会社内にコーチングを浸透させる方法

コーチング・コミュニケーション

景気動向について、そろそろ減速か?と言われています。人手不足だからと採用を増やしていた会社は、売り上げが落ち込むと大変でしょう。

採用した人材を、活用して生産性を高めていかなければなりません。そのために、コーチングスキルが注目されています。

コーチングスキルが注目されている理由、注目されていながら浸透しない理由を説明します。

【コーチング・コミュニケーション入門セミナー】

 

【目次】

 

 

コーチングが求められる理由

コーチング・コミュニケーション

1on1ミーティングを取り入れる企業が増えているように、コーチングスキルを活用しようとする動きがあります。それは、社員のモチベーションが会社の持続的成長と深く結びついていることがわかっているからです。

そして、昔ながらの指導法では、上手くいかないケースが増えてきたためです。

 

 

ティーチングの限界

少し前は、会社に入ったら、会社のために仕事をして、定年まで働くというのが当たりまえでした。そして、会社に入ったら、上司のいうことをきいて、真剣に働くということも普通だったかもしれません。

しかし、現在では、定年まで働くことが当たり前ではなくなりました。そのため、会社のために仕事をするメリットを感じない社員はモチベーションが低くなります。従来のようなティーチング的な指導方法では、社員はついてこなくなりました。

それを年齢が上の人は、メンタルが弱くなったと表現しますが、単にメリットがないだけです。がんばってほしいなら高給と終身雇用を約束してあげてください。

 

 

仕事の生産性の低迷

社員がモチベーションが下がると、仕事の生産性は落ち込みます。いやいや仕事をしている状況では、良い仕事もできないでしょう。

もし競合他社の社員のモチベーションが高かったら敵わないでしょう。現在、ハングリー精神の高いアジアの企業に、日本企業がどんどん追いつかれている様子をみると相関性がわかります。

日本企業を成長させていくには、社員のモチベーションを高めなければならないのです。そのため、コーチングスキルが求められています。

 

 

 

会社内にコーチングが浸透しない理由

ストレスケア

コーチングスキル自体は、何も新しいスキルではありません。コーチングスキルの企業研修は、大手を中心にいままで実施されてきました。

20年前ぐらいから日本に入っていますが、失われた30年に対して何の効果もあげられていません。日本の生産性は先進国の中では最下位のままになっています。

どうして、20年もたつのに、浸透しないのでしょう?

 

 

コーチングのトレーニング不足

理由の一つは、「トレーニング不足」です。

コーチングは「聴く」を主体としたスキルなので、覚える内容はとてもシンプルです。しかし、「聴く力」の本質は、ものすごく奥が深いものです。それを「しっかり聴けばいいんでしょ」のように、間違った理解をしてしまいます。

「間違ったコーチングをする」⇒「効果が出ない」⇒「コーチングをしなくなる」⇒「コーチングを忘れる」この流れが繰り返されることにより、コーチングの会社内への浸透が阻まれてきたように感じます。

企業研修担当も、コーチングに対する理解が少ないため、簡易的なコーチングの1日研修などを選んでしまうからでしょう。

 

 

上層部の理解が無い

理由のもう一つは「上層部の役職者の理解がない」です。

管理職の中でも、責任感の高い方は、自ら外部のスクールに通ってコーチングスキルをマスターされます。社内に持ち帰って実施したとき、自分が経営者なら自由にできますが、さらに上司がいると壁になる場合があります。

「コーチングを使って部下の主体性を引き出す」⇒「部下が失敗する」⇒「さらに上の役職から、きちんと指導しろと指示がある」⇒「コーチングを使う場がない」

コーチングのデメリットとして、「時間がかかる」というところがあります。スピードが求められる現代、コーチングをさせてもらえないという状況によって、コーチングの会社内への浸透が阻まれます。

 

 

 

会社内にコーチングを浸透させる方法

コーチング・コミュニケーション

なかなか浸透しないコーチングスキルですが、どうしても管理職には必要なスキルとなっています。そのため、1on1ミーティングなどと、名前と形を変えて取り入れている企業も増えてきました。

浸透させているところは、会社全体としての取り組みを行っている会社です。

 

 

経営者のコーチングに対する理解が必要

コーチングスキルを浸透させたいなら、まずは経営者の理解が必要です。村田製作所では、経営者の理解のもと、会社全体でコーチングスキルの浸透に取り組んでいます。

そして、コーチングの特徴、デメリットも理解した上で導入することが大切です。せっかく導入しても、勘違いがあると、役に立たないスキルのレッテルを貼られる可能性があるからです。

しっかりコーチングに対する理解を深めることが必要です。

 

 

コーチングを浸透させるための仲間づくり

コーチングを浸透させるために大切なのが、経営者もそうですが、同僚にもコーチングに対する理解が必要です。後輩もコーチングの価値を知らないと「教えてくれない」と不満に感じるかもしれません。

コーチングはトレーニングが必要で、効果が出るのに時間がかかります。そのため、上手くいかないことが長く続くと心が折れてしまいます。

そしてコーチングとは名ばかりのコーチングをするようになります。だから、コーチングに関して、スキルアップしていこうという仲間が社内にいる方が浸透しやすくなります。

 

 

 

日常的にコーチング・コミュニケーションを取り入れよう

人事評価制度

人手不足に働き方改革、健康経営や終身雇用制度の廃止、就活ルールの廃止など、社員の働く環境は大きく変わりつつあります。

社員も流動的になり、優秀なモチベーションの高い社員の獲得競争が始まるでしょう。せっかくモチベーションの高い社員が入ってきても、自社がモチベーションを下げるような仕組みになっていたら、その社員は辞めてしまうでしょう。

会社自体が社員のモチベーションを上げる取り組みを行わないといけません。そのためには、コーチングスキルを取り入れることは重要です。

ぜひ、コーチング・コミュニケーション取り入れましょう。

 

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