしれません。
 
 

 
 

〇モンスター部下が生まれる理由

 
 
どうしてモンスター部下が生まれる?
いろいろな考え方がります。
 
・ブラック企業に対する過度な警戒感
・上司自身がモンスター部下とレッテルを貼ってしまう
 
などです。
 
 
 
「ブラック企業に対する過度な警戒感」は、マスコミの影響なども大きいでしょう。
正直いろいろなパターンが存在するので、何とも言えません。
 
本当に社員を過労死にまで追い込むブラック企業も存在します。
一方で、残業するだけでブラック企業とレッテルを貼る若手社員もいるそうなので。
 
 
過剰に反応しすぎな感じするのですが
若手社員は自分の身を必死で守ろうとするときモンスター部下のようになります。
会社や上司の言う通り素直に働いていると身体を壊すかもと警戒しているのです。
 
 
結局のところ、経営者や上司を信頼していないのです。
 
 
「上司自身がモンスター部下とレッテルを貼ってしまう」
のも、上司側が過剰に反応しているように見えます。
 
 
自分の部下が”モンスター部下”と決めつけたら、
仮にそうであってもなくとも、無意識に”モンスター部下”として対応することになります。
 
 
”モンスター部下”と扱われていると、
その扱いに応えるように”モンスター部下”の役割を続けます。
 
 
結局のところ、経営者や上司が部下を信頼していないのです。
 
つまり、お互い信頼できていない状態がモンスター部下を生み出します。
 
 
ストレスケア
 
 

〇モンスター部下の対処法

 
モンスター部下を持ったときの対処法。
 
それは信頼関係を築くしかないです。
そして、とても時間と労力がかかります。
 
 
入社した瞬間は信頼関係は低いです。
 
その時点で、どのようなコミュニケーションをとるかによって
信頼関係が強化されていくか、壊れていくかが決まります。
 
 
モンスター部下の対処法はコミュニケーション能力の強化です。
 
 
 
部下は、上記のように、この上司大丈夫かな?
と警戒モードから入ります。
 
 
一言で上司と言っても、
・好きな上司
・嫌いな上司
様々です。
 
 
あなたは部下から見て、どのような上司でしょうか?
 
 
 
部下の気持ちを聴かずに、正論で仕事をさせてないですか?
 
誰もがついていきたいと思えるような理想の上司を目指せば、
モンスター部下の問題も自然と解決できるでしょう。
 
まずは信頼されるために、「コミュニケーション力を強化する」が重要になります。
 
 

 
 

〇コミュニケーション力と聴く力

 
コミュニケーション力を強化する必要があるのですが
コミュニケーションに対する誤解が
コミュニケーション力強化の妨げになっています。
 
 
 
コミュニケーションに対する誤解とは
 
・伝える力を強化する必要が一番重要
・部下のコミュニケーション能力が低い
 
です。
 
 
「伝える力を強化する必要が一番重要」
 
多くの場合、
わかってもらえるように伝えられていないのが原因だと考える人が多いです。
 
 
ですが、部下は上司の話は分かっています。
ただ、それを「分かった」と言うと、しんどくなるのも分かっています。
だから抵抗するのです。
 
実は「伝える力」よりも「聴く力」の方が重要です。
 
自分の気持ちを聴いてくれない人の話を一方的に聴くのは危険だと感じています。
だから上司は、まず「聴く力」を身につける必要があります。
 
 
 
「部下のコミュニケーション能力が低い」
 
確かにそうかもしれません。
 
 
けど上司-部下間のコミュニケーションがうまくいってないとすれば、
その原因は上司側のコミュニケーション力です。
 
 
それは先に書いた「聴く力」です。
 
 
おそらく「聴き方」を習ったことないからです。
だから「聴く力」が無い上司が多いです。
 
メンタルヘルス
 
 
 

〇コーチングスキルを身につける

 
「聴く力」を強化するためにできること
それは、「コーチングスキルを身につける」です。
 
 
「聴く力」とは、「相手に本音でたくさん話をしてもらう力」です
 
 
「コーチングスキル」は、「相手に本音でたくさん話してもらいながら、気づきを促すスキル」です。
 
 
だから、コーチングスキルを身につけると
相手がもっと本音で話してくれるようになります。
 
 
注意点は、身に付いたレベルに達するまで数年かかります。
そのためコーチング研修など受講しても挫折される方が多いです。
 
 
最初、部下は防御態勢でのコミュニケーションをします。
 
自分の意見も聴いてくれるんだ、と感じると本音の話もできるようになります。
(注:「意見を聴く=賛成する」ではない)
 
 
本音の話をできる状況は、上司を信頼している状態に近いです。
信頼している上司の話は素直に聴こうと姿勢になります。
 
上司の話に不安を感じても、その気持ちを上司が聴いてくれるといった安心感があるからです。
 
そういったコミュニケーションの質の改善に、コーチングスキルが有効です。
 
 
コーチング・コミュニケーション
 
 

〇まとめ

 
 
モンスター部下とは、ただ上司に警戒している社員のことです。
 
モンスター部下とレッテルを貼るのは、上司の先入観による場合も多いです。
 
 
最近の若手社員は、働き方に大きな理想を持っています。
 
本来は理想の仕事をしたいなら、起業するしかないです。
 
しかし、そこまでの勇気は無いです。
 
 
起業できないから、就職したけど、できるだけ自分のやりたいようにやりたい。
 
それが大きな矛盾となって、仕事に集中できない状況を作り出す。
 
 
上司は会社が社員に期待するものを納得してもらえるように伝える必要があります。
 
ただ、納得してもらえる環境を作るには、信頼関係を築かなければなりません。
 
 
 
まず信頼関係を築く。
 
 
そして、仕事をすることによって、部下にも大きなベネフィットが存在することを感じてもらう。
 
そうすると仕事に真剣に取り組めば取り組むほど、自分自身にリターンが受けられる考えるようになる。
 
そうすれば、上司と部下が協力して仕事できるようになるのではないかと思います。
 
 
 
そこで重要なスキルがコーチングスキルです。
 
管理職研修でコーチング研修を受講された経験があるかもしれません。
 
しかし、多くの場合で効果が無いと言われています。
 
 
それは、コーチングスキルの習得には、長期的なトレーニングが必要だからです。
 
多くの研修は、数回程度で終わるものが多いです。
 
 
私たちのコーチングスキル研修は、長期的なトレーニングで設計しています。
 
詳しくは、コーチング・コミュニケーションのページをご覧ください。
 
 
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