男性の育休取得を促すように制度が整ってきました。
 
 
その制度の充実度は先進国でもトップクラスだそうです。
 
 
ただし、その制度を活用度は、低レベルだそうです。
 
 
良い制度があるのに、使われない。
 
 
そのようなギャップが問題。
 
 
そのような話を聞きました。
 
 
そのような中、株式会社カネカの男性社員が
 
 
育休取得後、復帰したらいきなり異動を命じられて
 
 
結局辞めさせられる形になった
 
 
というニュースが話題になりました。
 
 
カネカ以外でも
 
 
話題になっていないだけで行われているようです。
 
 
複雑な問題ですね。
 
 
1年間育休で抜けたら、その人がいなくても良い体制ができあがります。
 
 
その人が戻ってきたら、その人が余ってしまうから、異動させる。
 
 
そうすると報復人事と言われてしまう。
 
 
それじゃ、その人が戻ってきたからと、その仕事をカバーしてきた人材を異動させる。
 
 
それはそれで、その対象になったかたは、どう思うんだろう?
 
 
やっと仕事が効率的に回せるようになってきたころで異動させられる。
 
 
私だったら不満になりそうです。
 
 
そのようなことにならないようにするには、
 
 
最初から1人育休に入っても大丈夫なような、人数で構成しておく
 
 
ということが考えられます。
 
 
そしたら育休で一人休んでも、仕事は回ります。
 
 
戻ってきても、通常状態に戻るだけなので、異動とかはありません。
 
 
積水ハウスがそのような仕組みを取り入れているそうです。
 
 
つまりこの仕事の考え方は
 
 
本当は20人でできる仕事を21人でしているという状態です。
 
 
21人いないとできない量の仕事があると、1人も抜けられません。
 
 
株主から言うと、とても無駄で、非効率なことをやっているように見えます。
 
 
1人分のコストが増えるので、その分価格転嫁されます。
 
 
会社によっては、価格をあげると、売り上げが激減します。
 
 
そのような会社の場合は、利益率が減少してしまいます。
 
 
だから商品・サービスの価値を高めていく必要があります。
 
 
・・・・・・という話
 
 
これは大企業の話です。
 
 
問題は中小企業です。
 
 
もともと人数をギリギリでやっている中小企業は、そのような余裕がありません。
 
 
2人でやっている会社で、1人育休で休まれたらどうしろというのでしょうか。
 
 
その時1人派遣ででも雇えば良いというかもしれません。
 
 
それが誰でもできる仕事じゃない場合はどうすれば良いのか?
 
 
人を雇っても良いかもしれません。
 
 
その代わり、人件費が増えた分価格転嫁しないと赤字になります。
 
 
多くの場合、中小企業は価格転嫁できません。
 
 
コストが上がれば、大手が取引してくれなくなるからです。
 
 
さぁどうすれば良いのでしょうか?
 
 
最近の国の政策は、中小企業を無視しているように感じます。
 
 
1人でやっている経営者の育児休暇はどのように考えてるのでしょう?
 
 
国が代わりに、経営してくれるのなら良いかもしれませんが。
 
 
絶対に無理でしょう。
 
 
 
国は、ベンチャーを創出して
 
 
国内の会社の新陳代謝を高めたいと思うなら
 
 
ベンチャー企業が立ち上がりやすい仕組みを考えて欲しいと思います。
 
 
ベンチャー企業が利益がほとんど出ない時から、人数を多めに抱えないと経営できないようにするのは
 
 
どうしても無理があるように感じます。
 
 
 
とは言っても!!!
 
 
ここからは、とは言ってもという話。
 
 
労働者側から見るとどう見えるか?という話
 
 
労働者側から見ると、有給取得とか育児休暇とかしっかりとれる
 
 
働きやすい職場で働きたいです。
 
 
 
大企業は余力があるので、そのような体制づくりを簡単にしてきます。
 
 
中小企業は?
 
 
だから労働者側は、大企業志向になるのです。
 
 
 
そこで中小企業の経営者に問われるのは
 
 
”だからどうする?”
 
 
です
 
 
中小企業には無理とあきらめてしまうのか。
 
 
そのような状況にさらされても、成し遂げたいビジョンがあるのか。
 
 
どうしても成し遂げたいビジョンがあるなら。
 
 
大企業に行くような人材が来たくなるような魅力を会社に作っていく必要があります。
 
 
その中で、有休休暇や育児休暇もその要素になるでしょう。
 
 
 
まずは商品・サービスの価格主導権が握れるような開発を進めてください。
 
 
人材に余裕持っても、利益が出せるように。
 
 
人材紹介会社や、同業者間での人材の流動性ネットワークを作るとかも考えられるかもしれません。
 
 
重要なのはコミュニケーションです。
 
 
助け合う仲間をどれだけ作るかが重要です。
 
 
有休休暇や育児休暇で誰かが休んでも助け合える仲間を。
 
 
そのような環境を作っていくには、経営者のリーダーシップが重要です
 
 
 
そのような経営者の意思決定をサポートする仕事をしています。
 
 
ぜひお問い合わせいただければと思います。
 
 
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