傾聴力強化コミュニケーション研修【大阪・京都・神戸】
多くの企業で、コミュニケーションが主要な課題でありつづけています。
さまざまな取り組みを行っていると思いますが、なかなか改善しません。
それは、職場を取り囲む環境が、変化し続けているからでしょう。
コミュニケーションの方法も変化し続けています。
職場内のコミュニケーションの質の希薄化も進んでいます。
扱う情報量が増え続けているからです。
また、各自が捉えているコミュニケーションの定義への誤解も大きいからでしょう。
多くの方が、コミュニケーション能力の強化というと、話す力を強化しようとします。
プレゼンテーションなど、相手を説得する力を強化しようとします。
コミュニケーションは、話す力だけでは一方通行になってしまいます。
多くの方は、自分の話を聴いてくれない人とは、コミュニケーションをとりたくないでしょう。
双方向のコミュニケーションをとるためには、聴く力が必要となります。
傾聴力と呼ばれることも多いでしょう。
多くの方が、聴く力を学校で学んだことがありません。
そのため、聴く力が不足している方がまだまだ多いのです。
社内でのコミュニケーションの問題の多くは、聴く力の不足から生じています。
そのため、「聴く力(傾聴力)」を強化するコミュニケーション企業研修が求められています。
※私たちは、傾聴力は聴く力の一部と考えています。
【コラム】チームワークを改善する職場環境とコミュニケーション方法
【目次】 |
コミュニケーション企業研修が求められる背景
企業間競争がグローバル化し激しさを増す中、日本企業の生産性改善が大きな課題となっています。
生産性が低迷している原因は、コミュニケーションの質の問題が大きいと考えています。
徹底した効率化を追求する中、人と人とのコミュニケーションの質が低下しているのでしょう。
人同士のコミュニケーションの質が低下するため、仕事がスムーズに進まないという状況になります。
コミュニケーションの質が希薄化している
働き方改革と人手不足の影響で、私たちは仕事に追われる状況が続いています。
そして、インターネット技術の発展により爆発的に増えたのが、文字でのコミュニケーションです。
メールやLINE、グループウェアなど、ひっきりなしに情報がやってきます。
そして、対面でのコミュニケーションの、1人当たりのコミュニケーションの時間が減っています。
大量の情報を、マルチタスクで処理する必要があります。
コミュニケーションの質が、希薄化している大きな要因です。
メンタルヘルスの問題や退職などの原因
コミュニケーションの質の希薄化は、さまざまな問題を引き起こします。
社員のメンタルヘルスの悪化も問題の一つです。
原因となっているのが、職場のストレスです。
そして、職場のストレスとして、常に上位にきているのが、人間関係、コミュニケーションになっています。
社員の退職理由の上位も人間関係、つまりコミュニケーションです。
社員がダウンする、もしくは辞めてしまうとチームのバランスが崩れます。
コミュニケーションの低下は、組織力を低下させることになります。
コミュニケーション企業研修を選ぶポイント
組織力を強化するために、コミュニケーションの質の改善が求められています。
職場のコミュニケーションの質の改善に必要なのは、個々の社員のコミュニケーション能力の強化です。
社員のコミュニケーション能力強化を目的として、企業研修を選ぶ際、大切なポイントを紹介します。
コミュニケーションとは
コミュニケーション企業研修を選ぶ前に、「コミュニケーションとは何か?」を知っておく必要があります。
なぜなら、一言でコミュニケーション企業研修といっても、「日常会話」「ビジネス会話」「スピーチ力」「プレゼン力」「交渉力」など、数多くの種類があるからです。
何を目的とするかによって、コミュニケーション研修の選び方が変わります。
このコラムでは、コミュニケーションの基本中の基本をお伝えします。
コミュニケーションの目的は、「情報共有」です。
そして、コミュニケーションは「話す力」と「聴く力」の双方向で成り立っています。
コミュニケーション研修は2種類
コミュニケーションの研修は、大きく分けて2種類です。
プレゼンテーションや交渉術など、「話す力」を強化するもの。
もしくは、コーチングスキルや1on1ミーティングなど、「聴く力」を強化するものです。
コミュニケーション研修は、「話す力」と「聴く力」の2つの方向性があります。
特に、プレゼンテーションなど「話す力」を強化するものが主流となっているように感じます。
コミュニケーションというと、「いかに上手に伝えるか」の意識が強いからです。
部下が思うように成長してくれないのは、指示の仕方が間違っているからだと思い込んでいます。
部下は、嫌いな上司とはできるだけ関わりたくないと考えています。
もしコミュニケーション研修を採用しているのに、上述した職場の問題が発生している。
そうであれば、「聴く力」の強化を目的とした企業研修を選ぶことが大切です。
職場のストレスによる精神疾患の労災申請が毎年増加している事実から、「聴く力」を強化する必要があると考えられます。
【コラム】一体感の醸成方法~チームワークとコミュニケーション~
聴く力(傾聴力)を強化するコーチング・コミュニケーション企業研修
コミュニケーションは、「情報共有」が目的です。
コミュニケーションは、「話す力」と「聴く力」で構成されます。
スピーチ力、プレゼンテーション力など、「話す力」を強化する企業研修も数多くあります。
しかし、「聴く力」を強化する企業研修は、それほど無いのではないでしょうか。
もし「話す力」だけを強化してコミュニケーションをとるなら、意見のぶつかり合いの強化につながるかもしれません。
職場の組織力を強化するには、「話す力」と「聴く力」のバランスが必要なのです。
「聴く力(傾聴力)」を強化するには、コーチング・コミュニケーション企業研修の受講がオススメです。
聴く力(傾聴力)を強化する企業研修
コミュニケーションは、「話す力」と「聴く力」の両方が必要です。
しかし、「聴く力」が圧倒的に不足しています。
なぜなら、多くの方が「聴く力」強化の仕方を学んだ経験がないからです。
「聴く力を強化するには、何をしますか?」と質問すると、回答に困る方が多いです。
そのため、「聴く力」の強化が放置されていると感じます。
だからこそ、「聴く力」を強化するコミュニケーション研修をお勧めしています。
「聴く力」とは、「相手にたくさん話してもらう力」です。
「話す力」とは、「相手に自分の考えを伝える力」です。
「話す力」が、強いと、相手を黙らせて自分の主張を伝えます。
「話す力」が強すぎて「聴く力」が無くなると、相手を黙らせてしまいます。
その結果、コミュニケーションの質が悪くなるのです。
コーチングスキルで聴く力(傾聴力)を強化する
おすすめの「聴く力(傾聴力)」強化法が、「コーチングスキルを学ぶ」です。
コーチングスキルは、「傾聴」「質問」「フィードバック」で構成され、「相手にどれだけ本音でたくさん話してもらえるか」が重要です。
聴く力も、「傾聴力」「質問力」「フィードバック力」で構成されます。
このコーチングスキルを強化すると、「聴く力」が強化されます。
「聴く力」を強化する上での注意点は、「継続的なトレーニングが必要」という点です。
「聴く力」は、意外に難しいです。
なぜなら、「相手のことを、どれだけ理解できるか?」の力だからです。
しかし、日本語で、相手の話が理解できたら「聴けている」と勘違いされる方が多くいます。
「相手の本音をどれだけ知ることができるか?」が、聴けてるか?の判断となります。
コーチング企業研修などで、効果が無いと感じられていたら、トレーニング量が足りないカリキュラムの研修を選んだことが原因です。
【コラム】部下のモチベーション低下の理由~退職の決意前に気づく~
聴く力(傾聴力)強化のコミュニケーション企業研修を
職場のチームワーク、組織力を強くするには、コミュニケーション能力強化がもとめられています。
コミュニケーション能力の強化には、「話す力」や「伝える力」の方に走りがちです。
「話す力」と「聴く力」のバランスが無いと、コミュニケーションの質は悪化します。
「聴く力」の強化には、コーチングスキルがオススメです。
コーチングスキルを活用した、コーチング・コミュニケーションをマスターして活気ある職場づくりをしましょう。