部下のメンタルヘルス不調対策-ストレスを緩和する組織づくり

メンタル不調

部下のメンタル不調が発生すると大変です。職場全体に影響が波及します。だからメンタルヘルス問題が発生しない、ストレスの少ない職場づくりが上司には求められます。そのためには、コミュニケーション能力強化が重要です。

ストレスを緩和する職場づくりに大切なことを解説します。

※ストレスを減らすコミュニケーションセミナー

 

【目次】

 

メンタルヘルスの状況について

コーチング・コミュニケーション研修

50人以上従業員をかかえる職場からストレスチェックの義務化や、健康経営など、従業員の健康対策の導入が進んでいます。

それは、逆に言うと、会社でのメンタルヘルスの問題が増加傾向にあるためと考えられます。

 

 

精神疾患の労災申請

精神疾患が理由の労災申請について、統計を取り始めてから、毎年のように増加しています。ストレスチェック制度や健康経営が始まってからも増え続けています。

どうして止められないのでしょうか?

職場に増え続けるストレス要因への対策が後手後手になっている様子が見てとれます。もしくは対策が、絵に描いた餅のようになっているのでしょう。

ストレス対策が追い付かないぐらい環境変化が早いとも言えます。実際、職場ではどのようなストレス要因があるのでしょうか。

 

 

職場のストレス要因

職場で感じるストレスはほぼ毎年同じです。厚生労働省が毎年アンケートをとっています。職場のストレス要因をインターネットで検索してもでてきます。

アンケートの結果、働いている人の6割以上の方が強いストレスを抱えながら仕事をしています。部下が10人いたら、6人はストレスを感じていることになります。うちの部下は大丈夫と思っていたら、そのストレス要因は解消されることは無いでしょう。

ストレス要因の上位には、「上司」がきているアンケート結果も多いです。

職場のストレス要因として、上位に来るものは以下のようなもです。

・職場の人間関係
・仕事の質と量
・評価されない
・会社の将来性
・給料、待遇面
など

さまざまな要因があげられていますが、要は仕事が楽しくないからストレスを感じるのです。それは、コミュニケーション能力の欠如により発生しています。

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ストレスへの対処方法

目標管理制度

後手後手になりがちなストレスの対処法ですが、メンタルヘルスの問題を発生させないことは最重要課題です。だれかがダウンして休職や、退職してしまうと、残った人に仕事の負担が流れるため、さらにストレス要因の強い職場になります。

問題が問題を生む状況になるため、発生させないことが大切です。

 

 

予防措置

職場のストレス要因にコミュニケーション能力の欠如と述べました。予防は、コミュニケーション能力の強化です。弱音や不満を含めて何でも言える環境を整えることです。

我慢強い、真面目な人ほど「うつ」になりやすいと言われています。上司は、真面目に仕事をしてくれる人を頼ります。だから真面目な人に仕事の負担が集中します。ストレスを蓄積しがらも仕事をこなしてくれますが、蓄積量がある基準を超えた瞬間、ダウンします。

それは突然来ます。上司は部下の「いつもと違う」に気づくことが大切と言いますが、気づいたころには手遅れです。

だからこそ、普段から何でも言える関係性を築くことが大切です。その上で、一人に仕事が集中しないように、組織をマネジメントすることが上司に求められます。

また、組織の雰囲気が悪ければ、働きたい人が減ります。人が少なければ、一人当たりの仕事量が増えます。さらに人が減れば、仕事量がさらに増えます。

ストレス要因を減らすためにも、労働者が働きたいという環境づくりをすることが大切です。

 

 

事後対応

精神疾患による労災の発生など、メンタルヘルスの問題でダウンする人が現れたら、職場の雰囲気が悪くなる可能性があります。

・残った社員の仕事の負担量の調整
・再発防止策の実施
・職場に戻ってくるプランの作成
などが必要です。

一度メンタルヘルスの問題でダウンしてしまうと、復帰には時間がかかります。発生させたら対応する必要があります。どうせなら、発生前に「仕事量の調整」「防止策の実施」を行いましょう。

そのためには、職場の組織風土を改善していくことも大切です。

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組織風土を改善する

コーチングスキル

ストレスを感じるかどうかは、組織風土に大きく影響されます。たとえ給料が少なくても、みんなが楽しそうに働いている職場は存在しています。

組織風土づくりはリーダーの責任が大きいです。

 

 

ストレスの少ない職場づくり

ストレス要因の上位には常に人間関係が来ています。ギスギスした人間関係はストレスになります。

提案しても否定される。無視される。評価されない。などがあるとストレスになります。すぐに怒る上司がいると、ピリピリしたストレスの多い職場環境になります。

自分の意見を通すために、粗さがしをしあう職場になると、不信感しか生まれてきません。チームのメンバーの人間関係が悪いと、ストレスが大きな職場になります。そして、仕事の生産性も悪くなります。

上司の役割は、組織の生産性をアップすることです。つまり、ストレスの少ない職場づくりが上司の役割になります。

 

 

認め合いのコミュニケーション

ストレスの少ない職場づくりのために必要なことが、人間関係の改善です。人間関係の改善のために必要なことが、コミュニケーション能力の強化です。コミュニケーション能力の強化に必要なことが、「聴く力」の強化です。

人間関係が悪化するコミュニケーションに欠如しているのが「聴く力」です。「聴く力」が欠如している人は、自分の意見を「話す」ことに専念します。なんとかして自分の意見を押し通そうとします。

「話す力」重視のコミュニケーションになると、勝ち負けが発生します。自分の意見が通らなかった人は負けたとなり、ストレスが高まります。

相手の意見を認めた上で議論することが大切です。「意見を認める=意見に賛成する」ではありません。

頭ごなしに否定するのではなく、一旦聴くということが大切なのです。お互い認め合うコミュニケーションができると、ストレスが低減できます。そして効果的な意見交換をすることができるようになります。

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コーチングスキルを活用する

憧れの先輩

部下のメンタル不調への対応は、まず発生させないことが重要です。発生させないためには、発生させない職場の雰囲気、組織づくりが大切です。ストレスの少ない職場づくりは、聴くコミュニケーション能力強化が欠かせません。

「聴く力」強化は、トレーニングが必要であり、コーチングスキルを学ぶことをオススメしています。コーチング・コミュニケーションを取り入れて、生産性の高い働きやすい職場づくりを目指しましょう。

 

※ストレスを減らすコミュニケーションセミナー