日本の科学技術開発力を高めるために企業ができること

デザイン思考
技術系の論文などを書くときに、引用される論文としてどこの国の論文が引用されている傾向にあるか?
 
というランキングをとったところ過去3年間の平均で151分野の上位をアメリカと中国が独占していて日本は1件も入らなかったそうです。
 

日本の科学技術開発力が低下

 
ガン研究など2分野で3位が最高だったとのこと。
 
1997年ごろは過去3年間の平均で日本は83分野でトップ5に入っていたそうですが、
 
この20年で追い越されて、差をつけられてしまった感じになっています。
 
この傾向が止まらないと、日本の技術力の相対的優位性は落ちてきます。
 
それは同時に日本の競争力の低下へと繋がっていきます。
 
日本は技術立国として、モノづくりで優位にたち、輸出で稼いできましたが
 
スマートフォンやドローンのように、外国から輸入に頼らないといけないようになってくるかもしれません。
 
貿易黒字が貿易赤字に転換して、日本の財政は。。。などなどが懸念されるかもしれません。
 
ITなどソフトウェアの世界でも出遅れ、追いつけない状態にあるので今後は厳しいかもしれません。
 
どうして、日本の科学技術の競争力が低下しているのか?
 

若者の科学離れ

 
それは若者の科学離れが原因にあるのでは?と言われています。
 
だいぶ前から言われてはきましたが。
 
若者の〇〇離れは流行ってますね
 
少子化も含めて、政府主導で対策すれば良いと思うんですが
 
なぜか何もできないという状況が続いていますね。
 
どうして若者が科学から離れていくのか?
 
あまり夢が無いからではないかと思います。
 
ハヤブサとかオブジーボとか、技術的に面白そうな発見は確かにあります。
 
けどその開発にかかる過程はとんでもなく大変ということを知ってしまっています。
 
それを知ってしまってモチベーションが下がってしまうのでしょう。
 

働き方改革の弊害

 
働き方改革、ゆとり教育など、頑張って働くがNGのようになってるから人によって壁が高いほど、燃える人もいれば、それに萎えてしまう人もいます。
 
おそらく萎えてしまう人が多くなったのではないかと思います。
 
だってそんなに努力しなくても食べていけるから。
 
文系職の方が、相対的に努力しなくて良いように見えますしね。
 
大学でも文系学部は3回生に進むと授業が激減して、いっぱい遊べます。
 
それに対して理系はどんどん大変になっていきます。
 
そしてその努力の差が報われるか
 
というとそうでもない。
 
年収とかで行っても、証券会社など金融系、商社、広告代理店などの方が大きかったりします。
 
技術系は就職した会社が、家電メーカー含め、日本の製造業がバブル崩壊以降窮地に追い込まれて
 
そこからあまり復活したとは言えない状況が続いています。
 
大学院の博士課程に行くと、逆に就職がなくなったりしたりします。
 
相対的に理系の魅力が落ちているように感じます。
 
そこに対して、理系の魅力を高められるようなことを何もできていないからだと思います。
 
テレビ業界などマスコミも、考えれば良いのにとは思います。
 
日本の産業界の衰退は、マスコミ業界にとっても顧客を失うことになるのに。
 
ユーチューバーなど、科学技術以外の仕事をとても魅力的に伝えることが上手です。
 
このような情報を見て育った子どもたちは、そのような仕事につきたいと思うでしょうね。
 
私自身、もともとものづくりが好きで、家電メーカーに就職した経験があるのでものづくりの大変さは分かります。
 

ものづくりの楽しさ

 
思うような結果が出るまで地道な作業が続いたり
 
法規制に関するチェックに時間を取られたりと
 
品質に問題があったら対応に追われたり。。
 
などなど大変な面は多いです。
 
けどそれ以上に楽しかったです。
 
自分たちが考えたアイデアが形になっていく過程であったり
 
それを利用者に喜んでもらえたり
 
自分自身に新しい知識・技術が身についていく実感だったり
 
結構楽しかったし、こんなものを創りたいなどの夢もありました。
 
会社がドタバタしてしまったので、退職し、自分で追及する夢はあきらめましたが
 
ものづくり企業を応援することで新しいものをどんどん世の中に出していきたいと思います。
 
その会社を見て、若者が科学技術に夢を持てるようになればいいなと思います。
 
 

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