製造業のための人材育成

デザイン経営
製造業の方たちのお話しを聴く機会が最近多くあります。
 
 
若手の人材育成で皆さん試行錯誤されているなというところをみて感心する会社も多くあります。
 
 
多くの企業が若手を育成してくれない、熟練技術者に頭を悩ませているという状況にないでしょうか?
 
 
中小企業ではあるあるのケースに感じます。
 
 
そのような熟練技術者がいると、若手が失望して辞めてしまう。
 
 
そしてどんどん会社が高齢化し、活気を失っていき、廃業に追い込まれてしまう。
 
 
会社をいかにして若返りを図っていくかがカギです。
 
 
そのためには若手がこの会社にいたいと思える状況を作り出すことが大切です。
 
 
最近の若い人が気にするのは”会社の将来性”だそうです。
 
 
会社に将来が無いなと感じると、そのうち辞めようという気持ちが沸いてくるそうです。
 
 
若手目線で考えられるポイントは
 
 
・会社の将来性に期待を抱かせる。
 
 
・自分の成長に期待を抱かせる。
 
 
というところがまずは大切です。
 
 
そのためには経営者のリーダーシップが大切です。
 
 
会社の今後5年、10年先のビジョンを社員の方に語っているでしょうか?
 
 
定年まで働いてほしいと思うなら、40年先のビジョンも必要です。
 
 
そしてそれは魅力的であることが必要です。
 
 
40年たっても、まだ町工場のままとかだったら、魅力を感じない人が出てくる可能性があります。
 
 
40年たっても、ほとんどやっている仕事の内容が変わらない、成長を期待できないと感じるかもしれません。
 
 
中小企業では、会社の規模について、この状態を維持したいと考えられる経営者が多いように感じます。
 
 
ただ、人を雇った時点で、会社の規模は大きくし続ける必要があります。
 
 
雇った社員に対して、昇給し続けたり、ボーナスを払うには、その分利益を成長させていかなければなりません。
 
 
そのため仕事量を増やしていく必要があります。
 
 
ある程度仕事量が増えて来たら、もっと社員を増やさないといけなくなります。
 
 
そしたらその社員を養っていくための利益を生み出していく必要があります。
 
 
このように一度社員を雇いだしたら会社は大きくし続けて行いく必要があります。
 
 
だから最初に会社のビジョンが必要になってくるのです。
 
 
あなたの会社、40年後はどのような会社に成長しているでしょうか?
 
 
お客様はどのような人達ですか?
 
 
その方々にどのような価値を提供しているのでしょうか?
 
 
社員はどれぐらいの規模ですか?
 
 
拠点はどんなところに持っているでしょうか?
 
 
売り上げ規模は?資本金は?
 
 
どのようなビジョンを持っているでしょうか?
 
 
そんな将来のことはわからん
 
 
と言われるかもしれません。
 
 
それは社員にとっては、先行き不透明な会社ということになります。
 
 
社長にとっては社員に働き続けてもらえることがメリットになりますが
 
 
社員にとっては、メリットがありません。
 
 
会社の将来に期待が持てないなら、モチベーションも上がりません。
 
 
だから、社員の人材育成をしたいと思うなら
 
 
まずビジョンを示してください。
 
 
そして、そのビジョンを考えるための軸になるものが経営理念になります。
 
 
あなたの会社が何のために存在するのか?
 
 
を示したものになります。
 
 
その目的を達成した状態がビジョンになります。
 
 
経営者の口から御社のビジョンを社員含むステークホルダーに説明し続けてください。
 
 
 
 
 
また、若手の人材育成で壁になるのが熟練技術者の協力です。
 
 
見て覚えるのが当たり前の世界で育った方々は、若手にもそれを求めます。
 
 
そういう時代じゃないから、作業マニュアルなどを作るように指示しても、反発されることがあるそうです。
 
 
この課題に対して、こうしたら解決するという絶対的な方法を持っているわけではありません。
 
 
コーチングでもそうですが、いろんな性格の方がおられるからです。
 
 
重要なのは社長との関係性だとおもいます。
 
 
ここでもやはり社長のリーダーシップですね。
 
 
社長が尊敬されているような人材であれば、熟練技術者も”この人が言うんだったら”と聴いてくれるかもしれません。
 
 
二代目社長とかだと”何を生意気な”と反発されるかもしれません。
 
 
だからまず、良好な関係性をつくることが重要だと思います。
 
 
そのためのコミュニケーションを取ること。
 
 
上下関係はあるかもしれませんが、敬意を払うこと、感謝することが大切かと思います。
 
 
熟練技術者ともビジョンを目指す想いを共有できたら、熟練技術者自ら若手の育成に動き出してくれるかもしれません。
 
 
先日お話しをきいた社長も、6年ぐらいかかったと言われていました。
 
 
簡単にはできないことだと思います。
 
 
だから今すぐ始めてほしいと感じました。
 
 
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