コミュニケーション能力とモチベーションアップ方法
仕事は、チームで行うケースがほとんどです。
チームワークの強さによって生産性、成果がかわります。
チームのリーダーは、チームワークの強化が求められます。
チームメンバーと積極的にコミュニケーションをとり、モチベーションを引き出さなければなりません。
仕事のチームワークづくりの方法について、説明します。
【コラム】バーナード組織の3要素~共通目的・協働意欲・コミュニケーション
【目次】 |
チームワークに必要な要素
チームワークに必要な要素について説明します。
基本的に、組織の3要素、共通目的、協働意欲、コミュニケーションから考えます。
モチベーション
チームワークには、メンバーの積極的な協力が必要です。
組織の3要素でいうと、協働意欲、モチベーションをいいます。
メンバーがやる気を無く、自分勝手に行動するとチームの雰囲気が悪くなります。
チームワークをよくするには、メンバーの協働意欲を引き出すモチベーションが必要です。
コミュニケーション
チームで行動する以上、コミュニケーションが欠かせません。
メンバーが何をしているかわからない状態は、非効率になる可能性があります。
仕事を分担せずに、全員が同じ仕事をしていたら、誰も担当していない仕事が存在するかもしれません。
報連相が行われないのであれば、問題が隠蔽される可能性があります。
チームワークを発揮するには、コミュニケーションが欠かせません。
【コラム】連鎖退職とは~若手社員が連鎖退職する原因と対処方法
チームワークが生まれない理由
チームワークが生まれない理由について説明します。
組織の3要素のどれかが欠けているので、協働意欲の低下が考えられます。
リーダーシップの欠如
リーダーシップの欠如が、チームワークを弱くします。
チームには、共通目的を示すリーダーシップが必要です。
リーダーシップがないと、メンバーは迷い不安に感じます。
リーダーは状況に応じて、的確に意思決定をし、責任を負います。
迷って決められないリーダー、責任をメンバーに転嫁するリーダーは、メンバーのモチベーションを下げます。
聴く力コミュニケーションの欠如
リーダーを始め、メンバーのコミュニケーション能力の欠如もチームワークを弱くします。
特に重要なのが、聴く力コミュニケーション能力です。
ワンマンの上司は、リーダーシップがあるように感じるかもしれません。
しかし、メンバーの成長を止めてしまう可能性があります。
メンバーが自由に発言できないと、メンバーは上司の指示待ちになります。
また、上司の顔色をうかがいながら、仕事をするようになります。
メンバーが自由に発言できるようになるには、上司の聴く力コミュニケーション能力がもとめられます。
チームワークをアップする
チームワークを強化するモチベーションアップ、コミュニケーション能力アップについて説明します。
どちらも基本となるのは、聴く力コミュニケーション能力です。
コミュニケーション力アップ
コミュニケーション能力アップ方法について。
コミュニケーション能力アップというと、多くの方が「話す力」ばかりに気をとられます。
「伝え方が悪いのじゃないか」「どうしたら説得できるだろうか」と考え、「話す力」ばかり磨こうとします。
しかし、コミュニケーション能力は、「話す力」だけでなく「聴く力」が必要です。
「聴く力」の強化方法として、コーチングスキルのトレーニングをオススメします。
コーチングとは、聴くに重点をおいたコミュニケーションスキルです。
モチベーションアップ
モチベーションアップ方法について。
多くの方が勘違いしているのが、「モチベーションを出せ」と言ってもモチベーションは高まりません。
やりたくない仕事を、「やる気を出せ」と言われても、やる気は出ないでしょう。
モチベーションアップするには、「何のため」にそれをやるのか、知る必要があります。
加えて、「何のため=自分にメリット」と、結びつけないといけません。
上司のメリットにはなるけど、自分には何のメリットもなければ、モチベーションは高まりません。
しっかりメンバーとコミュニケーションをとって、「何のため=自分にメリット」の結びつけが大切です。
【コラム】公平理論とは~社員のモチベーションマネジメント方法~
チームの生産性を最大化しよう
管理職になって、部下を抱えるようになると、チームビルディングがもとめられます。
チームワークを強化し、ワンチームを作り上げなければなりません。
なぜなら管理職の責任は、チームの成果の最大化だからです。
チームワークをよくするには、コミュニケーション能力が基本となります。
チームビルディングのために、コーチング・コミュニケーション研修セミナーを受講してください。