仕事のコミュニケーション能力が低い人の問題と改善方法

モチベーション

社員のコミュニケーション能力が低い。

そのような経営者や管理職の声を聴きます。

そして、社員の低いコミュニケーション能力を改善する目的で、さまざまな企業研修を受講させます。

 

毎年のように、コミュニケーションを改善しなければならないと言っています。改善しないから企業研修を受けて、受けても改善しないから企業研修を受けて・・・を繰り返しています。

 

コミュニケーションの問題は、改善がなくても日本語で通じるので、できている感覚に陥りがちです。

 

コミュニケーション能力を改善するためには、コミュニケーションの本質を理解しなければなりません。そして、コミュニケーション能力強化は予想以上に努力が必要です。

 

コミュニケーション能力を高める方法を説明します。

 

 

【コラム】テレワークによるコミュニケーション不足の課題に対する対策方法

【目次】

 

コミュニケーション能力が低下している?

コーチング・コミュニケーション研修

若者のコミュニケーション能力が低下していると耳にする機会が多いですが、果たして本当でしょうか?

どの様な時代にもコミュニケーションギャップは存在します。

大人が、若者たちが、お互いに自分たちのコミュニケーション方法に合わせてくれないと嘆いているだけかもしれません。

 

 

コミュニケーションの質が低下している

実際、コミュニケーション能力の低下はないと思います。それ以上に外部環境の変化が激しく、質の高いコミュニケーション能力が必要な時代になっただけです。

 

インターネットの進化とともに、世の中に流れるデータの量はインターネット登場の前に比べ何千倍となっています。競争環境がグローバルに広がった影響により、24時間経済が動いています。

 

同時にこなさなければならない仕事量が増加したので、1回当たりのコミュニケーションの質が低下しているのです。昔のように、空気を読むや、曖昧な表現はやりにくくなりました。

 

外部環境が変化し続ける中、コミュニケーションの問題は常に無くならないのです。

 

 

コミュニケーション能力の強化が必要

1回当たりのコミュニケーションの時間が少なくなっているという状況は、いかに質を高めるかが課題につながります。コミュニケーションの質の希薄化によりさまざまな問題が生じ、生産性を低くしているからです。

日本の労働生産性は先進国中で最下位を継続中です。

 

改善しない大きな理由は組織力の低下です。組織力を低下させている要因がコミュニケーション能力です。組織を弱くさせるものに、メンタルヘルスの問題による社員の休職や社員の離職の問題があります。

 

それぞれ、原因と上位にあげられるものが人間関係です。人間関係というとコミュニケーションの質により悪化します。

社員のコミュニケーション能力強化は早急に解決しなければならない課題です。

 

【コラム】チームワークの一体感を醸成するコミュニケーション方法

 

 

 

コミュニケーションを理解する

経営相談

コミュニケーション能力が課題だと言われ続けて、なぜ未だに改善しないのでしょう。

その要因の一つは、コミュニケーション能力改善スピードよりも、外部環境変化のスピードの方が早いからです。人間そんなに急には進化できません。

 

もう一つの理由は、コミュニケーションの本質を理解できていない問題です。

 

 

 

コミュニケーションとは

コミュニケーションとは、具体的に何かと訊かれると困る方が多くいます。よくわからないから、何をしたら改善できるのか、わかっていないのです。

 

コミュニケーション能力をつけるというと、「プレゼンテーション能力」や「説得力」など話す力ばかり強化します。わかりやすく伝えるがコミュニケーション能力の全てと捉えている方が多くいます。

 

コミュニケーションは「話す力」と「聴く力」の両方があって初めて成立するのです。「聴く力」も強化してください。

 

 

 

「聴く力」が重要

コミュニケーションは「聴く力」も重要ですが、この「聴く力」も理解できていない方が多くいます。「聴く力」を強化してくださいといっても、方法が分かりません。

 

なぜなら、私たちは聴き方を学校で習った経験がほぼ無いからです。

もし話を聴く人がいなかったらどうなるでしょうか。メンバー全員、独り言を話しているようになるでしょう。

良いチームワークはできません。

 

 

 

 

 

聴く力とコーチングスキル

コーチング・コミュニケーション

聴く力の強化方法として、コーチングスキルをオススメしています。聴く力を強化する方法は、コーチングスキルとカウンセリング以外に方法が見当たらないからです。

 

確かにカウンセリングも良い方法ではありますが、ビジネスで扱うのであればコーチングスキルの方がオススメです。

 

 

 

聴く力とは

「聴く力」とは、相手に本音でたくさん話してもらう力です。「聴く力」に強い人ほど、相手は本音でたくさん話すほど、会話が活性化します。

 

「聴く力」の強い人には、部下も報連相をしっかり行うでしょう。「聴く力」が無い人ほど、相手を黙らせます。

「聴く力」が無い人には、相手は報連相したくても話かけづらいでしょう。

 

「聴く力」には、このように、「話しかけやすさ」や「信頼関係」などの意味も含まれます。つまり上司が「部下のコミュニケーション能力が低い」と嘆いている場合、部下は「うちの上司は話しかけづらい」といっているかもしれません。

 

だからこそ、聴く力の強化が必要ですが、オススメの方法がトレーニングがコーチングスキルの導入です。

 

 

 

コーチングスキルとは

コーチングスキルとは、クライアントから話を引き出しつつ、気づきを引き出し、クライアントの課題解決の行動をサポートするスキルです。

 

コーチングでは「傾聴」「質問」「フィードバック」といったスキルを駆使して、クライアントに本音でたくさん話してもらいます。

コーチングスキルをマスターすると、相手が本音でたくさん話してくれるようになるのです。

 

それは「聴く力」が強化された状態です。カウンセリングスキルも同様に、クライアントにたくさん話してもらうスキルですが、過去の問題や悩みなどが中心になります。

ビジネスの世界は、未来志向の話が多いので、コーチングスキルの方をオススメします。

 

【コラム】数値化できないコミュニケーション能力の目標設定方法と評価基準

 

 

 

聴く力で活気ある職場づくりをしよう

コーチング
コミュニケーション能力を高めるというと、プレゼンテーションや説得力のように、いかに相手に自分の意見を飲ませるか、話す力ばかり強化しようとします。

 

話す力ばかり強化すると、意見がぶつかり合います。お互いが相手を言いくるめようとなると、勝ち負けが生じ、人間関係悪化の原因になるかもしれません。

 

チームメンバーが協力するには、聴く力も必要です。聴く力を強化しない限り、職場のコミュニケーションの低下の改善はできないでしょう。

コーチング・コミュニケーションを取り入れ、チームワークの強い組織をつくりましょう。

 

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