部下のいる管理職は大変。
 
 
個性の違う部下をまとめるのに苦労されています。
 
 
「部下のコミュニケーション能力が低い」と愚痴を言う上司もいます。
 
 
このコラムでは、厳しいかもですが
 
 
「部下のコミュニケーション能力が低い」と言ってる上司のコミュニケーション能力が低い
 
 
と書いています(^^;
 
人事評価制度
 
 
 

〇コミュニケーションとは

 
コミュニケーションとは、
 
 
組織内の情報を共有出来て初めてコミュニケーションが取れたと言います。
 
 
つまり、「部下が報告・連絡・相談が無い=コミュニケーション力が低い」と言ってるのであれば、
 
 
そうさせない上司のコミュニケーション力不足と考えます。
 
 
報告・連絡・相談するメリットが無いなら、部下も進んで行わないません。
 
 
提案すると、すぐ否定する。または、丸投げされる。
 
 
相談するとバカにされる。
 
 
報告すると、分かりやすく話せと怒られる。
 
 
などなどがあれば、部下は上司と話をするのが嫌になります。
 
 
仕事なんだから仕方がない。部下のコミュニケーション力が低いのが原因だ。
 
 
と言っているのであれば、いつまでもコミュニケーションが改善しません。
 
 
当たり前のように多くの職場で起きています。
 
 
いつまでたっても、コミュニケーション力が課題と言われ続けている理由です。
 
 

 
 

〇コミュニケーション力の低さは上司の聴く力不足が原因

 
 
コミュニケーション(通信)の仕組み
 
 
たとえば電子メールなどは
 
 
送信側が送る時、パリティといわれる送信データから計算された値を一緒につけて送ります。
 
 
受信側はデータを受け取ったら、データからパリティを計算する
 
 
送信と一緒に送られてきたパリティと受信側で計算したパリティが一緒であれば、正確に受信ができたと判断、OKを送信側に返します。
 
 
間違っていればNGを送信側に返す。
 
 
送信側はNGを受け取ったら、もう一度送信をやり直します。
 
 
そうやって、送った側が、ちゃんと送れたか確認する。
 
 
上司と部下のコミュニケーションになると、上司が送ったメッセージを部下が正確に受け取ったかの確認がないのが多い。
 
 
上司は「これぐらい分かるやろ」の前提でメッセージを送り続けます。
 
 
指示した通りに動かないと不満をもったりする。
 
 
上司が部下がわかるまで、伝え方を変える必要があります。
 
 
部下が分かったかどうかを把握するための力も”聴く力”です。
 
 
人事評価制度
 
 
 

〇コミュニケーションは能力の高い方が低い方に合わせる

 
 
学者が小学生とコミュニケーションをとるにはどうすれば良いか?
 
 
学者側が、小学生でもわかる言葉に変えて伝える必要があります。
 
 
上司と部下の関係も同様です。
 
 
上司の方が知識と経験があります。
 
 
上司が「これぐらい簡単やろ」と言うものも、「部下にとっては難しい」が多くあります。
 
 
そのミスマッチがコミュニケーションを困難にする。
 
 
つまり、コミュニケーション力を改善する必要があるのは、上司側です。
 
 
それに気づかない限り、同じ失敗を繰り返す。
 
 
毎年のようにコミュニケーション研修を行いながら、何も変わらない状況が続きます。
 
 

 
 
 

〇コミュニケーション力を低い方に合わせるのが意外に大変

 
 
コミュニケーション力の低い方に合わせる。
 
 
それができないのが大きな壁があるからです。
 
 
一つは、成功や苦労の経験から生まれる価値観。
 
 
上司側の”これが正しい”です。
 
 
人の話を聴くとき、その価値観が邪魔をする。
 
 
おもわず「それは違う」と指摘します。
 
 
価値観を置いてニュートラルに人の話を聴くのは大変なのです。
 
 
多くの上司ができません。
 
 
部下のコミュニケーション力が低いと決めつけます。
 
 
もう一つの壁は時間です。
 
 
中間管理職も忙しすぎるのです。
 
 
1人1人、時間をとって聴く時間がありません。
 
 
早く結論を出して、仕事に取り掛かってくれないと間に合わないというプレッシャーが常にあります。
 
 
だから人の話は聴かず、指示を出します。
 
 
そして関係性が壊れてきます。
 
 
関係性が壊れたら、修復に大きな時間を要します。
 
 
こういった中間管理職の事情を考慮して
 
 
コミュニケーション力が高い組織開発には経営者の理解が必要なのです。
 
 
成果に目を奪われがちですが、長期的な目線でたてば組織開発も重要です。
 
 
部下のモチベーション
 

〇組織づくりの差が経営成果の差に変わる

 
 
モンスター部下とのコミュニケーションに悩んでいる時間、生産性が低くなります。
 
 
上司の役割は生産性を上げる事です。
 
 
ただし、その上司の役割を果たせないようにしているのが、会社自身だったりします。
 
 
経営者は、管理職がメンバーとのコミュニケーションがしっかりとれるような仕組みをつくらなければなりません。
 
 
着手した瞬間、しばらくパフォーマンスが落ちるでしょう。
 
 
コミュニケーションの時間を確保する必要があるので。
 
 
パフォーマンス低下が怖くて着手できないと、いつまでたっても改善しません。
 
 
覚悟が必要です。
 
 
逆に考えると先に着手した企業が生き残るチャンスを勝ち取ります。
 
 
会社は経営者の意思決定の方向で成長も衰退もします。
 
 
会社からモンスター部下がいなくなるかどうかは経営者の意思決定にかかっています。
 
 
ぜひ、理想的な組織づくりに着手してください。
 
 
Act And Actはサポートしてます。ぜひサービスをご覧ください。
 
 
 

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