マネジメント能力のスキルアップ~1on1ミーティングの活用~

コーチング・コミュニケーション

経営者、管理職になるとマネジメント能力のスキルアップが必要となります。マネジメント能力によって、仕事の成果が左右されるからです。しかし、マネジメント能力といっても、マネジメントの対象が幅広すぎます。

リーダーに特にもとめられるのは、人材のマネジメント能力でしょう。なぜなら社員の生産性を高めることが、会社の生産性を高めることにつながるからです。マネジメント能力のスキルアップと1on1ミーティングの活用について説明します。

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【目次】

 

マネジメント能力とは

リーダーシップ

マネジメント能力とは、シンプルに表現すると「管理能力」です。マネジメントとリーダーシップの違いが議論に上がることがありますが、あまり分けて考える必要は無いように感じます。リーダーには管理能力がもとめられますし、管理職にもリーダーシップがもとめられます。

敢えて分けるとしたら、リーダーシップは方向性を示してひっぱる力、マネジメントはその方向に効率よく進めるようにコーディネートする力です。そのためマネジメント能力といっても、対象範囲は広いです。

 

 

マネジメントの対象は多い

経営者や管理職が管理、マネジメントしなければならない事柄は幅広くあります。主な項目は次のようなものでしょう。

・仕事の進捗マネジメント
仕事の目標と期限を設定し、計画通りに進むように調整します。

・チームマネジメント
仕事の生産性を高めるために、適材適所に人材を配置し、組織をワンチームになるよう調整します。

・モチベーションマネジメント
社員のモチベーションを高めるようにコントロールします。

・メンタルヘルスマネジメント
社員のメンタルヘルスが悪化しないようにストレス要因をコントロールします。

・リスクマネジメント
地政学リスクや災害リスク、競合他社の動き、事業の失敗などにより、経営に対する影響を最小限にするように調整します。

・お金のマネジメント
割り当てられた予算を、最も生産性が高まるように配分します。

・人材育成のマネジメント
人材が成長しない限り、会社は成長しません。社員が成長できるように調整します。

・タイムマネジメント
時間も限りある資源です。時間をいかに有効に使えるかが生産性に影響します。時間の使い方をコントロールします。

・アンガーマネジメント
近年は、アンガーマネジメントも注目されています。怒りで失敗を起こさないように感情をコントロールします。

これら以外にも管理が必要なものはマネジメント能力がもとめられます。

 

 

マネジメント能力は情報収集力と意思決定力

マネジメント能力は、迅速な意思決定力がもとめられます。しかし、素早く間違った意思決定をしたら困ります。意思決定の精度を高める必要があります。意思決定の精度を高めるために必要なのは、情報収集力です。

意思決定に必要な情報をどれだけ集められるかがマネジメント能力を左右します。例えばリスクについて、災害リスクについては考慮できていたけど、感染症の世界レベルの拡大リスクを見落としていたらどうなるでしょう。もしもの時のために1年分の運転資金を蓄えている会社と、自転車操業している会社ではリスクマネジメントのレベルの差は大きいです。

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マネジメント能力の基本は人材育成能力

コーチング・コミュニケーション

会社のマネジメントにおいて、最も大切なのは人材育成に関するマネジメント能力です。なぜなら、すべてのマネジメントを経営者一人で行うことは無理だからです。また、質の高い情報を得られるかどうかは、人材の専門家度によって左右されます。マネジメント能力を高めるには人材育成能力の強化は欠かせません。

 

 

成果を拡大したいなら人材育成は欠かせない

マネジメントの目的は、成果の最大化です。そのために生産性を高めなければなりません。生産性を高めるには、能力ある人材を適材適所に配置することがもとめられます。そのためには能力ある人材を育成しなければなりません。人材が育たなければ、リーダーのサポートが必要となり、生産性が低下します。

 

 

人材育成の効果を高めるにはモチベーションを引き出す

人材育成に関するマネジメントがリーダーにはもとめられます。そして、人材育成の効果を高めるためにはモチベーションマネジメントが必要になります。モチベーションの低い社員、モチベーションの高い社員は人材育成の効率に差がでます。リーダーには社員のやる気をマネジメントする能力がもとめられます。そして近年、社員のモチベーションをマネジメントする方法として注目されているのが1on1ミーティングです。

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マネジメント能力のスキルアップに1on1ミーティングの活用

コーチング・コミュニケーション

リーダーのマネジメント能力を強化する方法として1on1ミーティングをオススメします。1on1ミーティングスキルを高める方法としてコーチングスキルがあります。コーチングスキルとは「聴く力」を強化する方法です。そしてコーチングは意思決定を促すスキルです。
会社での仕事になると、担当者に仕事を任せるようになります。リーダーは担当者から情報収集する力を発揮し、意思決定を促すことがマネジメント能力となります。

 

 

1on1ミーティングとは

1on1ミーティングとは、上司と部下の1対1の面談のことをいいます。ただし、評価面談とは異なります。特徴は次のとおりです。

・目的は部下のモチベーションを高め主体的な行動を促すこと
・指示命令ではなく、部下自身が考え行動する意思決定を促す
・話の主体は部下、上司は聴き役に徹して部下から情報を収集する
・頻度が多い。週1回~月1回のペース

1on1ミーティングの能力が高いほど、情報収集力と意思決定を促す力が強くなります。

 

 

1on1ミーティングの進め方

1on1ミーティングの進め方に決まりはありませんが、ここではGROWモデルを紹介します。GROWモデルとは、次の単語の頭文字をとったものです。

Goal(ゴール)
Reality(現状)
Opition(選択肢)
Will(意思)

参考として「仕事の進捗マネジメントの場合」次のように進めます。

1.仕事のゴールの状態を明確にする
2.ゴールの状態に対して、現状の状態を明確にする
3.ゴールと現状のギャップを埋めるための、行動(選択肢)計画を明確にする
4.次の1on1面談までにする行動の意思を宣言してもらう

最後に必ず行動を促すことが重要です。自分で考えて行動するということを繰り返すことにより成長が促されます。1on1ミーティングは原則、上司は話を聴くに専念するため「指示命令」をしません。しかし、新入社員などの場合、教えてもらえないと行動できないこともあります。仕事においては、相手のレベルに合わせて使い分けることがもとめられます。

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マネジメントに1on1ミーティングを組み込むのは工夫が必要

チームビルディング

経営者、管理職はマネジメント能力がもとめられます。また、自分自身の仕事を管理するという面で考えると社員一人ひとりマネジメント能力が必要ともいえます。マネジメント能力は幅が広いのです。ただし、どのマネジメント能力にも共通する部分があります。それがコミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力を強化しながらマネジメント能力を強化する方法として1on1ミーティングをオススメします。しかし、1on1ミーティングは効果が現れるまで時間がかかることと、リーダーの負担が大きいことから活用方法には工夫が必要です。自社に合った活用方法を見つけることと、やり続けることが大切です。マネジメント能力を強化して、会社の成果を最大化しましょう。

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