自己啓発にコミュニケーション能力研修セミナーを
自己啓発とは、会社からの指示などではなく、自主的にスキルアップする取り組みのことです。
自己啓発のテーマとして、資格取得やスキルの習得など、さまざまな種類が存在します。
もし、目的が「仕事に活かす」であれば、コミュニケーション能力の強化をオススメします。
なぜなら、コミュニケーション能力は、すべてのスキルの基盤になるからです。
コミュニケーション能力が無いと、ほとんどのスキルは、活かすことができません。
しかし、コミュニケーション能力が大切と言われながら、いつまでも改善されません。
報連相をしっかりしなさいと、いまだに注意されます。
企業研修では、難しいでしょう。
だから、自己啓発におすすめです。
価値の高い資格を持っていたとしても、コミュニケーション能力がゼロであれば、仕事ができません。
組織で仕事する以上、仕事の依頼を理解できる、問題を報告できるなどが必要になるからです。
仕事の生産性を高めるには、コミュニケーション能力が欠かせません。
コミュニケーション能力で忘れられがちなのが「聴く力」です。
しかし、「聴く力」の強化方法を多くの方が知りません。
自己啓発として、「聴く力」コミュニケーション能力について説明します。
【コラム】コーチングの勉強方法~コーチングの資格は独学でも取得できる?
【目次】 |
コミュニケーションスキルは軽くみられる?
日本では、さまざまな種類のスクールがあり、なんでも学べます。
しかし、コミュニケーションを本気で学ぶ人は、少ないように感じます。
プレゼンテーションやスピーチ力など「話す力」にお金をかける人は多いです。
しかし、「聴く力」にお金をかける人はあまり存在しません。
コミュニケーションは、「話す力」と「聴く力」があって、初めて機能します。
「聴く力」は、大切とわかっているけど、お金をかけるほどでもないと考えているのではないでしょうか。
それよりも、資格を持っていると仕事に有利と捉えられがちです。
しかし、資格を持っていても、コミュニケーション能力が無いと有利にはなりません。
自己啓発の種類はさまざま
自己啓発の種類はさまざまです。
語学から、パソコンスキル、プログラミング、各種資格など、多くの種類の自己啓発カテゴリーが存在します。
その目的は、自己PRするときのアピールポイントにしたいという理由が多いのかもしれません。
就職に有利な資格などのランキングもよく目にします。
しかし、取得しても、活用できていない資格も数多くあるのではないかと思います。
数多くあるスキルの中で、自己啓発で忘れられがちなのがコミュニケーションスキルです。
資格を持っていたとしても、コミュニケーション能力が無いと、活用できません。
しかし、コミュニケーション能力は、有名な資格が無いためか、後回しにされがちです。
社員に求められるスキルはコミュニケーション
社員に求めるスキルとして、常に上位にあるのがコミュニケーションスキルです。
しかし、自己啓発の対象になることは少ないです。
それは履歴書にかけるような、資格が無いからと考えられます。
社員にコミュニケーション能力を求める理由は、仕事の生産性向上です。
指示命令が伝わらない、報連相が無いなど、コミュニケーションが無ければ仕事が回らないからです。
コミュニケーションがスムーズでないと、仕事が進まなくなり、生産性が落ちます。
結果的に「競合他社との競争に負ける」につながります。
会社の生産性を高めるには、社員のコミュニケーション能力が必要なのです。
しかし、会社は「コミュニケーションをしっかり」と伝えるだけで、教育しようとはしません。
あったとしても、単発の企業研修ぐらいでしょう。
【コラム】傾聴力・質問力とは~コーチングスキルを活用したトレーニング方法
自己啓発にはコミュニケーション能力が一番
仕事を進める上で、もっとも重要となるのが、コミュニケーションスキルです。
どんなに他のスキルが高くても、コミュニケーション能力がゼロであれば、仕事ができません。
極端な例で、プログラミングスキルは最高の技術を持っているけど、コミュニケーション能力がゼロのプログラマーの場合。
お客様からの要求を「聴く」ことができなく、自分のプログラミング技術について「伝える」こともできないのであれば仕事になりません。
仕事ができるかは「個別スキル×コミュニケーション能力」で決まります。
コミュニケーション能力は、各自が自己啓発により高める必要があります。
コミュニケーション能力が高まらない理由
重要で、会社から求められているコミュニケーション能力ですが、なかなか高まりません。
毎年「コミュニケーション能力を高めなさい」といわれ続けても高まりません。
何をもって、コミュニケーション能力が高いかどうか、不明確だからです。
何をしたらよいのか、わからないからです。
自己啓発の対象として、「コミュニケーション能力強化が選ばれない」「選ばれたとしても単発の研修で終わってしまう」の問題があります。
その理由は、「履歴書に書けるような資格では無い」と、「自分はコミュニケーション能力があると思い込んでいる」が原因です。
人と話すの苦手な人は、コミュニケーションを学ぼうとしますが、そう感じていない人はコミュニケーションを学ぼうとはしません。
大切なのは、「人と話すのが得意」=「コミュニケーション能力が高い」ではないことです。
管理職になる人は、「人と話すのが得意」であることが多いです。
それでも、部下とのコミュニケーションに悩むことが多くあります。
コミュニケーションとは
コミュニケーション能力が高まらない理由は、「コミュニケーションとは」を正しく理解していないからです。
「コミュニケーション能力を強化しなさい」と言われたら、プレゼンテーションスキルなど、「話す力」を学ぼうとされます。
相手を納得させる(言い負かす)技術がコミュニケーション能力と感じている方が多いです。
忘れがちなのが「聴く力」です。
コミュニケーションは「話す力」と「聴く力」で構成されています。
しかし、多くの方が、コミュニケーション能力というと、「話す力」ばかり強化しようとします。
そうすると何が起こるか。
意見の衝突が、発生します。
お互い、相手に自分の意見を通させようと試行錯誤します。
そして、お互い、相手にコントロールされたくありません。
相手の意見に対して「聴く耳」が無い人ほど、相手に自分の意見を納得させようとします。
人間関係が悪化し、コミュニケーションが上手くいかないようになります。
コーチング・コミュニケーションを学ぶ
仕事をするうえで、コミュニケーション能力が重要です。
自己啓発として、コミュニケーション能力を強化する方法に、コーチング・コミュニケーションをオススメしています。
「聴く力」を重点的に強化する方法だからです。
聴く力を強化する方法
「聴く力を強化しなさい」と言われたら何をしますか?
何をしたらよいか、わからない人が多くいます。
なぜなら、学生時代にほとんどの人が、「聴く力」を学んだ経験がありません。
だから、人と話すスキルが得意でも、聴く力が無い人は多くいます。
聴く力強化の自己啓発方法として、コーチング・コミュニケーションのトレーニングがオススメです。
コーチングスキルとは
コーチングスキルとは、「傾聴」「質問」「フィードバック」で構成されるスキルです。
クライアントの課題に対して「クライアントにたくさん本音で話してもらい、クライアント自身に中から気づきを引き出す」スキルです。
コーチングスキルを強化すると、相手は本音でたくさん話してくれるようになります。
この力が「聴く力」です。
自己啓発でコーチングスキルのトレーニングをすると、「聴く力」が強化されるのです。
【コラム】1on1ミーティングとは~目的と効果とメリット・デメリット~
自己啓発にコーチング・コミュニケーション
自己啓発の種類はさまざまです。
多くの方が、とりあえず、転職に有利な資格取得に進むケースが多いと思います。
しかし、どんなに資格を持っていても、コミュニケーション能力が無ければ仕事になりません。
コミュニケーション能力は、あらゆる場面で必要な能力です。
自己啓発には、コミュニケーション能力強化がおすすめです。