メンタルヘルス|ストレスに強いリーダーになる方法

よく従業員のストレスが話題になるが、中間管理職のストレスも大きいです。
ストレス耐性に強い人がリーダーになる
基本的に出世する人は仕事ができる人です。
そして、ストレス耐性が比較的強い人がなることが多いです。
しかし中間管理職のストレスは時としてかなり大きなものになります
上からは、計画の必達に対してプレッシャーをかけられ、下へは反発されながらも指示に従わさせなければならない時があります。
下が思うように動かないときはフォローに追われることになります。
さらには、自分自身にもノルマがあったりします。
上からも下からもストレス要因にさらされます。
そして、そのイライラを部下にぶつけたりすると、悪循環が生まれます。
職場全体がストレスフルな感じになってくる可能性があります。
リーダーはストレスコントロールができる必要がある
リーダーはストレスコントロールできることが必須だと考えます。
リーダーがストレスでダウンしていたら、組織全体がダウンしてしまいます。
ストレスを上手にコントロールして、心身ともに健康でいることが大切です。
そして、管理職には気を使ってくれる人が少ないため、自分自身でコントロールできるようにならなければなりません。
ストレスに対する対処法
ストレスに抵抗力をつけるためには、 まずは「バランスのとれた食生活」「適度な運動」「十分な睡眠」です。
これらをしっかり確保することによって、ある程度のストレス抵抗力はつきます。
「適度な運動」は、ストレス源への意識をいったん離すことができるため有効です。
「読書」や「瞑想」も同様の効果があります。
そしてそもそものストレス要因を取り除く必要があります。
仕事量が多いのであれば、作業効率をアップする、仕事を分担する、効果の低い仕事はやめると決めるなど
仕事をコントロールします。
来た仕事を単純にこなしているだけだと、それが改善されることはありません。
多くの場合、人間関係がストレス要因になります。
その場合は、自分自身の受け取り方を変えるトレーニングをすれば良いです。
相手を変えようとしても相手は変わってくれません。
なんで変わってくれないんだとイライラするだけです。
自分の相手とのやり取りに対して、受け取り方を変えるのです。
リーダーは柔軟であることが望ましい
リーダーは考え方が柔軟であることが望ましいです。
こうしなければならない!
と守るものが強ければ強いほど、ストレス要因が多くなります。
いろんな考え方あるよね。というぐらいがちょうど良いです。
柔軟でなければ、環境変化に対して、臨機応変に対応できませんし、部下からのさまざまな意見について聞く耳がもてなくなります。
そうなると、ご自身もストレスを感じますし、まわりも不安になってきます。
多くの場合、個人個人に「普通」という言葉ができてきます。
「普通はこうするでしょ」「普通はこう考えるでしょ」の普通は、他の人にとって普通でないことの方が多いです。
もしそれが普通だと思っている限り、改善が進むこともありません。
自分の意見が本当に時代にあっているのか、常に見直す柔軟性が必要です。
そして、それはとても難しいことです。
チームのメンバーの意見や第三者の意見を柔軟に取り入れ、ストレスの少ない職場を目指すことが重要だと考えます。
ストレスに負けないリーダーとは柔軟に周りの意見を聞けるような目的志向型のコミュニケーション能力の高い人です。
コーチング・コミュニケーションを学ぶ
柔軟性を手に入れるためにはコーチング・コミュニケーションを学ぶことをオススメします。
コーチングスキルを取り入れ、「聴く力」に重点をおいたコミュニケーション手法です。
ぜひ、入門クラスから受講してみてください。