人事評価制度-「目標設定の見える化」と「面談でのフィードバック」

コーチング・コミュニケーション

社員は会社に入ったら、経営者の思うようにモチベーション高く働いてくれるわけではありません。社員のモチベーションアップには、モチベーションアップにつながる仕掛けが必要です。人事評価制度は、社員のモチベーションアップにつながるように設計することが大切です。その中で重要になるのが、「目標設定の見える化」と「面談でのフィードバック」です。

【社員の主体性を引き出すコミュニケーションスキルについて】

【目次】

 

人事評価制度の重要性

コーチング・コミュニケーション研修

人事評価制度は重要です。中小企業の場合、社長の裁量で評価しているところも存在しますが、社員側の立場にたつと人事評価制度は重要でしょう。人事評価制度の重要性について説明します。

 

社員のモチベーションアップに影響する

人事評価制度が無いとすると、社員は何をすれば評価されるのかわかりません。社長が裁量で決めるのであれば、社長のご機嫌だけをうかがう社員になるかもしれません。頑張ってないのに社長に気に入られている社員がいたら不公平感が生じるでしょう。人事評価制度が無いと、社員のモチベーションアップにつながりにくくなります。

 

会社の人事戦略に影響する

会社が戦略的に事業を拡大しようとしたとき、拡大に伴って必要となるスキルが異なってきます。人事評価制度が無いと、どのようなスキル強化を目指せばよいかわかりません。つまり事業拡大の思惑に、人材育成がついてこないことになります。そのための人材を外部から調達しようとすると、コストが高くなりがちです。事業を拡大していこうと考えるなら、どのようなスキルの人材を育てていきたいか考慮しながら、人事評価制度を設計することが大切です。

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目標設定の見える化の重要性

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人事評価制度を実施する上で、まずどこを目指すかを明確にしなければなりません。その目標に対して、どこまでできているか評価するため、基準が明確でないと不公平になる可能性があります。

 

どこを目指しているかを明確化する

社員のモチベーションアップに目標設定は欠かせません。社員にとって、魅力がある目標設定かどうかが重要です。社員が「どうしてそれを目標にしなければならないか?」理解できなければ、モチベーションアップにはつながりません。そして、目標設定は曖昧であってはいけません。明確である必要があります。数値化できるものは数値化した方が良いでしょう。そうでなければ、比較ができないからです。

 

目標は高すぎても低すぎてもダメ

「目標は高く持つのが良い」という風潮があるかもしれません。たしかに良いことですが、高すぎるとやる前にあきらめてしまいます。逆に低すぎると、手を抜く可能性があります。ちょうど良いバランスをもつ目標設定が大切です。目標管理制度と組み合わせる場合、目標達成度合いによって給料が決まる場合があります。その場合、社員は目標設定を低めにしようとするので注意が必要です。その方が給料アップの可能性が高まるからです。

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面談でのフィードバックの重要性

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目標設定をしてから、期末にはその結果を面談でフィードバックすることになります。どのようなフィードバックを行うかで社員のモチベーションは大きく影響します。

 

成長の度合いを明確化する

フィードバック面談で行うことは、目標設定に対して実績がどうだったかを確認し合うことです。自分自身の成長度合いを見える化することによって、社員のモチベーションがアップします。社員の成長欲求を刺激するには、成長を認めること、そして更なる期待につなげることです。成長を実感できることによって、高いモチベーションを持続できます。そして、仕事にやりがいを感じるようになります。

 

ポジティブすぎてもネガティブすぎてもダメ

フィードバック面談では、成長した部分を認めることは必要ですが、もちろんできなかったところも認めることが必要です。フィードバック面談時にどこに重点をあてるか、できるだけポジティブな面が多目の方がよいです。褒められて伸びるタイプの社員、叱られて奮起するタイプの社員、さまざまなタイプがいますので一概にはいえません。成長を感じてもらうためには、ポジティブな面をしっかり見て、自信をつけさせることも大切です。

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モチベーションアップにつながる人事評価制度にしよう

コーチング・コミュニケーション

会社の生産性を高め、業績をアップするためには、社員のモチベーションアップが欠かせません。写真のモチベーションアップのためにも、社員がやりがいを感じる、成長を実感できる仕組みが必要です。そのためにも、人事評価制度を上手に設計する必要があります。まだ人事評価制度が無いところは、社員と相談しながら人事評価制度を設計しましょう。その際、フィードバック面談も含めて、上司のコミュニケーション能力が重要になります。人事評価制度設計と同時にコミュニケーション能力アップもはかりましょう。

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