アベノミクスからスガノミクスへ中小企業はどう備える?

長く続いたアベノミクスが終了し、菅政権、スガノミクスが始まりました。

予想外に支持率が急上昇しています。

 

アベノミクスと承継するとのことだったので、あまり変わらないと予想していました。

しかし、思った以上にアグレッシブに動いてきました。

 

携帯電話の値下げ、デジタル化と縦割りの廃止など、進むかどうか注目ですね。

その他、地方銀行の再編、中小企業の再編といったキーワードも聞こえてきます。

 

大企業だけでなく、中小企業に与える影響は大きくなるかもしれません。

 

企業にもとめられるのは、外部変化による影響を受けない組織をつくることです。

 

まだまだ新型コロナウイルスの感染拡大の影響は続きます。

 

「国が守ってくれないから・・・」とならないようにしてください。

 

 

 

 

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【目次】

 

アベノミクスの成果

コーチング・コミュニケーション研修セミナー

安倍政権は7年8ヵ月間の長期政権となったおかげで、アベノミクスの成果は数多くあると考えています。

もちろん、長期政権ならではの弊害があったことも事実です。

 

それは対抗勢力になれなかった野党の責任が大きいです。

 

批判するのは簡単です。

 

安倍さんより前の政権のダメダメさがすごかったので、相対的にみればアベノミクスは良かったのでは無いでしょうか。

 

アベノミクスの成果として大きいと感じる2つを挙げます。

 

 

 

 

 

 

右肩下がりの経済からの脱出

なんといっても経済の長期停滞からの脱出は、大きな成果です。

 

リーマンショック以降の株価の低迷、円高不況、デフレスパイラルなどの状況から、安倍政権に変わった瞬間から右肩上がりにかわりました。

 

現在はまた低迷している感じはありますが、前の政権時に比べたら段違いです。

 

失業率も高く、何をやってもダメなんだという閉塞感が漂っていた中、その空気を変えた功績は大きいと思います。

 

 

政権の後半、日経平均が2万円を超えたあたりから一進一退が続き、アベノミクス効果が無くなっていたなと感じます。

 

コロナの影響により、保健所や教育の現場などIT化が全然進んでなかったことが露呈しました。

 

他の首相に早く変わるべきだったのかもしれませんが、期待を持てる人材が現れてこなかったのが残念ですね。

 

 

 

 

 

 

 

一億総活躍社会の実現に向けて

失業率を減らしたこと、働き方改革を進めたことも成果と思います。

日本の働き方のデメリットを解消して、海外の仕組みに近づけようという取り組みです。

 

本来であれば、良い方向に効果が現れるはずなのに、デメリット面ばかり注目されたのは残念です。

 

中途半端な取り組みになったのは、賃金アップを進められなかったこと、少子化対策を進められなかったことでしょう。

 

非正規の増加、残業時間の抑制、同一労働同一賃金でも安いほうに合わせるなど、賃金が上がらない、格差が広がるという弊害の方向に効果が現れそうです。

 

 

日本が改善しないといけないのは、「頑張っても将来の給料アップが期待できない」という状況です。

 

「頑張っても無駄」の状況をどうにかしないと、頑張る人が増えないので、一億総活躍社会の実現は難しいように感じます。

 

 

実際、各種アンケートでも自国の将来に期待している若者の割合は、先進国の中でもかなり低いです。
(参考:https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html)

 

 

 

 

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アベノミクスからスガノミクスへ

コーチング・コミュニケーション

安倍首相が退任され、菅首相に代わりました。

安定の安倍政権の取り組みの継続性でいえば、菅さんが最適でしょう。

 

逆にいえば、安倍政権で改善されなかったものも継続して改善されないと考えられるのが不安です。

 

 

 

 

 

 

スガノミクスの期待

菅さんに期待することは、ほとんどないです。

まずは、安倍さんの前の、首相がころころ変わった状況にはならないようにしてくれることです。

 

だから余計なことをせず、現状を維持してくれるのが期待かもしれません。

とりあえず安倍さんじゃなくても大丈夫と思わせてほしいところです。

 

あえて期待するなら、良い意味で期待を裏切ってくれることを期待します。

 

 

 

 

 

 

スガノミクスの不安

菅さんに対する不安は、アベノミクスの悪い面もそのまま継承されることでしょう。

新型コロナ対策として、消費税減税なんかは絶対しないと思います。

 

目新しいことはしないと考えられるため、景気後退期に手も足も出せない状況に陥ると可能性があります。

 

今後、リーマンショックより大きな経済的ダメージがあると言われています。

 

おそらく景気が低迷し、失業が増加し、個人消費が落ち込み、価格が落ち込むデフレ圧力も大きくなるでしょう。

 

また焼け石に水のような政策しかできない政権に、戻らないかが不安です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

企業にもとめられること

コーチング・コミュニケーション

企業の業績期待が株価に現れるとすると、会社は政治の影響を大きく受けます。

安倍政権になってから、株価が上昇に転じたことからもわかります。

 

安倍政権の前は、企業がどんなに努力しても、業績が苦しい状況が続いていました。

 

さて菅政権は、企業にどのような影響を与えるでしょうか。

 

上述したように、景気に対する逆風は強いです。

 

 

 

 

 

 

国に依存しない

国がこうしてくれないから、もっとこうしてくれなど不満に思うことがあるかもしれません。

財政赤字の大きい国に、多くを望まない方が良いでしょう。

 

もし国が何かしてくれないから経営が悪化するというのであれば、経営の仕方に問題があるかもしれません。

基本、資本主義は社会のニーズに応えられない会社は、退場させられてしまいます。

 

シンプルに商品とサービスを磨き続けて、収益性を向上する経営努力がもとめられます。

 

また、国内は人口減少とともに、個人消費総額は落ち込むことが想定されます。

 

海外進出も検討の必要があるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

政治より先に変化する

働き方改革や最低賃金のアップの政策は今後も続くでしょう。

規制緩和も続くと考えられます。

 

あらゆる政策に対して、決まってから慌てて対応する会社と、独自に先回りして対応してきた会社では経営の安定性に大きな差が現れます。

 

日本企業は、新しい価値を創造するのが苦手です。

 

誰かが生み出した価値を、ブラッシュアップする技術は優れているのです。

しかし、近年はGAFAをはじめ、先駆者が市場支配する構図が、強くなっているように感じます。

 

経営のスピードアップがもとめられます。

 

 

 

 

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アベノミクスの方が良かったとならないように

コーチング・コミュニケーション

長期政権だった安倍政権が終了し、新しい時代が始まりました。

 

賛否両論のあるアベノミクスでしたが、安定政権をもたらせたのは大きな功績だと思います。

そのため、また首相がころころ変わる時代に逆戻りしたら。。と不安になります。

 

スガノミクスでは、アベノミクスを承継します。

 

つまり、少子化による労働人口の減少傾向や格差の拡大はしばらく止まらないと考えられます。

 

企業や国民は、リスクマネジメントがもとめられます。

 

政治を変えたいと思ったら、ぜひ選挙に行きましょう。