メンバーの多様性を活用してアイデアを生み出す「創発」とは

人事評価制度

創発という言葉

まり聞きなれないかもしれません。

 

創発とは

双発と書く場合もあるようです。

創発とはデジタル大辞泉によると

「要素間の局所的な相互作用が全体に影響を与え、その全体が個々の要素に影響を与えることによって、新たな秩序が形成される現象。」

要は、二つ以上のものがお互い影響しあって新しいものが生み出されることです。

アイデアだしの現場で一人のアイデアに影響されて、他の人からまた新たにアイデアが出る。

そのアイデアに影響されて、また他の人からアイデアが・・・ということが繰り返されながら

これまでに無い斬新にアイデアが生まれてくることがあります。

グループダイナミクスともいわれたりします。

ブレーンストーミングというアイデアだしの手法でよく使われる考え方になります。

 

イノベーションとデザイン思考

企業の課題はいかに他社に先駆けたイノベーションを起こすかです。

そのイノベーションを起こすための種は創発によって生み出されやすくなります。

現在、イノベーションを起こすための手法としてデザイン思考という考え方が注目をあびています。

デザイン思考自体はもう20年以上前からある考え方ですが日本ではまだまだ浸透していません。

googleやマイクロソフトなどシリコンバレーのIT企業で用いられた考え方と聞きます。

そして世界中で実践されています。

実際、現在は日本に普及している商品やサービスはその外国企業によって開発されたものが多く普及しています。

スマートフォン、Amazon、Facebook、お掃除ロボット、ドローンなどなど

イノベーションという点で日本企業は遅れています。

そのため、創発という考え方

デザイン思考の考え方をもっと日本に普及させていきたいと考えています。

創発の考え方で大切なことそれはチームで行うということです。

しかもできるだけ価値観の異なる多様性のある人材を集めたチームです。

一人の賢い人に依存する開発手法ではないということです。

イノベーションとコミュニケーション能力

そのため、カギになるのはコミュニケーション力です

多様な価値観との情報のやりとりになるからです。

その多様な価値観がお互いに影響を受けあって

斬新なアイデアが創発されていく

ということを期待します。

日本の組織は、どちらかというと

Yesマンを集める方向に力が働きがちです。

そうなると多様性が失われ、一つの価値観で話し合いが行われるのでまったく影響しあわず創発が起きません。

そして、失敗を恐れる保守的な傾向にもあります。

バブル崩壊以降、

日本企業は保守的な傾向が強くなったといいます。

だから斬新なアイデアが出ても「そんなことしたらリスクが大きいだろ」といってそのアイデアをそこで殺してしまいます。

創発は、アイデアに乗っかって乗っかって乗っかっていくという姿勢が大事になります。

 

認める力と聴く力

だから創発で大切なことは”認める力””聴く力”になります。

とりあえず、そのアイデアだしのときは頭ごなしに否定することであったりネガティブな発言は極力控えます。

発言をさせない空気にするので。

どんどんメンバーが発言しやすいような空気感を作っていくことがとても重要です。

それが”認める力”です

”聴く力”はどんどん発言を促していくことです。

あいづち、うなずき

それでそれで?

オウム返しなど

興味をもっている態度を表現してもっとしゃべってということを口に出すそうやって促してもらえると話している人はもっと話しやすくなります。

ファシリテーターは発言してない人へ発言を促すことが大切です。

ファシリテーターは、チームメンバーの状況を観察する力も必要になります。

そうやって全員が自由に自分の意見を話せる環境を作り出せたとき、創発が起こりやすくなります。

この創発は多様性のある人数が多くなればなるほど強くなります。

中小企業では、社員数がまだまだ少ないかもしれません。

だから専門家を雇うなど、社内にない価値観を持った人材に会議に参加してもらうことによって対応できたりします。

まずできるところから始めるということが大切です。

私たちは新商品開発の会議のファシリテーションなども行っています。

コミュニケーション力強化の研修なども行っております。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

 

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