知的資産経営とは-会社の隠れた強みを競争力に変える

知的資産経営

知的資産経営ってきたことはありますか?一言でいえば、企業内部に存在する目に見えない強みを経営に活かしていくものです。

 

知的資産経営とは

知的資産経営とは、経済産業省のホームページより

「知的資産」とは、人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランド等の目に見えない資産のことで、企業の競争力の源泉となるものです。

これは、特許やノウハウなどの「知的財産」だけではなく、組織や人材、ネットワークなどの企業の強みとなる資産を総称する幅広い考え方であることに注意が必要です。

さらに、このような企業に固有の知的資産を認識し、有効に組み合わせて活用していくことを通じて収益につなげる経営を「知的資産経営」と呼びます。

(引用:経済産業省「知的資産・知的資産経営とは」https://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/teigi.html)

企業との面談で「御社の強みは何ですか?」と聞くと、「わからない」という回答も多くあります。その業界や会社内にいると、当たり前になりすぎて強みと気づかないものも多くあります。

それらを洗い出して経営に活かしていこうとするものです。なかなか自覚されないものだが、企業が存続している以上、何かしらの強みがあるはずです。

 

会社の強み(知的資産)を探す

商品・サービス自身の強みはもちろんあると思われます。

それ以外にも

・従業員の持つノウハウ
・組織力、チーム力
・経営者のリーダーシップ
・従業員の貢献意欲
・顧客との関係性
・情報ネットワーク
・人脈

などなど

決算書などには現れない企業の強みがある。これらを見つけ、強化し活かしていく。

 

知的資産を見つけるには、外部の視点を活かす

これらの強みを見つけるコツがあります。それは自社だけで探さないこと。自社だけで探すと、冒頭にも書いたが当たり前すぎて気が付かない可能性が高くなります。

コンサルタントと共に探すのが望ましいと思うが、まずはお客様に聞いてみるのも良いです。とりあえず自社だけで探さないことが大切です。もし、自社の強みがわからないというのであれば、一度試してみてはどうでしょうか?

 

知的資産を見つけてSWOT分析をする

知的資産が見つかれば、基本はSWOT分析をします。

SWOT分析とは

会社の内部から強み、弱みを見つける。

外部からの機会と脅威を見つける。

強みを活かして、機会をとらえる、脅威をかわす。

弱みを補強する。

といった経営判断をします。

今まで強みと思っていなかったものを、知的資産として見つけ出すことにより、新しい展開が生まれます。

新しい競争優位性を築けることができます。

 

知的資産経営のデメリット

知的資産経営は上述したように経済産業省がホームページ作ってるように、国も力を入れているところがあります。

しかし、弱点もあります。

SWOT分析自体の弱点かもしれません。

たとえば、過去に「ブラウン管用の配線」で大きなシェアを握っている会社がありました。

その会社が知的資産経営、SWOT分析をするとどのような経営判断をするでしょうか。

ブラウン管用の配線に資源を集中してさらに強化して、独占を狙うって経営判断をしました。

その結果、液晶テレビの登場により、その会社は倒産に追い込まれてしまいました。

過去の成功にしがみつきすぎると、経営判断を誤ります。

過去の成功体験が素晴らしすぎると、それを捨てられなくなります。

専門用語として、イノベーションジレンマとよびます。

 

ビジョナリー経営も組み込む

ビジョナリー経営は、まずは現在の知的資産を考えず、「目指すべきビジョン」を明確にします。

目指すべきビジョンが明確になれば、それに必要な資産を集めます。

それに必要な資産に隠れていた知的資産が見つかると強いですね。

デメリットはありますが、上述したように、自社に何も強みが無いと思い込んでいる中小企業は多いです。

強みの無い中小企業では人が採用できません。

人材不足に対応するためにも、自社の知的資産を探してください

 

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