中小企業が革新的なアイデアを生むためのオープンイノベーションとは

オープンイノベーション

中小企業は自社ブランド商品を開発することが望まれます。

大企業と大量生産の取引をしていて、切られる心配がないなら良いのですが、そうでない場合、価格決定権をもつことが重要です。

しかし、自社ブランド商品をつくったところで売れるかどうかはわかりません。

ありきたりの商品であれば、結局安くしなければ売れません。

だからこそ、これまでに無い商品を生み出すイノベーションが望まれます。

自社だけでイノベーションを起こすことが難しい場合、オープンイノベーションという方法があります。

 

オープンイノベーションとは

オープンイノベーションとは、ハーバード・ビジネス・スクールのヘンリー・チェスブロウ博士が次のように提唱したものです。

「社外の技術力やアイディア、サービスなどを幅広く活用し、革新的な新しい価値を創り出す」

 

ビジネス系の報道番組でよく耳にしますが、中小企業ではピンとこないのでしょうか?

大企業の人と話をするとよく耳にするのですが、中小企業ではあまり聞きません。

商品、サービスが複雑化し、例えばスマートフォンだけでも、非常に多くの企業の技術が詰め込まれています。

あたらしい商品の開発を自社だけで行うことに、限界が現れることが多くなっているのではないでしょうか?

人材不足もあり、顕著になってきているようにも感じます。

そのような動きに対応して、外部のリソースを活用しようという考え方です。デファクトスタンダードを生み出すためにも有効なのかもしれません。

 

デファクトスタンダードとは

デファクトスタンダードとは、マイクロソフトオフィスのように、業界標準のようになったものです。

大手の場合は、意図的に業界を支配するため、デファクトスタンダードを目指します。

現在、キャッシュレスのバーコード決済はデファクトスタンダードを決める激しい戦いが行われています。

ただ、オープンイノベーションを、単なる外注と勘違いしている例もみられるのではないでしょうか?ただ自社でできないことを外部に委託してオープンイノベーションしているという話もききます。それでは丸投げしているだけなので、革新的なことはほぼ起きなません。

 

オープンイノベーションは違う価値観の掛け算で創発される

組織文化の異なる企業がお互いの知識をぶつけ合うことによって相乗効果から創発されるものがオープンイノベーションです。

イノベーションを起こす手法として「デザイン思考」という考え方があります、

デザイン思考では、このように価値観の違い、多様性を利用してイノベーションを起こしていこうと取り組まれます。

最近では、インキュベーション施設など、オープンイノベーション拠点が設けられたりと実施しやすい環境が整ってきていると思います。

 

人材の少ない中小企業は外部との連携が欠かせない

中小企業といってもさまざまですが、ほとんどが小規模企業です。

人材が少なければ少ないほど、外部のリソースとの連携が欠かせなくなります。

なんでも自社で完結しようとすると、行き詰ります。

積極的に外部リソースの活用をすすめることが望まれます。

現在では、商工会議所、各種支援拠点などトップ同士が出会える場も数多くあります。

社長自身がやると決めれば、すぐにでも実施できる環境が整ってきています。

オープンイノベーションを止めているとしたら、社長の意思決定です。

 

オープンイノベーションには失敗がつきもの

中小企業は大企業以上に失敗を恐れます。

経営資源が少ないからです。

ただし、言えることは、失敗を恐れて何もしないことが一番の失敗だということです。

事業に閉塞感が出始める前に、外部のリソースを活用しながら、常に変化し続けられる企業を目指しませんか?

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