中小企業が10年後に無くなる仕事に備えるためのイノベーション

無くなる仕事

起業支援や、経営コンサルタントの仕事をしていると、「10年後に無くなる仕事」の話をよく話題に上がります。

検索しても、数多くヒットしますし、インターネットニュースでもよくありますよね。

 

仕事の変化が激しくなってきている

仕事の環境はますます変化してます。

10年後無くなる仕事があると言いながら、人手不足が叫ばれています。

誰でもできる定型的な仕事は人余りになって、スキルが必要な技術的な仕事は人手不足になっています。

みんな、しんどそうと感じる仕事を避ける傾向にあるのですね。

 

人工知能(AI)でどうなる?

企業への問い合わせに対する回答もAIによるロボットが行う実験が日々繰り返されていたり、ハウステンボスの変なホテルのように、ほぼロボットがホテルを運営するところもあります。

少しずつAIが人の仕事を奪っていくと言われています。そこで働いている人たちはどこに行くのでしょう?

以前、ペーパーレス化によって、紙がなくなると言われたときがあったがいまだに無くなっていません。

だから、本当に慌てる必要があるのかと聞かれるとそうは言い切れません。

出版物の減少は激しく、中小の印刷業界は大きなダメージを受けています。紙の生産量は減少傾向にあります。

印刷業界では、プリントパックのような格安印刷会社が誕生し、さらに追い打ちをかけました。逆に言えばプリントパックはそのような時代の流れを逆手にとって成功した代表だと思います。

 

変化はチャンス

市場が大きく減少するとき、既存事業者にとってはリスクであるが、良いアイデアを持つ会社にとってはチャンスも生まれる。

衰退に追い込まれるか、イノベーションを起こして変われるか?既存事業者にとっては、これから先そういう局面が何度も訪れることになるでしょう。

そして、イノベーションを起こすためには、失敗のリスクと向き合わなければなりません。

イノベーションを起こせるかどうかは、経営者の考え方ひとつで変わります。

社員に「新しいアイデアを出せ」「けど失敗するリスクのあるものはだめだ」というと、ほぼイノベーションは起きないでしょう。

しかしほとんどの会社がこの状況に入り込んでいます。

創業100年でも中小企業のままの会社と創業10年で大企業になってしまう会社があります。

会社を成長させられるかは経営の経験とかじゃないのがわかります。チャレンジ精神がどちらが強いかです。

成功経験をかかえると守りに入ることがよくあります。

そして環境変化についていけずに淘汰されていきます。

 

会社は将来どのようになっていますか?

従業員が転職を考える理由の上位に「会社の将来性」というものがあります。経営者が、外部環境の変化にうろたえていたら、従業員は心配になるでしょう。

経営者には、外部環境に合わせて柔軟に行動していける勇気とリーダーシップが必要です。従業員自身もその会社でしか通用しないスキルだけに頼っているとリスクが高くなります。持ち運べるスキルを意識して身に着ける努力が必要です。

その中でも「コミュニケーションスキル」はとても重要です。経営者、従業員にかかわらずです。

イノベーションはコミュニケーションが無いとほとんど起こせないと思ってください。

自分ひとりでどんなに考えても出てくるアイデアには限界があるのです。

新しいアイデアというものは人のアイデアの刺激を受けて創発されていきます。

今後、人が行わなくなってくる仕事は増えてくるでしょう。しかし、人の感情に大きくかかわる仕事というものは、まだまだ無くならないのではないかと思います。人がその商品を使ったときどんな気持ちになるのか、そのサービスを受けたときどんな感情を抱くのか

それらを意識して新しい価値の商品、サービスを考えられる仕事であれば、まだまだイノベーションの余地はあるのではないかと思います。

 

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