社長の意思決定が会社の将来を決める。精度とスピードを向上する方法

意思決定

経営者は状況に応じて最適な意思決定をすることが求められます。

これは速さだけを重視した意思決定することは含みません。

私たちが取り扱う情報量は10年前に比べて、100倍ぐらいに増えているそうです。

それを10年前と同じ方法で処理していては、重要な情報を取り逃している可能性があります。

 

意思決定におけるグレシャムの法則

状況に合わせて、情報処理の方法も変えていかなければなりません。

定型的な処理や緊急対応に追われて、重要な意思決定が後回しにされているかもしれません。

「意思決定におけるグレシャムの法則」と言われるもので、多くの経営者、管理職がこれにはまっています。

これを回避するための方法としては以下の通りです。

①権限移譲し、重要度の高い意思決定に専念する。

②外部の専門的リソース(コンサルタント)を活用し、情報処理のスピードを上げる。

 

①について

「部下に任せるより、自分がやった方が速い」って権限移譲できない方が多いです。結果、部下が育たず、部下が育たないと嘆いている経営者になる可能性があります。

 

②について

外部リソースの活用よりも費用がかかることを避ける経営者が多くおられるように感じます。その費用を抑えたために、経営判断に遅れ、経営状態が悪化してしまう。企業再生案件ではよく聞く話です。悪化した状態からでは外部リソースも効果的に活かせない可能性が高いです。悪化する前から活用することをお勧めします。

 

現代は、インターネット社会となり、処理しなければならない情報量が増えてきて、携帯の通信が5世代になると、さらにスピードが速くなります。

経営者といえど、一人の人間です。複数人数で考えている会社に一人で考えていては追いつかないでしょう。外部のリソースをうまく活用できるかどうかが、会社の業績を左右するようになってくるでしょう。

ただ、外部リソースも良し悪しがありますので、見極めが必要です。

そのため、自社に最適な外部リソースを早め早めに準備しておくことが重要です。

 

意思決定が遅れないように準備をしておく

最近、災害が多くBCPの話もよく耳にします。

BCPとは何か不測自体が起こったときに対して、すぐ行動がとれるように早めに対策方法を準備しておくものです。

多くの経営者が、起きるか起きないのかわからないものに時間とお金を使わないと考えます。

そして実際に発生したときに、立ち直れないぐらいのダメージを負うことがあります。

そうなったら、社員を含む多くの関係者に迷惑をかけることになります。

経営コンサルタントなど外部リソースにあらかじめ相談しておくことも、BCPになるのではないかと思います。

他にも方法があるかもしれませんが、経営資源の少ない中小企業では上記の①②がとても重要になります。

 

思い込みを排除し、柔軟性を確保する

意思決定の敵は思い込みです。

最近、保守的な感じの強い日本の企業は柔軟性をもつことを求められます。

「それは難しいんじゃないか」「失敗したらどうするのだ」などと言ってチャレンジさせないような圧力がかかります。

そのため意思決定は「しばらく様子をみよう」となります。

先延ばしすることを意思決定するから、何も変わらない、という状況が続きます。

そして企業間競争に負けていく。

早く動いた会社が、勝てる

たとえば、人材不足にしても、現在それほど、採用に困っていない会社は、10年以上前から対策に乗り出していました。

だからやっと改善してきたところの「今」があります。

多くの会社が、人手不足になって慌てて対策をしようとします。

後手後手に回った会社は、それを取り戻すのに、先駆者の何倍もの努力が必要になります。

10年かけてやるものを1年でやらなければならなくなるのですから。

 

すべて経営者の意思決定次第で会社の未来は決まります。

 

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