組織開発の基礎知識~チームワークの強い会社をつくる~

コーチング・コミュニケーション研修セミナー

チームワーク、ワンチーム、組織力、団結力、一体感など、強い組織をつくろうとするキーワードがあふれています。

 

組織の問題は常に存在し、いつまでも改善されずにいます。

 

チャンドラーの「組織は戦略に従う」という言葉は有名です。

 

改めて組織とは何でしょうか?

どうして組織づくりが重要なのでしょうか?

 

強い組織をつくらなければならない理由と方法について整理します。

 

 

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【目次】

 

組織とは

コーチング・コミュニケーション

組織とは、Weblio辞書には次のようにあります。

 

1.組み立てること。また、組み立てられたもの。 「所謂劇を-する要素は何か/神秘的半獣主義 泡鳴」
2.特定の目的を達成するために、諸個人および諸集団に専門分化された役割を与え、その活動を統合・調整する仕組み。または、そうして構成された集団の全体。また、それを組み立てること。 「会社-」 「社会-」 「組合を-する」 「議会を-する」
3.生物体を構成している単位の一つで、同一の機能と構造とをもつ細胞の集団。動物では、上皮組織・結合組織・筋肉組織・神経組織、植物では分裂組織・永久組織などに区別される。
4.構成鉱物の大きさ・形・並び方などによる岩石の内部構造。石理。
5.織物で経(たて)糸と緯(よこ)糸を組み合わせること。また、その交錯のし方。 「織物-」 〔2,3 は英語 system あるいは organization の訳語。末広鉄腸「雪中梅」(1886年)に見られるのが早い例〕
(出典:Weblio辞書「三省堂 大辞林 第三版」:https://www.weblio.jp/content/組織

 

会社の組織で言えば、「2」の意味になるでしょう。会社の目的を達成するために、構成された集団です。

 

 

 

 

 

組織と集団の違い

組織と集団の違いは何でしょう。集団はWeblio辞書には次ぐのようにあります。

 

1.人・もの・動物が集まって一まとまりになること。また、その集まり。 「先頭-」 「猿の-」 「 -で登校する」 「十余隻の敵艦船雑然として-せるを/此一戦 広徳」
2.ある共通の目的をもち、相互に依存関係をもつ人の集まり。 「政治-」
(出典:Weblio辞書「三省堂 大辞林 第三版」:https://www.weblio.jp/content/集団

 

組織は目的があって集まっているのに対し、集団は同じ集まりですが「目的」を必須としません。

 

 

 

 

 

バーナードの組織の3要素

組織論の学者バーナードが提唱した「組織の3要素」があります。

 

組織が集団と異なる点は、次の3つの要素の有無によります。

・共通目的
・協働意欲
・コミュニケーション

 

 

組織にはまず「共通目的」が必要です。

そして、メンバーがその「共通目的」に向かって、協力し合おうという「協働意欲」が必要です。

メンバー同士で「共通目的」と進捗などの情報共有を行うには、「コミュニケーション」が必要になります。

 

これら3つの要素の強化によって、強い組織となります。

 

 

 

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チームワークの強い組織

コーチング・コミュニケーション

企業がチームワークの強い組織をもとめる理由について説明します。一言でいえば、会社のパフォーマンスが高まるからです。

 

 

 

 

 

役割分担

本来、会社は社長がすべての仕事をできたら、社長の思った通りに仕事が進み、生産性が高まります。

 

しかし、仕事量が増加し、社長一人では手が回らなくなります。そのため、社員を雇い、役割分担します。こうして組織がスタートします。

 

雇った社員が、社長の思い通りに行動してくれたら、最も生産性が高い状態になります。

 

社長の目的に対して、社員同士が協力しあって最高のパフォーマンスを発揮してくれる状態が強い組織の状態です。生産性の最大化をはかりたいからです。

 

 

 

 

 

生産性の最大化

会社である以上、業績の向上がもとめられます。

業績を向上するには、生産性を最大化しなければなりません。

 

指示命令が通らない。組織内で対立が起こっているなどがあると、生産性が低下します。

生産性が低下すると会社の業績が低下します。

 

リーダーの経営責任となる可能性があります。

会社経営は組織づくり、組織開発が重要となるのです。

 

 

 

 

 

 

強い会社を作る組織開発の方法

コーチング

強い会社を作る組織開発の方法について説明します。

基本は、組織の3要素の強化です。

「協働意欲」については、「共通目的」「コミュニケーション」の強化によって、高められます。

 

 

 

 

 

共通目的・リーダーシップ強化

強い組織をつくるには、「協働意欲」を引き出す「共通目的」が必要です。

 

そして、「共通目的」に向けて、メンバーを引っ張る「リーダーシップ」がもとめられます。

 

共通目的があったとしても、メンバーがついてこなければ組織力を高められません。

 

リーダーは魅力的なリーダーになる必要があります。魅力的なリーダーとは、メンバーにとって魅力的なリーダーです。

 

 

 

 

 

コミュニケーション能力強化

強い組織をつくるには、「共通目的」「進捗状況」などを共有するコミュニケーション」が必要です。

 

メンバーの「協働意欲」を引き出すコミュニケーション」も必要です。

 

「共通目的」があったとしても、誰も知らなければ、一丸になれません。

報連相が行われなければ、情報共有されずに仕事がスムーズに進みません。

 

協力関係をつくるには、コミュニケーションは欠かせません。メンバーのコミュニケーション能力強化がもとめられます。

 

 

 

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企業間競争は組織力に左右される

リーダー

パソコンやスマートフォン、GoogleやZoom、仕事を便利にするツールが広がっていますが、どこの会社でも入手できます。

資金力が同じであれば、企業間競争の差は、組織力の差です。

 

実力が拮抗しているスポーツチームの勝敗が決まるのも、どれだけチームがワンチームになれたかに左右されるでしょう。

 

メンバーのパフォーマンスをどれだけ引き出せるかが組織開発の目的です。

 

企業間競争に勝つには、まずは組織開発を強化しましょう。

 

 

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