コーチング研修-目的は組織内コミュニケーション能力の強化

コーチングスキル

ワンチームという言葉が流行語大賞をとるなど、組織の一体感をつくることが大切という意識が高まっています。一体感をつくるためにはコミュニケーションを密にすることが欠かせません。

しかし、業務の効率化を優先するあまり、対面でのコミュニケーションの時間が短くなり、1人当たりのコミュニケーションの質が希薄化しています。少ない時間で質の高いコミュニケーションを行うには「聴く力」の強化が欠かせません。

「聴く力」の強化に欠かせないコーチング研修について、説明します。

【コーチング・コミュニケーション入門セミナー】

 

【目次】

 

コミュニケーション力が求められる背景

生産性向上

インターネット技術の進展により、ビジネスの効率化が進んでいます。

メールのように同時に複数人数に簡単にメッセージを送ることや、グループウェアで複数で同じ情報を管理することなど、IT技術を活用することによりとても便利に仕事を進めることができるようになってきました。

しかし、それは逆に、同時にこなさなければならない情報量が増えていることを意味しています。そのため、一人当たりとのコミュニケーションは希薄化していきます。テレワークなどの広がりも、コミュニケーションの希薄化を生むかもしれません。

改めてコミュニケーションとは何かを理解する必要があります。

 

 

コミュニケーションとは

IT技術が進展したことにより、コミュニケーションが効率的になったと感じるかもしれません。確かに多くの情報を得られるようになったことは、良い面もあります。しかし大切なのは量より質、内容なのです。

コミュニケーションの目的は、情報の共有です。処理する情報量が増えれば増えるほど、1件当たりの情報への理解が弱くなってきます。忙しさの中で、「指示命令が届かない」「報連相が無い」などが発生します。

それはコミュニケーションの希薄化により、人間関係の希薄化につながっていることが要因と考えられます。1人当たりのコミュニケーションの時間が短くなっている今、コミュニケーションの質を強化する必要があるのです。

コミュニケーションは「話す力」と「聴く力」によって構成されていますが、「話す力」の強化の裏で、「聴く力」が忘れられています。コミュニケーション能力を強化する為には「聴く力」を強化しなければなりません。

 

 

聴く力とは

「聴く力」を強化しなさいと言われると、多くの方が何をしたらよいかわかりません。

コミュニケーション能力強化というと「話す力」ばかり強化しようとして、「聴く力」を意識しないからです。さまざまな考え方がありますが、ここで「聴く力」とは、「相手が本音でたくさん話してくれる力」と捉えてください。

「聴く耳」を持たない人には、誰も話さないということに近いです。「聴く力」が無いと、コミュニケーションすら生まれないのです。

昔は時間に余裕があり、会話が少なくても「空気を読む」「察する」ということができたかもしれません。しかし、いまは情報処理に忙しく、空気を読んでる暇がありません。

「聴く力」が低下しているから、コミュニケーションが希薄化しているのです。

 

 

 

コーチングの実践

自己啓発

「聴く力」の強化方法として、コーチングを取り入れることをオススメしています1on1ミーティングに活用されるなど、コーチングスキルの活用は広がっています。

大企業の管理職研修では、コーチングスキルの企業研修が行われることが多いです。

 

 

コーチングとは

コーチングとは、さまざまな考え方があります。それだけさまざまな効果があるからです。

弊社では「聴く力に重点をおいたコミュニケーションスキル」と呼んでいます。コーチングスキルは「傾聴」「質問」「フィードバック」で構成され、「本音でたくさん話してもらうことにより、気づきを引き出し、行動を促す」スキルです。

「本音でたくさん話してもらうこと=聴く力」であるため、コーチングスキルをトレーニングすることにより「聴く力」が強化されます。

しかし、コーチングスキルは意外に難しいです。「聴く」が簡単に感じるかもしれませんが、とても奥が深いものになります。

「話す力」が強い方ほど、相手の話を止めて自分の意見を言いたい衝動にかられます。「なんて説得するか」で頭がいっぱいになって聴けてない状態に陥るか、自分の意見を言って相手の話を止めてしまいます。

しっかり聴けるようになるには、トレーニングが必要です。

 

 

1on1ミーティングとコーチングセッション

近年、大企業を中心に1on1ミーティングが注目されています。内容はコーチングセッションです。

部下が話したいことを上司が聴いてあげるというものです。原則、「評価される」や「意見を言われる」ということが無いため、部下は安心して話せます。上司と部下の信頼関係を構築するために活用されています。

上述したように、職場内のコミュニケーションが希薄化していることにより、モチベーション低下や離職の誘発のリスクがあるからです。言いたいことが言える環境ほど、モチベーションが高まりやすくなるということも要因です。

そのため「相手に本音でたくさん話してもらえる」環境を作る「聴く力」が必須のスキルとも言えます。

 

 

 

コーチング研修の留意点

補助金・助成金

コーチングスキルは「聴く力」の強化にとても有効です。しかし、コーチング研修の効果を生まない状況も見えます。おそらくコーチング研修は行っていると考えられるような大企業で、パワハラなどによる自殺などが発生しています。

それだけコーチングスキル研修の難しい面があります。

 

 

企業研修ならではの難しさ

コーチングスキルの習得について、企業研修ならではの難しさがあります。

コーチングスキルは、上述したように、「相手に本音でたくさん話してもらう」ことが大切です。基本、「相手の中に答えがある」という考え方が前提です。上司が部下に行う場合、「上司側に答えがある」という状態になりがちです。

上司自身も上から指示されているからです。だからコーチングセッションを行いながら、上司の思うような結論になるように誘導してしまいがちです。

そうなると部下には出来レースのコーチングセッションに感じて嫌になるのです。逆に信頼関係を壊す結果につながります。

それ以前に、上司と部下の人間関係の最初の状態にも左右されます。部下に嫌われている上司が、いくらコーチングスキルを駆使しても部下は「本音で」話しません。

働いている多くの方が上司との関係にストレスを抱えているという現状があります。

 

 

企業研修で効果を生むために

コーチングスキルを部下の成長を目的に活用すると、難しい一面があります。

そこで弊社が企業研修で行っているのが、普段のコミュニケーション能力の強化です。そして、それを長期にわたって行うことです。

「聴く力」は意外に難しいです。継続したトレーニングが必要なのです。だから単発の企業研修では、ほぼ効果が生まれることがありません。

そして、普段から「聴く力」を意識するコミュニケーションを行います。そうすることにより面談されるという意識が無い中で、コミュニケーションの活性化が行われます。

企業研修はデメリットがありますが、企業研修ならではのメリットも存在します。企業研修のメリットは、一緒に学んでいる仲間が、普段から存在しているということです。つまり、理解者が社内にいるため、日ごろから活用しやすいのです。

外部のスクールで学んだ人が社内で活かせないというデメリットを回避できます。コーチング企業研修のメリット・デメリットを理解した上で採用することが大切です。

 

 

ワンチームにはコミュニケーション能力が欠かせない

働きがい
団結力のあるチーム、ワンチームには、密なコミュニケーションが欠かせません。密なコミュニケーションを実現するには、お互いの価値を認め合い、相手の話をしっかり聴いてあげようという意識が必要です。

この「聴く力」を強化する方法として、コーチング・コミュニケーションがオススメです。「聴く力」を強化して、競争力のある組織をつくり上げましょう。

 

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