中小企業が残業時間を削減して生産性を上げる方法

残業

中小企業にとって、労働時間の短縮は大きな課題です。

 

大企業の働き方改革のしわ寄せ

国が中心になって働き方改革が進められている

大きな流れとして、労働時間の削減を目指しています。

つまり生産性の改善です。

大企業ではその活動を受けて、業務の効率化をすすめています。

しかしすべて効率化できるわけではありません。

仕事が減るわけでもありません。

こなせない仕事も現れます。

その仕事は中小企業にふられることになります。

 

中小企業は人材が減り仕事が増える

中小企業には仕事が増えます。

仕事が増えるのがいいことかというと、そうではありません。

人材が大企業に奪われているため、人手不足状態に陥っています。

仕事が増えているのに、人材がいない。

だから残業して対応しなければならないという状況に陥ります。

中小企業では働き方改革どころではないのが現状です。

そして、週休1日になった上に、有休すら取得しずらい環境にあります。

そのような状況だから、人材も働きたくないから辞めていきます。

そしてますます状況が悪化します。

 

経営者がどのような意思決定をするか

商品力の無い企業は、価格を上げることができません。

価格を上げたら仕事を失う可能性があるからです。

大企業からの要望に応じて、仕事を引き受けるしかありません。

この状況に対して、中小企業だから仕方ががないとあきらめている経営者が多いように感じます。

あきらめてしまう経営者か、なんとかしようとする経営者か。

経営者の意思決定によって、会社の将来性が決まってしまいます。

あきらめてしまう経営者は、「7つの習慣」でいうところの、緊急で重要度の高い仕事に追われて、根本となる問題を放置してしまっている状態です。

なんとかしようとする経営者は、根本となる問題をどうにかしようとします。

そのために、対応するための時間を作り出すことが最初の壁になるのかもしれませんが。

 

業務改善に取り掛かる意思決定をする

中小企業の多くが、外部環境の変化に仕方がないと感じているように感じます。

そして、思っている以上に自社の強みに気づいていないことも多いです。

大企業の注文にこたえるだけでやってきたので、自社の力という感覚がありません。

逆に考えると、それが強みとも言えます。

改善の余地が数多くある可能性があるということです。

 

業務改善の原則(ECRSの原則)をご存知でしょうか?

この原則にそうことで、生産性改善をすることが出来ます。

●無くせないか?:Eliminate
業務をもう一度見直し、その業務は無くせないかを考える。

●一緒にできないか?:Combine
 業務をまとめて一緒に処理することで、時間を短くできないかを考える。
 
●順序の変更はできないか?:Rearrange
 作業の順序を入れ替えることで、効率的にならないかを考える。
 
●単純化できないか?:Simplify
 省略したやり方で、同じ結果を生み出せないかを考える。

というものであります。

業務の時間を短縮化するために参考になる原則です。

従業員と話し合ったら意外にいろいろ出てくるものです。

ぜひ、業務改善を繰り返し、生産性改善をすすめてください。

 

価格交渉をする

仕事を減らしつつ、利益を落とさない方法は価格を上げることです。

そして、それは難しいと考えている中小企業が多いです。

経営者が思っている以上に中小企業にも強みがあります。

ただし、それに早く気がつかないと、次第に弱くなります。

だから早く強みと気づく必要があります。

そして、それらをさらに強化することが必要です。

それらを正しく強みと理解することは、価格交渉のために必要です。

交渉する親会社も、価格を上げたくないのが本音ですが、新しい取引先にするリスクを避けたいという本音もあります。

新しい取引先に変えて品質問題とか納期遅れを起こしたくなくないのです。

正しく自社の強みを理解して、親会社と掛け合うことは大切です。

そして、それは経営者にしかできません。

ぜひ、トップダウンですすめてください。

 

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