魅力が低下した中小製造業が人手不足を解消するためにできること

人手不足

製造業に就職したがる若者が少なくなったなど、日本のものづくりが危機的状況です。長い間、中小製造業が苦しんでいる様を見て、入りたくなくなったのです。

 

製造業に新しい風を取り組むには

製造業の研修で、美術の対話型鑑賞というものを取り入れている記事がありました。目的は、コミュニケーションを通じて新しい発想を得るというもの。べつに美術品を使わなくてもできるとは思いますが、とても大切なことと思います。

私がお勧めしている「デザイン思考」の開発も対話が重要になってきます。私も製造業にいましたが、今の時代、コミュニケーション力が不要な仕事って少なくなってきていると思います。

コミュニケーションを通じて、相手は自分と違うんだということを認め、相手の違う考えをリソースとしてみることができるようになればいろいろなことがスムーズに回り始めると思います。

ぜひ職種に関わらずコミュニケーション力を磨いてほしいと思います。

 

製造業が飛躍するには

ものづくり白書から見た、日本の製造業が飛躍するカギという記事がありました。

どのように生産性を上げるかの話ですね。新しい技術を取り入れて、早い段階で品質に関するフィードバックを行い、効率的に製品を完成させるという考え方がメインに感じます。

早い段階でのフィードバックによって、完成してから不具合が発生されるという痛い状況を避けることができるようになります。その他に熟練技術者の技術のマニュアル化やデータベース化の話もあります。どうしても、大手企業中心の話になりますね。

では、町工場のような中小企業がどのようにしたら飛躍できるのか?中小企業の熟練技術者は、自分の技術が会社に残らないと、会社の将来が危ないという意識があるのか?会社によって課題は様々だと思いますが、飛躍したい企業をサポートする仕組みを国は考えてほしいですね。

これらをサポートする仕組みとして「ものづくり補助金」が始まります。ただ、補助金もらって生産性があがったかというと、中小企業に関してはほぼ効果なしみたいな記事が以前ありました。

補助金もらうことが目的になって、生産性上げるという目的を忘れてしまうのでしょうか。ことしの補助金が十分な効果を上げられるように願います。

非製造業が人手不足に対応するため、生産性向上を積極的に行っているそうです。銀行もリストラモードに入っていましたもんね。

ローソンも夜間は無人店舗にしてみるというニュースもありました。AIが入ると、なくなる仕事と呼ばれているものが徐々に前に進みだしそうですね。それに代わる新しい職種が生まれてくるのか。

今は売り手市場ですが、労働者が気が抜けなくなる時代がまた来そうですね。

 

お客様にとって重要な存在になる

製造業もいろいろなので一概には言えないとは思いますがモノを作っているだけでは、売り上げを確保し続けることが難しいです。

AV機器は連携機能を搭載して、同じメーカーで揃えてもらえるよう囲い込みを狙っています。それは白物家電にも広がってくるでしょう。最終的には家電は家丸ごとが家電にしたいと考えていると思います。

また、売りっぱなしではなく、サービスで顧客とのつながりを強化しようとする方向がこれから強くなって来るでしょう。ソフトウェアの世界はこれが強いところだと思いますが、顧客にとってはこれが問題にもなっているような感じがします。

ソフトウェアは一旦、頼むとその開発担当企業に依存することになり、長期に関わることになります。最初の見積価格は低かったのに、ソフトウェア修正がやたら高額だったり、対応がすごく遅かったり。顧客側としては、一度お願いすると、なかなか変更できないので、大きなリスクにもなります。

だからとても慎重になります。今後製造業がサービス強化して、囲い込みを狙う場合。顧客の不安を完全に取り除くぐらいの覚悟が必要だと感じています。依頼したのに、一年後につぶれてしまっても顧客側のダメージは大きいです。

収益性、成長性も高めて、維持可能性が高いことも見せていく必要があります。あなたの会社は、景気が悪くなっても、資金繰りに余裕をもてるようにしていますか?

 

製造業の多くが人手不足状態

製造業の9割が人手不足だそうです。失われた20年で製造業の経営不振をニュースで見続けた人は、製造業には就職したくないかもしれないですね。

現在は好調かもしれませんが、必ず景気のサイクルがあるので、慎重になってしまうのかもしれません。そのような流れからか、多くの製造業で人手不足に陥っていて、需要があるのに作れないという状況になっているそうです。

そこで、ロボットなどの導入により、人手に依存しない製造方法導入が求められています。導入に大きなお金が必要なこともあって、国も”ものづくり補助金”などで、導入を支援しています。ただ、設備導入だけに焦点が偏ってしまう傾向が多くあるようです。

ものづくり補助金で設備導入した結果、どれぐらい生産性があがったかを検証すると、それほど効果がないそうです。

設備導入するためには以下のことを同時に進めないと、あまり効果があがらないのではと思います。

・魅力ある独自技術、商品の開発
・いくら生産性上げても売り先が無ければ意味が無いので、販路開拓
・生産性改善

オリジナル商品が無い場合、不況期に入ったとき、どこでも作れる商品の場合、淘汰される可能性もでてきます。常に、リスクを見越しながら早め早めに意思決定されることをお勧めします。

 

 

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