インバスケット思考の効果とは-管理職の課題解決能力を強化する

人事評価制度

働き方改革で働く時間が減らされる中、好景気によって仕事量が増えています。人手不足になる中、一人が処理しなければならない仕事量が増えています。短時間で多くの意思決定を行わなればならない状況に対して、対応力をアップするためのトレーニングがインバスケット思考です。

インバスケット思考について解説します。

【コーチング・コミュニケーション入門セミナー】

【目次】

 

 

意思決定はスピードと正確さが必要に

生産性向上

アベノミクスの効果によって、景気の良い状態が続いています。

しかし、企業間競争がグローバルに広がったことにより、激しさを増しています。そのため、経営者、管理職は意思決定スピードをアップするとともに、判断の正確さが求められるようになりました。

 

 

判断力が問われる時代に

仕事量が増えつつ、人手不足に陥っています。そのため、一人当たりがこなさなければならない仕事量が増えています。その中には緊急で対応しなければならない計画外の仕事も入り込んでくることも多々あります。

その対応の結果が、会社の業績に現れます。逆に言うと、会社の業績は、経営者や管理職の意思決定力のバロメーターとも言えます。判断の正確さが求められる中、失敗が許されない空気もあり、判断を先延ばしにする場合もあります。

「判断を先延ばしにする」も意思決定の結果です。

 

 

生産性を高めなければいけない

上述したように、一人当たりこなさなければならない仕事が増えています。働き方改革の影響もあり、生産性を高めて、さらに短い時間で処理することが求められています。それは、海外の企業に比べて、日本の企業の生産性が著しく低いからです。

生産性を高めるには、高付加価値の商品やサービスを開発するか、時間当たりの生産量を増やす必要があります。高付加価値の商品やサービスを開発するのも、スピードが求められます。

つまり、日々の意思決定にスピードが求められるのです。

 

 

 

インバスケット思考

ネガティブ

意思決定のスピードと正確性をアップする方法として、インバスケット思考という考え方があります。管理職研修などで採用されることの多い、インバスケット思考について説明します。

 

 

インバスケット思考とは

インバスケットとは、未処理の案件のことです。インバスケット思考とは、複数の未処理の案件を、制限時間内のどのようにこなすかの思考方法です。

経営者や管理職になると、自分自身の仕事のほかに、社員からの相談などにも対応しなければなりません。その発生する案件を、以下に短時間にこなすかを考えるものです。

トレーニングでは、ある仕事の担当者になりきって、出される課題に対応するということをします。

 

 

インバスケット思考の効果

インバスケット思考による効果は、さまざまです。まずは短時間で数多くの未処理の案件をこなさなければなりませんので、優先順位を決めなければいけません。その重要性や緊急性などを見極める力が養われます。

案件を見極めたうえで、優先順位を決断しなければなりません。決断力、意思決定力が養われます。

意識決定したうえで、正確にスピーディーに処理することが求められます。訓練することにより、問題解決能力が高まります。このように、案件を見極める力、意思決定力、問題解決能力が高まります。

結果、生産性が高まります。

 

 

 

インバスケット思考のトレーニング

コモディティ化

インバスケット思考は、上述したように、トレーニングによって養われます。

一般的に企業研修などで行われている例を紹介します。

 

 

トレーニングの一例

トレーニングの一例。

例えば、

あなたが、製造業の開発部の課長だったとします。本日9時半から、出張のため会社を出なければなりません。9時にパソコンを開くと、30件のメールが届いていました。会社を出るまでに、すべてのメール案件に対応してください。

というものです。

メールの内容は

・クレームに対する相談
・経営者からの指示
・部下からの退職相談
・部品購入許可の確認

などです。

制限時間が決まっているので、優先順位の高いものからこなさなければなりません。

どれだけの数をこなせるかをトレーニングします。

 

 

インバスケット思考の留意点

インバスケット思考の留意点は「絶対的な正解が無い」です。そのかわり「間違い」は存在します。客観的にみて、未処理の案件に、重要なものが残っていたら、それは問題となるでしょう。

そして、最初からうまくこなせることはありません。トレーニングを続けることによって早くなってきます。

各種企業研修で「あるある」の問題として、研修のときにやるだけで、それ以外ではやらないということがあります。

そして、上達せず、結局生産性が向上しないということがあります。

 

 

 

効果を高めるために聴く力コミュニケーションを

コーチング

インバスケット思考は生産性を高めるために有効です。そして、やってみると気づくと思いますが、短時間で多くの仕事の処理をこなすためには、他の社員の協力が必要です。

仕事をお願いするにも、それまでの人間関係がどのようになっているかで、頼みにくいということが発生します。普段から仕事を頼みやすい関係を構築するためにもコーチング・コミュニケーション能力を高めてください。

 

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