コーチング資格の種類と選び方

コーチング・コミュニケーション研修

管理職を対象に、コーチングスキル研修を行っている企業も多いのでは無いでしょうか?

 

近年は、1on1ミーティングの活用が広がり、ますますコーチングスキルがもとめられています。

 

研修が無い会社では、個人でお金を出して、コーチングスクールに通っての資格を取られる管理職もおられます。

 

 

問題は、「その資格が社内で活かされているのか?」です。

 

 

コーチングは、20年以上前に日本に入ってきました。

コーチングスキルの活用が広がれば、一般的には、モチベーションの高い社員が増えるはずです。

 

しかし、現実的には、精神疾患による労災申請が毎年のように増加しています

(参考:精神障害の労災補償件数の推移と主なできごと|https://kokoro.mhlw.go.jp/infographics/02.html)

 

 

 

これは、コーチングスキルの活用が難しいことを表しています。

 

 

コーチング資格は、スクールに通えば、わりと簡単に取得できます。

しかし、「コーチングの資格を持っている」からといって、「コーチングができる」とはかぎりません。

 

 

コーチングの資格の選び方と、大切なポイントについて説明します。

 

 

 

 

【コラム】コーチングに関するビジネスが怪しい、胡散臭いと感じる理由

【目次】

 

コーチングスキルがもとめられている

コーチング・コミュニケーション

管理職は、コーチングスキルがもとめられています。

 

管理職の関わり方が、部下のモチベーションを大きく左右するからです。

 

部下のモチベーションが下がれば、仕事の成果も低下します。

仕事の成果の低下は、企業業績の悪化につながるからです

 

 

チームの成果は、管理職の責任です。

 

 

 

 

コーチングとは

コーチングとは、「クライアントの課題解決をサポートする」を目的としたスキルになります。

 

コンサルタントやアドバイザー、専門家などと目的は同じですが、アプローチ方法が異なります。

 

コーチング以外は、サービス提供者が答えを持っていて、知識や経験を教えるアプローチ方法をとります。

 

それに対して、コーチングはクライアントが答えを持っている前提で、原則アドバイスをおこないません

 

話をひたすら聴くに専念して、クライアントから気づきを引き出すアプローチ方法をとります。

 

 

 

 

 

 

コーチングスキルとは

コーチングスキルとは、コーチングセッションで活用スキルをいいます。

「傾聴」「質問」「フィードバック」で構成されるスキルです。

傾聴力、質問力、フィードバック力の強化によって、クライアントから気づきを引き出す力が増します。

 

コーチングセッションとは、コーチとクライアントの面談をいいます。

 

コーチングを学ぶ上で、コーチングセッションのトレーニングは必須となります。

 

 

 

 

【コラム】傾聴力・質問力とは~コーチングスキルを活用したトレーニング方法

 

 

 

 

 

 

コーチングは資格が必要?

コーチング・コミュニケーション

コーチングを学ぶ上で、資格を気にされる方が多いです。

資格は必要なのでしょうか。

 

 

 

 

 

資格の選び方と難易度

資格の選び方と難易度について説明します。

 

コーチングには国家資格のような、明確な基準となる資格がありません。

 

ほとんどがコーチングスクールの発行している民間資格です。

コーチングスクールを修了したら、自動的にもらえるような資格が多いです。

 

 

難易度といえば、お金を出せるか、時間をつくれるかの程度になります。

「お金がない」「時間が無い」という人には難しいでしょう。

 

本気で!学びたい人ならお金も時間も作れるはず」というのが、スクール側の主張ですが・・

 

 

コーチングスクールもさまざまで、1日で取得できる資格もあれば、修了まで1年ぐらいかかる資格もあります。

 

期間の長さと料金も相関します。

学ぶ期間が長ければ長いほど高額になります。

 

何をもって難易度とするかがありますが、当然のように学ぶ期間が長いほど学ぶ量が変わり、スキルレベルは高くなる傾向があります。

 

 

 

 

 

 

 

資格は特に必要ない

資格を持っているといっても、レベルがさまざまです。

さらにいえば、同じコーチング資格を持っていたとしても、レベルがさまざまです。

 

 

もし、可能であれば、さまざまなコーチング資格の体験セッションを比べてみると良いでしょう。

コーチングと一言でいっても、どれが正解かわからなくなります。

 

 

コーチングのレベルはトレーニング量、実践量に相関します。

料理や英会話など、他のスキルと同じです。

 

 

単に履歴書の見た目に資格を取りたいのであれば、すぐ格安でとれるでしょう。

 

しかし、コーチングをやってみてと言われた時、ある程度の品質を提供したいのであれば、トレーニング量が大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コーチングを学ぶ目的を明確にする

コーチング・コミュニケーション

コーチングを学ぶ上で、もっとも大切なのは「目的」です。

 

 

 

 

 

 

目的は資格取得?スキルの活用?

コーチングに興味を持ったとして、学んでどうなりたいのでしょうか?

 

 

資格を持っている」と他人に認めてもらうためでしょうか?

 

コーチングを提供して、誰かのサポートをしたいのでしょうか?

 

それとも、自分自身にセルフコーチングをして、自分の目標達成に活かしたいのでしょうか?

 

 

「資格を持っている」と他人に認めてもらうためだとしたら、資格を取得すると良いでしょう。

 

ただし、客観的にコーチングのどの資格をもっていたら他人に認めてもらえるでしょうか?

高額なスクールほど、すごいと思われる傾向にはあります。

 

しかし、コーチングを知らない人にとっては、資格の名前を聞いても良いのか悪いのか判断できません。

 

 

 

 

 

 

 

資格取得すればコーチングができるわけではない

コーチングの資格は、お金と時間をかければ、取得できます。

ただし、「コーチングの資格を持っている」と「コーチングができる」とは異なります。

 

 

体験セッションを受けてみると差がわかるでしょう。

 

コーチングの資格が欲しい」のか「コーチングができるようになりたい」のか、それとも「両方」なのか目的を明確にしてください。

 

 

 

 

【コラム】チームワークの一体感を醸成するコミュニケーション方法

 

 

 

 

 

 

トレーニング量が資格のようなもの

コーチング・コミュニケーション

多くの大企業では、管理職研修にコーチングスキルをとりいれています。

しかし、それでも普及しないのは、数回で終わってしまうカリキュラムの研修になっているからです。

 

コーチングは、トレーニング量が重要なのです。

なぜなら、コーチングセッションのテーマとクライアントのタイプの組み合わせが無限にあるからです。

 

ある人で上手くいった質問が、他の人に有効であると限りません。

コーチングはあらゆるパターンのトレーニングを繰り返すことによって上達します。

 

 

また、全社的な理解も必要です。

例えば、課長が、部下をコーチングしたいと思っていたとします。

もし、部長が、「部下に、さっさと指示を出せ」というタイプであれば、課長はコーチングができなくなります。

 

コーチングは、効果が現れるまで時間を要します。

成果へのプレッシャーのきつい職場環境であれば、コーチングが行えません。

 

コーチングの資格を持っていようが関係なくなります。

 

弊社では、コーチング・コミュニケーションの企業研修を実施しています。

全社的な理解を得られるように工夫し、トレーニングを重視したカリキュラムになっています。

ぜひご活用ください。