経営に関する問題のほとんどがコミュニケーションの問題で発生しているといっても過言ではありません。
・指示命令が通らない
・報連相が行われない
・パワハラ、セクハラ
・意見が出てこない
・社員教育ができない
・YESマンだけが集まる
・失敗すると責められる
など
会社を成長させるには、コミュニケーションの改善が必須条件となります。
コミュニケーションのあり方によって、企業風土、職場環境は良くも悪くもなります。
例えば
社員が「企画書作成してきました」と提案があった場合。
・いいね!やってみよう!
・余計なことするな
どちらが正しいコミュニケーションでしょうか?
前者は失敗して大きな損失が発生するかもしれません。後者は社員のモチベーションが低下し消極的な組織になるかもしれません。
コミュニケーションは複雑です。叱るのが良いのか、褒めるのが良いのかも相手によって変わります。
コミュニケーションの本質を理解していないと、間違ったコミュニケーションが行われます。
コミュニケーションツールが便利になればなるほど、間違った影響が広範囲に広がります。
近年、毎年のように精神疾患による労災申請が増加しています。ストレスの多い組織が増えているを意味します。
チームワークの良い働きやすい職場環境づくりに、コミュニケーションを基本から学びませんか。
コーチング・コミュニケーションの重要性と、企業研修の内容について説明します。
コミュニケーションの質が会社を変える
職場内のコミュニケーションの質が会社に与える影響は大きいです。
社員の提案に対して、「それは難しいからやめとこう」「やってみよう!」どちらのコミュニケーションをとるかで会社の将来が決まります。
コミュニケーション能力不足の問題
管理職のコミュニケーション能力によって、部下のストレス、モチベーションが大きく変動します。
会社で発生する大きなストレス要因は「人間関係」です。社員が退職する理由の上位も「人間関係」です。
「人間関係」はコミュニケーションの質が低下すると悪化します。社員のモチベーションを大きく下げる場合があります。
さらには、コミュニケーションがスムーズに行われなず、仕事が進まなくなるケースがあります。
コミュニケーションが無くなると、組織がバラバラになり、成果が出せなくなります。
コミュニケーション能力強化の効果
コミュニケーション能力が強化されると、上述した問題が逆の効果として現れます。
ストレスが減少し、モチベーションが高まり、定着率が向上し、組織に一体感が生まれます。
コミュニケーションがスムーズに行われるので、生産性が高まります。
組織力を強化するにはバーナードの組織の3要素を強化する必要があります。
・共通目的
・コミュニケーション
・協働意欲
コミュニケーション能力は組織論の観点からも重要なのです。
コミュニケーション能力とは
「コミュニケーションとは何か?」を正確に理解している方は少ないです。
「伝えること」と認識している方が多いです。
忘れられがちですが「話す力」と「聴く力」の双方向があって、コミュニケーションは成立します。
話す力・伝える力
「コミュニケーション能力をつけろ」というと「話す力」を磨く方が多いです。
「スピーチ力」「プレゼン力」「説得力」「交渉力」相手に理解してもらうのにどのように伝えるかを磨きます。
それでも相手に伝わらないケースがあるからと、「話す力」をさらに磨こうとします。
しかし、「話す力」だけを強化しても、コミュニケーションはうまくいきません。
相手に伝える前に大切なポイントがあります。
相手に理解してもらうには、相手を理解して言葉を選ばないといけないのです。
小学生に伝えるには、小学生にも理解できる言葉を使わないといけません。
相手を理解するには「聴く力」が大切です。
聴く力
「聴く力を強化してください」と言われると何をしますか?
そう言われると多くの方が何をしたらよいか戸惑います。
「聴く力」の捉え方は、人によってさまざまです。
「ちゃんと聞いてたのか?」と、記憶力や理解力のように解釈される場合もあります。
弊社では「聴く力」がある人ほど、「相手が本音でたくさん話す」としています。
「聴く力」がある人は、相手を理解できやすくなります。だから、相手が理解できる言葉で伝えられます。
コミュニケーション能力が高い管理職が、チームをまとめられない、部下を育成できないとなるのは、「聴く力」の不足が原因です。
成功体験の多い管理職ほど、自分基準でものを見るようになり、相手の話に聴く耳を持たなくなりがちだからです。
コーチング・コミュニケーション
「聴く力」を強化するスキルが、コーチング・コミュニケーションです。
コーチングを取り入れたコミュニケーション手法です。
コーチングとは
コーチングとは「傾聴」「質問」「フィードバック」で構成されるコミュニケーションスキルです。
簡単に言うと「相手から本音を引き出すスキル」です。
コーチングをマスターすると、「聴く力」が強化されます。
コーチングスキルオススメする理由は、「聴く力」強化だけではありません。
コーチング・コミュニケーションメリット
コーチング・コミュニケーションを取り入れると「聴く力」が強化され、コミュニケーション力が強化されます。
そして、次のようなメリットがあります。
・社員のモチベーションが高まる
・社員のストレスが減る
・組織の一体感が増す
・仕事がスムーズに進み、生産性が高まる
・コーチングスキルにより部下の成長が促される
・働きやすい職場になる
・定着率が高まる
・業績が改善する
組織の一体感が生まれ、チームの生産性は大きくなります。組織風土を改善したいと考えるならコミュニケーション能力の強化は必要です。
コミュニケーションが活発な職場にしよう
コミュニケーションの質が職場の雰囲気、働きやすさを左右します。
「誰も意見を出さない職場」より「みんなが活発に意見を出す職場」の方が生産性が高いのは明らかです。
「社員の元気が無い職場」より「社員がイキイキ働いている職場」の方が生産性が高いのは明らかです。
コミュニケーションが活発な職場にしましょう。
弊社が実施しているコミュニケーション能力を強化するコーチング・コミュニケーション研修を紹介します。
コーチング・コミュニケーション研修について
コーチング・コミュニケーション研修は【聴く力】強化を重視しています。
コミュニケーションは【話す力】と【聴く力】で構成されていますが、多くの方が【聴く力】を強化する方法を学んだ経験がありません。
【聴く力】を強化するだけで、コミュニケーションの質は大幅に良くなります。
コミュニケーション力強化とともに、コーチングスキルも身につけられる研修となっています。
3種類のコーチング・コミュニケーション研修
◇コーチング・コミュニケーション入門セミナー
目的:コーチングって何?コミュニケーションって何?を理解する。
形式:セミナー会場など
時間:2時間
定員:6人
◇コーチング・コミュニケーション・プラクティショナー研修
目的:コーチングセッションができるようになる。
形式:企業研修
時間:20時間(4時間×5回)
定員:16人
【詳細は下記↓に記載しています】
◇コーチング・コミュニケーション・トレーナー研修
目的:コーチング・コミュニケーションをマスターし、さらに教えられるようになります。
形式:企業研修
時間:48時間(4時間×12回)
定員:16人
【詳細は下記↓に記載しています】
★コーチング・コミュニケーション・プラクティショナー研修
【目的】
・コーチングセッションができるようになる
・聴く力を意識したコミュニケーションが取れるようになる。
【対象者】
・新入社員
・パート
・契約社員
・アルバイト
など企業研修形式で行います
【カリキュラム】
20時間(4時間×5回)
01 コーチング・コミュニケーション入門
02 コーチングの基本スキル
03 GROWモデル
04 コーチングセッション1
05 コーチングセッション2
【料金】
10万円(税抜き)×受講者数
※16名まで
※交通費・会場費はお客様負担になります。
【注意事項】
※代金は全額前払いです。
※受講開始後のキャンセルは不可です。。
※クラスの日程は、事前に打ち合わせで決めます。月1講座が目安です。
★コーチング・コミュニケーション・トレーナー研修
【目的】
コーチング・コミュニケーションをマスターし、さらに教えられるようになります。
【対象者】
・経営者
・役員
・管理職
など企業研修形式で行います。
【カリキュラム】
48時間(4時間×12回)
01 聴くコミュニケーション基礎①
02 聴くコミュニケーション基礎②
03 聴くコミュニケーション基礎③
04 コーチング基礎①
05 コーチング基礎②
06 コーチング基礎③
07 コーチング応用①
08 コーチング応用②
09 コーチング応用③
10 コーチング発展①
11 コーチング発展②
12 コーチング発展③
【料金】
1名あたりの価格:31万円ー[参加人数]万円(税抜)
※16名まで。可変料金制です。
※交通費・会場費はお客様負担になります。
〇参考:1名あたりの価格例
1名で参加の場合:30万円(税抜)
16名で参加の場合:15万円(税抜)
【注意事項】
※代金は全額前払いです。
※受講開始後のキャンセルは不可です。
※クラスの日程は、事前に打ち合わせで決めます。月2講座が目安です。