セルフコーチングの効果的な方法とデメリット

セルフコーチング

課題を解決する方法として、コーチングを受けることが注目されています。しかし、コーチングの種類、コーチの人数が多すぎて、どれを選べばよいかわかりません。そして料金の問題もあります。

そこでオススメの方法が、セルフコーチングです。通常のコーチングに対して、効果の面で弱い部分もありますが、一人で気軽にできるメリットは大きいです。デメリットを補強して効果的に活用できる方法を紹介します。

※セルフコーチングに活用できるコミュニケーションセミナー

 

 

【目次】

 

セルフコーチングとは

公平理論

仕事を含む人生のあらゆる場面で人は迷います。その迷いを誰かに相談して解消する方法もありますが、できることなら自分自身で解消したいでしょう。

その時に活用できるのがセルフコーチングという手法です。セルフコーチングとは、自分自身にコーチングをすることをいいます。

 

コーチングとは

悩みを解消する方法として、「アドバイスをもらう方法」と「自分で自問自答して解決する方法」があります。アドバイスや提案を与えることをコンサルティングやティーチングと呼びます。

対してコーチングとは、「自分で自問自答して解決する方法」の自問自答をサポートするものです。自問自答の「問い」を、コーチにしてもらうのが通常のコーチング、自分自身で行うのがセルフコーチングです。

セルフコーチングでは、この「問い」の質が、効果の大きさを決定します。

参考にコーチングを受ける効果を紹介します。

・目標が具体化され明確になります
・課題が明確になります
・悪い面だけでなく良い面を見られるようになります
・過去の失敗などのプラス面をみられるようになります
・行動することにより成長が促されます
・思考の柔軟性が高まります
・人間関係がよくなります

など、幅広い効果が得られます。

これらの効果を自分自身で生み出すのがセルフコーチングです。

 

コーチングが求められる背景

コーチングが求められる背景はシンプルです。世の中がより複雑になってきているからです。大昔は処理しなければならない情報量がそれほど多くありませんでした。

現代は、インターネット技術の発展、企業間競争のグローバル化により、処理しなければならない情報量が爆発的に増加しています。仕事、家庭、勉強、友達、恋愛、遊び、将来、親戚、政治、年金、お金などなど、常に考えなければならないことが同時並行でやってきます。だから、さまざまな場面で人は悩みます。

その悩みを持ち続けることは大きなストレスです。手続き的な悩みは、お金を払えばアドバイザーやコンサルタントが対応してくれます。しかし、個人に帰属する課題は、自分で解決しなければなりません。

だからコーチングが必要とされているのです。

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セルフコーチングの進め方

中小企業のAI活用

セルフコーチングの進め方はシンプルです。クライアントにするコーチングを、そのまま自分に向けて行えばいいだけです。しかし、コーチング自身を知らない方にとっては、難しい面もあります。

コーチングの基本的な進め方、GROWモデルを紹介します。最初はこのモデルに沿って進めてください。

 

 

GROWモデルとは

GROWモデルとは、計画作成の時に使われるフレームワークのことです。この手順で、セルフコーチングを進めると、行動を明確にするまでスムーズに進めることができます。

GROWモデルについて、以下の頭文字をとったものです。

・Goal(ゴール)
・Rreality(現状)
・Option(選択肢)
・Will(意思)

この順序に沿って、セルフコーチングをすすめます。

 

ステップ①:Goal(ゴール)

最初にゴールを明確にします。

「業績をアップしたい」なら、「具体的にどのような収益構造を実現したいのか」できる限り明確にします。

「幸せになりたい」なら、「幸せとは具体的にどのようなことなのか」をできる限り明確にします。

コーチングの語源は馬車です。

目的地を正確に伝えないと、目的地に連れていってくれません。

「楽しいところ」では、運転手にとって楽しいところに連れて行かれてしまいます。

人が行動できないのは、ゴールが見えていないからです。方向が分からないから、何をやったらよいのかわからなくなります。

同じ学校、同じ教室、同じ先生に同じように英語を習ったとして、上達する人としない人、その差が生まれるのは、「こうなりたい」の目的があったかどうかの差が大きいです。

書籍「思考は現実化する」「7つの習慣」どちらもゴールを描くことを重視しています。

コーチングでは、ゴールを具体化することを最重要としています。

 

ステップ②:Rreality(現状)

ゴールが明確になったら、現状を明確にします。

現状を客観的に捉えることが大切です。良い面、悪い面を中立的に見てください。

「何ができていない」という見方より、「ここまでできている」という見方が大切です。

過去の失敗の経験も、「こうやったらうまくいかない」という知識と経験となり強みになります。

 

 

ステップ③:Option(選択肢)

ゴールと現状が明確になれば、そのギャップが明確になります。

ギャップが明確になれば、達成するためにやらなければならないこと(選択肢)が明確になります。

その選択肢を細分化し、今すぐできるものから難しいものまで分類します。

 

ステップ④:Will(意思)

いますぐできることが明確になれば、あとは行動する意思を宣言するだけです。

そして行動します。

 

ステップ⑤:繰り返す

行動した結果をもとに、GROWモデルでセルフコーチングします。

行動⇒セルフコーチング⇒行動⇒セルフコーチング⇒行動⇒・・・・を繰り返すことにより課題を解決していきます。

コーチングで最も重要なことは「行動する」です。「行動」しなければ、状況が変わらないからです。そして次に繰り返し継続することです。1回で全てを解決することは難しいからです。

 

 

 

セルフコーチングのメリット、デメリット

セルフコーチング自体の進め方は簡単と感じたのでは無いでしょうか。しかし、簡単なりの注意点があります。セルフコーチングのメリット、デメリットを整理します。

【メリット】

・費用がかからない
・自分のペース(頻度)でできる

 

【デメリット】

・自分の中にある「問い」しか質問として出てこないので、思考の枠を超える発想が難しい
・誰かにチェックされるわけではないので、甘くなってしまいがち

 

以上のようなデメリットが存在するため、プロコーチからコーチングセッションを受けるより、効果が出にくいといわれています。しかし、料金がかからないためセッションの回数を増やせるメリットがあります。極端にいえば、毎日セルフコーチングを行って、毎日行動すると効果は大きくなります。

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セルフコーチングで効果を出すために

社員のモチベーション

セルフコーチングは上述したように、効果が出にくいとも言われています。そのデメリットを緩和するには工夫が必要です。

セルフコーチングで効果を上げる方法について紹介します。

 

思考の枠を超える

思考の枠、視野が狭くなるほど、人は悩みから抜けられなくなります。セルフコーチングは、視野が狭くなっているから悩んでいるのに、視野を広げる質問をしなければならないという課題があります。

自分では思いつかないような、問いかけを自分にする必要があるのです。

自分でも思いつかないような質問をどのようにするのか。よく利用されるのが「質問カード」です。インターネットで「質問リスト」を調べて、「質問カード」を作成します。それを裏返しながら答えるのです。

質問例は以下のようなものがあります。

・目標達成で喜んでくれるのは誰ですか?
・目標達成のために3つの願いを叶えてもらえるなら、何を願いますか?またそれは何故ですか?
・それにチャレンジして得られるものと失うものは、それぞれ何ですか?

など

「Points of You」とよばれる写真のコーチングカードもあります。

写真をみながら「この写真はどのようなメッセージをくれますか?」のような質問をします。

 

自己防衛本能を超える

セルフコーチングの一番大きな壁かもしれません。

人が悩むのは、解決に向けて行動できないから悩んでいるのです。行動できないのは、失敗などが怖いからです。だから様子見モードに入ってしまいます。

これを乗り切るには、周りの人に「いつ行動する」と宣言してしまいましょう。チェックする目があると、行動に向けて背中を教えてもらえます。

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セルフコーチングを継続しよう

廃業

セルフコーチングは頻度を増やすことで、効果をアップすることが期待できます。デメリットについてもきちんと理解した上で、それを克服するアプローチを取り入れましょう。

悩ませることの多い現代、セルフコーチングを取り入れることでストレスにも強くなれます。セルフコーチングは継続的に実施しましょう。

 

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