ブレない経営を組織が一体感を持って行うためには経営理念が必要です

製造業

大阪府と大阪府中小企業診断協会の人づくり研究会の共催で「働きやすい職場づくり」セミナーを行いました。

 

経営理念とは

講演は山陽製紙株式会社の原田社長による「経営理念と人財育成」でした。プラス「グループワーク」と「懇親会」を行いました。

グループワークのテーマも「経営理念と人財育成」という、あまりにも抽象的でややこしいテーマだったと思うのですが、意外に盛り上がりました。

その導入となる原田社長の講演が素晴らしかったからでしょう

経営理念と聞いて何を感じますでしょうか?そんなのあったな。。。と思う程度でしょうか。

グループワークで出てたメンバーの話はそのような社員が多いという意見でした。経営理念はあるけど社員に浸透していないという話が多くありました。

 

経営理念を浸透するが課題

中小企業家同友会でも度々課題としてあげられるのが経営理念の社員への浸透です。やはり多くの企業で経営理念を浸透させるのに苦しんでいるのだなと感じました。

確かに、私が前に所属していた会社でも、経営理念と行動指針の唱和を行っていましたが形骸化している感じしかしなく、内容をあまり理解していませんでした。

経営理念は大切だと感じながら、大切だと感じていない社員が多いのはどうしてでしょう?

その原因は経営者と社員のコミュニケーション不足です。

 

コミュニケーションの活発さに左右される

経営者自身が経営理念が必要と感じていない場合も、小企業になると多いです。経営理念がどうして大切なのでしょうか?

多くの会社で、社員が主体的に動いてくれないという悩みを課題を抱えていたりします。社員が主体的に動くためには何が必要でしょうか?

それには主体的に動きたくなるような目的が必要になります。働く目的が生活のためやお金のためだけであれば、できるだけ楽してお金を稼ぐことが行動指針になるかもしれません。

もっと給料のいい転職先を常に探しているかもしれません。そして見つかれば御社を辞めてしまうかもしれません。そのような社員が主体的に御社のために動いてくれるでしょうか?

大幅な給料アップが期待できるなら頑張るかもしれませんね。ただお金でモチベーションを上げようとするとどこかで限界が来ます。

だからお金以外の目的を持たせることが必要です。社員が主体的に動きたくなるような目的です。

それが経営理念です。

 

経営理念は社員に共感される必要がある

その経営理念に社員が共感している必要があります。共感を生み出すために必要なのがコミュニケーションです。経営者やリーダーが会社の経営理念を強く想っていたとしてもその想いが社員に共感されるぐらいに伝わっていなかったら、無関心だったらなんの行動も引き出しません。

そのため、経営理念を社員に浸透させていくことが多くの会社で課題になっているのです。経営理念を社員に浸透させていくことは、難しくはないですが、長い時間がかかることの覚悟は必要です。そんなに人の考えは簡単には変わりません。

経営者やリーダーにものすごく人徳があれば違うかもしれませんが。もし、経営理念が社員に浸透するとどのようなことが期待できるでしょうか。

経営理念が妥当なものであるということが前提ですが。。社員がもし経営理念が自分自身の目的としてまで共感できていたとするなら

その目的達成のために、自主的に動き出すでしょう。目的達成のため、課題を乗り越えるために自分自身を成長させる努力をするでしょう。

それを会社側が仕組み的にサポートすると、社員の成長はスムーズに行われると思います。これが経営理念が人財育成へとつながるメカニズムです。

 

経営理念と人材育成

講演では、山陽製紙では経営理念を実現するために委員会を立ち上げたり、野外活動を仕組みとしてたちあげ、社員が経営理念達成のための活動をサポートする仕組みを作ったそうです。

それがうまく機能し、社員自ら資格を取得に動いたり、問題解決のアイデアを出したり積極的に行われているそうです。

そうしていると、自分たちの意見が形になっていくこと、発言しやすい職場ができることそれが働きやすい職場へとつながっていきます。

そうなると社員は辞めなくなります。山陽製紙でも定着率が大幅に改善したそうです。社員が主体的に動かないと悩んでいるのであれば、経営理念を中心にいろいろ仕組みを見直してみてはいかがでしょうか?

 

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