コーチング、ティーチング、カウンセリング、セラピーの違いとは

コーチング・コミュニケーション研修セミナー
部下や同僚が仕事で悩んでいるとき、家族や友達が悩んでいるとき、助けになりたいと思った経験がないでしょうか。
 
 
人をサポートするスキルに「コーチング」「コンサルティング・ティーチング」「カウンセリング」「セラピー」が存在しますが、どの方法が優れているのか気になるかもしれません。
 
 
セミナーでも「コーチングとティーチングの違いを知りたい」「コーチングとカウンセリングの違いを知りたい」といわれます。
 
 
コーチングやティーチングについて、どの方法が優れているとかありません。それぞれメリット・デメリットが存在し、補完関係にあります。
 
クライアントの問題に合わせて使い分けが必要です。
 
 
 
同じサービスでも提供者によって品質にばらつきが存在します。同じ「コーチング」でも、初心者と熟練者では効果に大きな差が生まれます。
 
 
コーチング、コンサルティング・ティーチング、カウンセリングの違い、メリット・デメリットを説明します。
 
 
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問題を解決に活用する

生産性向上
 
問題が発生したら、問題を解決する行動をします。方法は大きく分けて「自分で調べて解決する」「専門家に相談する」の2つです。
 
 
 
 

自分で調べて解決する

問題を解決したいと考えたとき、インタネットで検索するのが一般的です。本屋でノウハウ系の書籍を購入する方法もあります。悩みを解消するノウハウは簡単に手に入ります。
 
 
メリットは「費用があまりかからない」です。自己解決能力が高い人は有利です。しかし、ピンポイントで自分自身の悩みを解消する方法が見つかるかどうかはわかりません。
 
 
とくに、人間関係に関する問題や疲れなどへの対応は難しいかもしれません。
 
 
 
 
 

専門家に相談する

専門家に相談すると、自分自身の課題について、直接的に解決に導いてくれます。
 
 
しかし、デメリットは「費用がかかる」点です。「専門家がいろいろ存在するので、どの方法が良いのかわからない」です。
 
 
コンサルティング(ティーチング、アドバイザー)、カウンセリング、コーチング、セラピーなどの違いを整理します。
 
 
どのサービスもメリット・デメリットが存在します。また属人的で、品質が提供者に左右されます。学校の先生でも教えるのが上手い下手に分かれるのと同じです。
 
 
 

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話す力によるアプローチ

コーチング・コミュニケーション
 
専門家に直接的にサポートしてもらうものになります。知識や経験はサービス提供者の方が持っている前提で行われます。積極的に解決アプローチしてもらえるので、解決は早いです。
 
 
デメリットは専門家によって、違うアドバイスを言う時があり、どの手法が正しいのかよくわからなくなります。また、新型コロナの対応など、これまで経験したことが無いことには解決力が弱くなります。
 
 
良い専門家を選ばなければなりません。
 
 
 
 

ティーチング、コンサルティングなど

弁護士や税理士などの士業
経営コンサルタント
ITコンサルタント
イメージコンサルタント
各種学校の先生
各種アドバイザー
など
 
専門分野の知識や経験を、クライアントにティーチング(教える)で課題や悩みを解消してくれます。
 
 
 
【メリット】
・解決が早い!(自分で調べたりする労力と比較して)
 
 
【デメリット】
・費用が相対的に高い?(自分で調べる時間と労力から考えると安いともいえます)
・クライアントの状況を無視して教科書的なアドバイスしかない
・専門家との相性やレベルによって、成果のレベルも左右される
・未知の課題に対応できない
 
 
 
以上のように、ティーチングは解決スピードは速いです。「重要かつ緊急に」対応しなければならないときは、ティーチングを活用した方が早いです。
 
ただし、繰り返しになりますが、これらの品質のレベルは提供者に左右されます。日ごろから、お気に入りの提供者を探すことをオススメします。
 
 
 
 

セラピー

アロマセラピー
ヒプノセラピー
カラーセラピー
など
 
 
セラピストがクライアントのために積極的に施術してくれます。各種セラピストの専門的サービスで、お客様の課題や悩みを解消してくれます。「癒す」イメージが強いです。
 
 
【メリット】
・解決が早い!
 
 
【デメリット】
・専門家との相性やレベルによって、成果のレベルも左右される
 
いろいろ体験してみて、自身に合うサービスを探すのが大切です。
 
 
 

 
 
 
 
 

聴く力によるアプローチ

コーチング・コミュニケーション研修
 
積極的に話を聴くアプローチ方法になります。知識や経験はクライアントの方が持っている前提で行われます。
 
 
そのため、提供者からアドバイスなどは行いません。内省することで、自分自身の中から解決方法を見つけ出します。
 
 
解決にはティーチングなどに時間がかかるかもしれません。問題が大きくなる前に相談するのが大切です。また、提供者によって品質がバラつきます。
 
 
 
 

カウンセリング

過去のトラウマや悩みや課題に焦点をあてます。「癒す」が目的です。
 
 
悩みや課題を吐き出してもらいながら、ストレスも吐き出し解消をサポートします。焦らせるとストレスが増えるので、解消にかかる時間は相対的にゆっくりになります。
 
 
 
【メリット】
・指示されない、コントロールされないので安心できる
・内省するので自己理解が深まる
・物事のとらえ方が変わると、同じ問題で悩む機会が少なくなる。
 
 
 
【デメリット】
・クライアントが主体となるので、クライアントとカウンセラー双方の個人差の影響が存在する
・相対的に時間がかかる
 
 
 
 
 

コーチング

カウンセリング同様、話を聴くが中心になります。カウンセリングが過去の問題や悩みに焦点を当てるのに対し、コーチングでは未来志向で目標達成に焦点を当てます。
 
 
課題のタイプはティーチング、コンサルティングと同じです。コーチングはティーチングと異なり、答えを教えません
 
 
クライアントから答えを引き出します。また、ティーチングが問題解決を第一の目的にしますが、コーチングはクライアントの成長を目的としています。
 
 
コンサルティングとは異なり、「重要だが緊急ではない」課題がテーマになります。ゴール(ビジョン)を明確にし、現状も明確にします。そのギャップを埋める行動計画をたてて、実行をサポートします。
 
 
 
【メリット】
・自分で考え、行動し、チェックするを繰り返す経験の蓄積でクライアントが成長します
・自分自身、抱えている課題について一番よく知っているクライアント自身で考えるので解決へ向かいやすい
・成長によって、同じ課題では悩まなくなる
 
 
 
【デメリット】
・クレーム対応、倒産直前など早急に対応しなければならない案件は苦手(ティーチングの方が早い)
・クライアントの信頼関係に左右される
 
 
 

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メリット、デメリットが存在する

コーチング・コミュニケーション
 
コーチング、コンサルティング・ティーチング、カウンセリングの違いを整理してみました。
 
どの方法もメリット、デメリットがあり、状況によって使い分けが大切です。
 
 
注意点は、どのスキルも属人的で、同じサービスでも提供者ごとに品質が異なります。お客様の立場から言えば、いろいろ早めに試しておくのが大切です。どれも費用がかかりますが、早く課題を解消してスッキリできるなら安いとも言えます。
 
 
コーチ、コンサルタントとして活動していて感じるのは、問題が大きくなってから相談される方が多い点です。
 
 
病気となってからしか病院にはいかないので気持ちはわかりますが、日ごろのチェックは必要です。病気もそうですが、重症化していくと、しんどいですし回復に時間も費用もかかります。
 
 
会社の状況も人生の課題も同じです。サービスにばらつきが存在しますので、慌てて探しても良いものが見つかるかわかりません。早い段階でいろいろ試してみるのをオススメします。