高度成長期を支えた日本企業の「三種の神器」とこれから

ストレスケア

「日本企業の三種の神器」高度成長期を支えた制度ですが、成長が停滞し始めたとき重荷になってきました。

日本企業がこれから強化していかないといけない「3つの要素」について紹介します。

 

日本企業の三種の神器

以下のものは、日本企業独特の三種の神器と呼ばれ、日本独特のものでした。
 
「終身雇用」
「年功序列」
「企業内組合」
 
 
 
それが、高度経済成長期、日本が大きく飛躍した要因だと考えられています。ただし、現代では、それらが逆にお荷物となって、時代に取り残されつつあります。
 
 
 
製造業
 
 

三種の神器の崩壊

「年功序列」は、もう崩壊が始まっています。会社によっては年下の上司などは当たり前になっています。
 
「年功序列」「終身雇用」は経済成長期ではとても役立つ制度でした。「会社が一生面倒見てくれる」という制度だったため、社員は特にリスク冒してまで他の会社に移ろうとはしません。
 
だから会社側は、人材を安定的に確保しつつ自社専用の人材を長期計画で育成できました。会社側、社員側双方にとって、メリットのある制度でした。
 
 
しかし、時代が変わって、経済成長が停滞状態になりました。外部環境が激しく変わるため、市場動向にあった、長期的な人材育成が難しくなってきました。
 
必要なスキルを持った人材を必要な時に採用して、人材を流動化させる方が望ましくなってきました
 
競争環境が激しく変わる今、企業も柔軟に組織を見直さなければなりません。「終身雇用」「年功序列」が大きな負担になってきたのです。
 
 
AI(人工知能)の進化により、多くの仕事が不要になると言われています。
 
「終身雇用」の場合、「低コストで性能の良いAI」より「高コストで才能にばらつきのある人材」を抱えなければならなくなります。年功序列」のため、「シニア層=高コスト」になる可能性があります。
 
「終身雇用」「年功序列」が日本企業の競争力の足を引っ張る形になってきました。
 
 
また「年功序列」は頑張らなくても給料が上がる仕組みです。「頑張ってる若手」よりも「頑張らないシニア層」の方が給料が大きいとなれば、若手のモチベーションにも影響します。
 
 
このような状況を利権としてシニア層は死守したいでしょう。だから「企業内組合」で自分たちの利権を守ろうとします。抵抗があるため日本企業は人材を流動的に動かすことができません。だから外国企業に比べ競争力が落ちてきた感があります。
 
 
 

新たな三種の神器

日本企業を再度成長させるために、新たな三種の神器があるとすれば何だろう?
 
いろいろな考え方はあると思いますが。「リーダーシップ」「モチベーション」「コミュニケーション」の3つが大切と考えます。
 
組織の三要素を並べただけです。「終身雇用」「年功序列」「企業内組合」の崩壊とともに、日本企業は組織力が弱くなってきた感じがあります。
 
新しい方法で組織力強化を図っていく必要があります。組織力強化に必要なものが「リーダーシップ」「モチベーション」「コミュニケーション」です。
 
 
これから日本は、ますます格差が大きくなって来るでしょう。そして、世代間の争いも大きくなってくる感じがします。
 
「新しいことにチャレンジしたい若者」「定年までややこしいことに手を出したくないシニア」
 
 
若手のモチベーションを下げて離職を促し、高齢化が進んだ会社も多いのではないでしょうか。若手もシニアもWin-Winの関係を築けるような組織ができたら、日本企業はまた強くなると感じます。
 
そのためには「コミュニケーション」が重要です。そしてそれを先導する魅力的な「リーダーシップ」。
 
この2つがそろえば、メンバーの「モチベーション」が高まります。
 
 

まとめ

「終身雇用」
「年功序列」
「企業内組合」
 
古い三種の神器はもうすぐ力を失っていくでしょう。トヨタ自動車の社長が終身雇用は続けられないと発言していました。
 
新しい三種の神器として提案したいのが
 
「リーダーシップ」
「モチベーション」
「コミュニケーション」
 
これらを強化していくことによって元気な組織ができます。元気な組織は会社を成長させてくれるでしょう。