「自然災害」「長時間の停電」などに遭遇したらどうするのか

経営相談

ソフトバンクで大規模な通信障害が発生しました。

私はドコモユーザーだったので、何も障害はなかったのですが、他の通信会社でも同様の事故は発生する可能性は今後無いとは言えないですよね。

 

インフラを担っている会社の重要さ

今回もそうですが、大きな影響があることに備えておく必要はあるのかなと感じました。

今回の障害の影響では、佐川急便の配達員との連絡ができなくなり、再配達の連絡ができなくなったとか。また、就職活動している学生との連絡ができなくなったとか、コンサートなどウェブ認証をその場で行う必要があるものが認証を行えなかったとか、いろいろなトラブルにつながったようです。

もう携帯電話も当たり前のインフラになってしまっているので、つながらなくなったら多くの不都合が発生します。20年前だったら、何の問題もなかったんですけどね

今回は4時間程度で復旧しましたが、もしこの障害が1週間続いたらどうなっていたんでしょう。

 

便利な社会は逆に障害時がリスクに変わる

最近のビジネスは寡占が進んでいて、大きな会社はより大きな会社へとなるような競争環境です。だから通信会社も3社しかないですし、メガバンクも3つになりましたし、日本の自動車メーカーも3つのグループに集約されてきています。

つまり一つの会社が抱えるユーザーが大規模なものになっているので、障害が発生した時の影響はものすごく大きなものになります。今年は自然災害が多かったため、またBCPについて話題に上がることが増えた感じがします。

BCPとは事業継続計画書のことで、東北大震災のときに話題になりました。そのような会社が災害にあっても、事業を継続できるように前もってプランニングを準備しておくことです。

災害が発生して、水道、電気、ガスなどのインフラが止まった時、道路など交通網が遮断されたとき社員が被災した時などなど、どのように対応しておくか決めておくと、いざその時が来たとき対応が迅速に進められるだろうというものです。

今回のことで、災害でなくても、ビジネスを止めるような障害が現れるのだということが分かったのではないかと思います。しかも大規模な範囲で。

 

リスクマネジメントが大切

今回はエリクソンの通信設備のソフトウェアに不具合があったとのことだそうですが今後も発生する可能性は十分あります。

ソフトウェアのプログラムの規模は巨大になりすぎていて、不具合が無い状態で製品化するのが大変な状況です。プログラム作成にかかわったことがあると思う人は分かると思いますが、

プログラムミスを探す作業というのは、広辞苑のような本の中にある誤字を探し出すような作業に近いと思います。プログラムの商品開発スピードはますます加速しています。

他社より早くリリースすることが大切ですから。だからリリースした後でアップデートしていくことが多いです。

スマホのアプリとかの更新がやたら多いことでわかると思いますが、リリースしても不具合は絶対入り込むのです。たまたま、その不具合が発生する条件に該当していないだけで、不具合は潜んでいます。

そして今はその不具合を意図的についてくる、ウイルスやハッカーが数多くいます。通信障害を起こしたり、個人情報を抜き出したりして、会社にダメージを与えることを目的としたサイバー戦争が行われています。

だからよけいにソフトウェアのミスをついた、システム障害というものは今後発生しやすいのではないかと考えられています。電力系のスマートメーターがハッキングされると、停電が発生するかもしれませんし

googleホームやアレクサのようなスマートスピーカーがハッキングされると家や会社の情報丸ごと抜き取られるかもしれません。今回のように、昔は考えられなかったような問題が発生しやすい環境が整ってきていると思います。

ただ、これを逆にビジネスチャンスととらえた、サイバーセキュリティ対策のサービスも増えています。費用が発生しますが、被害を受けたときのダメージに比べると安くすむかもしれません。

今回のことで、ソフトバンクの信用は少し落ちたと思います。もし中小企業が、信用を失うことで、顧客を失うことは、大企業の比じゃないぐらいダメージがでかいです。

会社の携帯電話を割高になっても、あえて3社の通信会社を活用するとかしてもいいかもしれません。もし御社の使っている電話回線が1週間以上シャットダウンしてしまったら、どうするか一度考えてみてください。

 

 

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