コンティンジェンシープランとBCP(事業継続計画)の違い

会社経営で最も大切なのは、持続可能性(サスティナビリティ)です。

 

つぶれてしまったら、従業員を守ること含めて、何もできなくなるからです。

 

 

会社経営の持続可能性を脅かす、さまざまなリスクが存在します。

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響も、大きなリスクとなっています。

 

 

これらリスクに備えて、リスクマネジメントが必要です。

 

 

その対応として必要になるのが、コンティンジェンシープランBCP(事業継続計画)の作成です。

 

 

 

 

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【目次】

 

コンティンジェンシープランとBCP(事業継続計画)の違い

コーチング・コミュニケーション

コンティンジェンシープランBCP(事業継続計画)は、混同されるケースが多いです。

 

実際、辞書で調べても「何が違う?」となります。

 

一旦それぞれの意味について整理します。

 

 

 

 

コンティンジェンシープランとは

コンティンジェンシープランとは、goo辞書で調べると次のようにあります。

 

企業が、為替相場の急変や石油輸入ストップなどの不測の事態をあらかじめ想定し、それに対する有効な対処法を計画しておくこと。緊急時対応計画
(出典:goo辞書「デジタル大辞泉(小学館)】:https://dictionary.goo.ne.jp/word/コンティンジェンシープラン/)

 

為替相場の急変や石油輸入のストップは、日ごろのニュースを確認していると、ある程度予測できます。

 

 

 

 

 

 

 

BCP(事業継続計画)とは

BCP(事業継続計画)とは、goo辞書で調べると次のようにあります。

 

災害や事故などが発生した場合に、企業や行政組織が基幹事業を継続したり、早期に事業を再開するために策定する行動計画。事前に業務の優先度を確定し、バックアップシステムの整備や要員確保などの対応策を立てておくことで、被害やサービスの受け手への影響を最小限にとどめることができる。業務継続計画
(出典:goo辞書「デジタル大辞泉(小学館)】:https://dictionary.goo.ne.jp/word/事業継続計画/)

災害や事故は、いつどこで発生するかわかりません。

 

 

 

 

 

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リスクマネジメントの考え方

コーチング・コミュニケーション

リスクマネジメントは、直接収益に結びつかないので後回しにされがちです。

 

しかし、もしリスクが発生したとき、ダメージを抑えるためには必要です。

 

重要な経営課題とされます。

 

リスクマネジメントのカギは、バランスです。

 

トラブルに備えすぎると、コストが増大するので、経営にダメージを与えます。

リスクマネジメントがないと、トラブルが発生したときに大打撃を受けます。

 

 

リスクコントロールをどのように行うかが、リスクマネジメントです。

 

 

 

 

 

 

 

影響度と確率

リスクの大きさをはかるのは、影響度可能性(確率)です。

 

考えられるリスクを列挙し、それぞれが発生する可能性と、もし発生した場合、経営に与える影響度を測定します。

 

まずは、リスクを回避する方法を検討します。

そして、リスクを回避できなかったとしても、影響を最小限に抑える方法が無いか、リスクコントロール方法を検討します。

 

その上で、対策方法を検討する優先順位を決定します。

 

リスクの影響をコントロールしながら、対策するのがリスクマネジメントです。

 

 

 

 

 

 

 

ありえないリスクにも備える

近年100年に一度、50年に一度という言葉を毎年耳にします。

 

想定できなかったリスクが、毎年のように発生している状況です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大は、近年では最も大きなリスクになりました。

 

 

仕事を数ヵ月停止させなければならない」というリスクです。

 

・戦争が発生する

・取引先が被災する

・自社が被災する

・社員が被災する

 

さまざまなリスクが存在しますが、最悪のリスクも想定する必要があります。

 

注意点は、その準備は内部留保を蓄えておくなど、何年もかかるという点です。

早めに備えておかなければなりません。

 

 

そのため、コンティンジェンシープランBCP(事業継続計画)が必要になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンティンジェンシープランとBCP(事業継続計画)の考え方

コーチング・コミュニケーション研修セミナー

コンティンジェンシープランとBCPの差について、実際は境界線が無くなりつつあるようです

 

このコラムでは、あえてリスクの種類によって区別したいと思います。

 

思い通りにいかないリスク思いもしなかったリスクです。

 

 

 

 

 

 

思い通りにいかないリスクに備えるコンティンジェンシープラン

経営計画を立てたとしても、思い通りにいくとは限りません。

 

・規制緩和があると聞いていたのに政権が変わった

・為替が大きく変動した

・M&Aで拡大しようと思っていたのに抵抗にあい失敗した

・社員がストライキを起こした

・大きな投資を行ったが、回収できなかった

・後継者が育たなかった

など

 

早めに備えておけばよかったのにと、発生が予想できるリスクは備えられます。

 

思い通りにいかないことは、想定できます。

 

思い通りにいかないことに備える目的で、作成するのがコンティンジェンシープランです。

 

 

 

 

 

 

 

想定できなかったリスクに備えるBCP

地震、豪雨など、日本では想定を超える自然災害が増えています。

 

新型コロナウイルス感染拡大も同様に、想定できなかったリスクに襲われ、倒産、廃業する会社が増えています。

 

 

どうすれば、倒産、廃業を防ぐのはもちろん、社員の生活も守れるかを考えるのがBCP(事業継続計画)です。

どんな状況に陥っても、事業を継続させるという点に焦点を当てています。

 

例えば次のようなリスクが考えられます。

・災害による自社の被災

・災害による社員の被災

・災害による取引先の被災

・サプライチェーンの停止

・長期間の停電

・感染症による事業の停止命令

など

 

 

これらのリスクに遭遇したらどうしますか?からBCPを作成します。

 

 

 

 

 

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リスクマネジメントは保険

コーチング・コミュニケーション

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、企業はリスクの真っただ中です。

 

事前に準備してきた会社何も準備してこなかった会社で命運がわかれるでしょう。

 

 

BCP作成の大切さは、東日本大震災直後は大きな話題となっていました。

 

しかし、危機がすぎると、多くの会社が忘れてしまいます。

 

 

リスクマネジメントは、収益を生まず、経営にはブレーキ要因として扱われるからです。

 

 

しかし、内部留保の確保、取引先の多角化など、リスクマネジメントは、経営基盤の強化につながるメリットもあります。

 

積極的にリスクマネジメントを進め、コンティンジェンシープランBCPの作成を行ってください。

 

 

弊社は、リスクマネジメントも含めた経営サポートを行っています。

ぜひご活用ください。