ビジネスコミュニケーションセミナー【大阪・神戸・京都】
ビジネスでは、コミュニケーション能力が課題になっています。
・報連相
・プレゼンテーション
・会議
・営業
・受発注
・交渉
などなど、コミュニケーションが無いと、仕事の成果が低くなります。
IT技術の深化、競争の激化により、処理しなければならない情報量は増え続けています。
一方で、1回当たりのコミュニケーションの時間が短くなり、質が低下しているのです。
コミュニケーションの質が低下は、仕事の生産性の低下に結びついています。
だからこそ、コミュニケーションの質を改善しなければいけません。
コミュニケーション能力アップを目的とした、企業研修やセミナーは数多くあります。
しかし、コミュニケーションの質の課題は、解消されていません。
コミュニケーション研修には、注意点があるからです。
コミュニケーション能力を強化する方法を説明します。
弊社は、コーチング・コミュニケーション研修セミナーを開催しています。
【コラム】コミュニケーション能力とは-仕事で必要とされる理由と高める方法
【目次】 |
ビジネスにコミュニケーション能力は必須
人手不足の影響により、企業は人材育成に力を入れるようになってきました。
企業が社員に求めるスキルとして「コミュニケーション能力」が上位に来ています。
ワンチームになるなど、仕事の効率を上げていくには、コミュニケーション能力の強化が欠かせないからです。
生産性を高める
働き方改革の影響で、企業では労働時間の削減が進められています。
一方で人材不足が深刻な問題となっています。
短時間でより多くの仕事をこなす必要がでてきました。
生産性アップがもとめられているのです。
仕事の生産性は「スキル×コミュニケーション」で決まります。
どんなに個々のスキルが高くても、コミュニケーション能力がゼロであれば、仕事の生産性は限りなくゼロに近づくでしょう。
仕事の多くは、一人ではできないものが多いです。
生産性を高めるためにも、コミュニケーション能力の改善がもとめられています。
人の問題を改善する
組織力を弱くするものとして、社員がメンタルヘルスの悪化があります。
休職、退職されると、一気に組織力が低下します。
これまでの人員で確保できていた生産量は、人が抜けることで、さらに落ち込みます。
しわ寄せによって、仕事の負担が増えた社員もまた、ダウンしてしまうかもしれません。
社員のメンタルヘルスの悪化や、社員の離職の主な原因となっているものは人間関係です。
つまりコミュニケーションです。
社員間のコミュニケーションの悪化により、人間関係が悪化し、社員にとって大きなストレスになるのです。
人間関係の改善にも、コミュニケーション能力の改善が求められます。
【コラム】数値化できないコミュニケーション能力の目標設定方法と評価基準
ビジネスコミュニケーション能力が低い理由
特に大企業では、コミュニケーション能力に関する研修が良く行われています。
外部にも、コミュニケーション能力に関するセミナーも多く存在します。
それなのに、コミュニケーション能力の改善が進まないのはどうしてでしょうか?
実際、メンタルヘルス悪化による労災申請は毎年のように増加しています。
コミュニケーション能力が高いとは
「コミュニケーション能力を強化する」と言われると、「話すのが上手くなる」「上手に相手に伝えられるようになる」と思っている人が多いです。
確かにその一面はあります。
しかし、コミュニケーションは「通信」です。
送信と受信、「話す力」のほかに「聴く力」がないとコミュニケーションは成立しません。
「話す力」しかない会議はどうなるか。
メンバー全員が自分の主張をいかに上手く伝えて、説得しようと努力します。
「聴く耳」が無い、「話す力」ばかりの会議は、全員が譲らず紛糾します。
そして、仕事が進まず、生産性が大幅に落ち込みます。
お互いの意見を一度聴いて、その上でどうするか?
「聴く力」があって、初めて議論ができるのです。
コミュニケーション能力が低いとは
職場のコミュニケーションが改善しない大きな理由は、管理職など「リーダーは、コミュニケーション能力が高い」と思っているからです。
確かに、「話す力」は強いです。
「話す力」が強いから、営業力や交渉力を発揮して管理職になったのでしょう。
しかし、「聴く力」が足りない場合があります。
コミュニケーションで大切なのは、「相手のレベルに合わせる」ことです。
「下のレベルから上に合わせられません」ので、「上のレベルの人が、下に合わせるのが重要」になります。
子どもとコミュニケーションをとるときは、子どもと目線を合わせ、子どもが理解できる言葉で話します。
走りの遅い人が、速い人に合わせて走ることができないのと同じです。
それが上司-部下になると、部下に合わせずに「部下のコミュニケーション能力が低い」と嘆きます。
「上司ができる仕事は、部下もできなければならない」前提でコミュニケーションをとろうとするので、ミスコミュニケーションが生まれるのです。
部下に合わせるには、部下のレベルを把握しなければなりません。
部下のレベルを把握するのに必要なのが「聴く力」です。
職場のコミュニケーションは、上司の聴く力コミュニケーションを強化して改善します。
コミュニケーション能力を高める方法
コミュニケーション能力を高める方法は、「聴く力」の強化です。
しかし、多くの方が「聴く力」の強化方法を学んだ経験がありません。
だから「聴く力」が弱いのです。
逆に言えば、「話す力」よりも「聴く力」の方が伸びしろがあります。
「聴く力」を強化する
「聴く力」を強化するとは、「ちゃんと聴いてたのか?」といった場面がなくなるとイメージされるケースが多いかと思います。
コミュニケーションでの「聴く力」は、そうでは無いです。
子どもがちゃんと聴いてれば、大人の難しい言葉でも理解できるのか?
それはできません。
同じように、部下がちゃんと聴いていれば、上司の難しい話でも理解できるのか?
それはできません。
もしそうだとしたら、聴く前に、覚えられるぐらいまで教えなければいけません。
「聴く力」を、理解力や記憶力のように、勘違いしているケースが見られます。
コミュニケーションの「聴く力」は、「相手に本音でたくさん話してもらう力」です。
「本音で」が重要です。
「聴く」には、信頼関係の構築が前提なのです。
コーチング・コミュニケーションを学ぶ
「聴く力」の強化について、「相手に本音でたくさん話してもらえばいいんでしょ」と思うかもしれません。
しかし、これが意外に難しいです。
あなたも、嫌いな相手が優しい声で話しかけたとしても、なんでもかんでも本音で話してしまうようなことは無いでしょう。
聴く力を強化する方法として、コーチング・コミュニケーションをオススメします。
コーチングセッションができるようになると、聴く力が強化されるからです。
ところが、コーチングスクールで学んでいる人も、「聴く力」強化には苦労します。
特に、職場環境では、さらに難しくなります。
それは上司は部下の話を聴くよりも、指示命令したくて仕方がないからです。
上司は、仕事の成果をもとめられるからです。
話を聴いている余裕が無くなります。
職場で中途半端なコーチングスキルを使おうとすると、逆に信頼関係を失います。
「聴く力」を強化するには、コーチングセッションのトレーニング量が必要です。
【コラム】1on1ミーティングとは~目的と効果とメリット・デメリット~
ビジネスコミュニケーション能力を高めるセミナー
仕事をする上で、コミュニケーションは欠かせません。
仕事を依頼する、受けるだけでもコミュニケーションが必要です。
コミュニケーション能力の差が、仕事の生産性に影響を与えます。
コミュニケーション能力が大切なことは、多くの人がわかっています。
しかし、コミュニケーション能力の課題が無くなりません。
コミュニケーション能力を高める上で、大きな壁は「日本語だから」です。
コミュニケーション能力が無くても、お互い、言葉の意味だけはわかるので、できている気分になります。
また、「自分は大丈夫」と、コミュニケーション能力の低さに対する無自覚です。
自分自身のコミュニケーション能力を高いと勘違いして、「最近の若い奴はコミュニケーション能力が低い」と発言する人もいます。
「自分は大丈夫」と思っている人は、コミュニケーション能力を高めようとしません。
そうして、いつまでもコミュニケーションの課題は無くならないのです。
「自分は大丈夫」と思ってしまいがちな原因は、「コミュニケーション=話す力」と捉えるからです。
相手を言い負かす力を「コミュニケーション能力」と勘違いしがちです。
コミュニケーション能力が高いと、相手を言い負かせられる。
言い負かされた相手は、気分が悪くなり、人間関係がギクシャクする。
コミュニケーション能力を磨けば磨くほど、人間関係がギクシャクする。
このような状況が起きていないでしょうか?
コミュニケーション能力を高めたいなら、重要なのは「聴く力」の強化です。
「聴く力を強化しなさい」と言われても、多くの人が何をしたら良いかわからないでしょう。
それが、コミュニケーション能力がいつまでたっても改善されない理由です。
コミュニケーションは、「話す力」と「聴く力」の双方向が必要なのです。
弊社では、「聴く力」強化のコーチング・コミュニケーション研修セミナーを実施しています。
ぜひご活用ください。