職場のコミュニケーション不足を改善する方法

コーチング・コミュニケーション

ワンチームという言葉が流行語大賞をとり、よく使われます。逆に言えば、ワンチームになれていない企業が多いとも言えます。ワンチームになれない理由はコミュニケーション不足です。その前にコミュニケーション能力の強化ができていないからです。

なぜコミュニケーション不足に陥っているのか、改善方法も併せて説明します。

※職場のコミュニケーション不足を改善するためのセミナー

 

 

 

【目次】

 

 

職場のコミュニケーション不足の問題

公平理論

職場のコミュニケーションが大切といいながら、コミュニケーション不足が問題になっています。

IT技術が発展し、コミュニケーションが活発になったように感じるかもしれませんが逆です。処理しなければならない情報量が増えたために、1回当たりのコミュニケーションが希薄化しているのです。

そのため、コミュニケーション不足が発生しているように感じるのです。

 

 

労働生産性の悪化

コミュニケーション不足が、まず問題になるのが生産性の悪化です。日本の生産性がとくに低いと言われているのが、コミュニケーションの質の低下です。

日本は「阿吽の呼吸」とか「空気を読む」とか、ゆっくりした文化でしたが、上述したように処理する情報量が増えすぎて、そのような時間は無くなりました。その結果、「指示したことが伝わらない」「報連相が無い」など仕事がスムーズに進まなくなりました。

仕事のパフォーマンスは「スキル×コミュニケーション」で決まります。どんなに能力があったとしても、「仕事の内容を伝えられない」「上司の要求を聴くことができない」などがあれば、生産性はゼロになります。

 

 

メンタルヘルスと離職率の問題

コミュニケーション不足はメンタルヘルスや離職率の問題にもつながります。メンタルヘルスの悪化は、職場のストレスによって発生します。

その職場のストレスの要因のランキング上位にあるのが、人間関係です。社員が退職する理由のランキング上位にあるのが、人間関係です。人間関係はコミュニケーションの悪化により発生します。

つまり、コミュニケーションの質の悪化は、メンタルヘルスの悪化、離職率の悪化につながるのです。そしてまた、社員が休業する、退職するとなると、会社の生産性はさらに落ち込みます。

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職場のコミュニケーションが改善しない理由

メンタル不調

上述したように、コミュニケーションの質の低下により、職場の生産性は落ち込みます。しかし、そのことは多くの人が経営者や管理職もわかっています。

それなのに、なぜ改善しないのでしょうか?

 

 

日本語だからできている気分になる

一番の理由は、「コミュニケーションとは?」と正しく理解していないことです。正しく理解していないので、「自分はコミュニケーションができている」と感じるのです。

「日本語だから」ということも大きな要因です。コミュニケーションができなくても、「通じている」と勘違いしてしまうのです。

重要なことは、コミュニケーション能力がある人は、無い人に合わせないといけないのです。日本語のわからないアメリカ人とコミュニケーションをとる場合は、英語に合わせた方が早いでしょう。能力がまだ低い子どもとコミュニケーションをとる場合は、子どもに合わせないと通じないでしょう。

つまり、管理職が、「最近の若い人はコミュニケーション能力が低い」と言ってるとしたら間違っているのです。管理職の相手に合わせる力が欠如しているのです。

 

 

コミュニケーションは「話す」と「聴く」

コミュニケーションは「話す力」と「聴く力」があって初めて成り立ちます。

しかし、コミュニケーション能力を高めるというと「話す力」「伝える力」ばかり強化しようとします。上述したように、いくら上手く話をしても、相手が納得できる言葉でないと通じません。

だからいつまでたっても、コミュニケーション不足が改善しないのです。

話す前に、相手のことを理解しなければいけません。アメリカ人だったり、子どもであれば、見た時点で判別し、相手の言葉でコミュニケーションをとるかもしれません。日本人の大人同士であれば、相手のことを理解するために、まず聴かなければいけません。

コミュニケーション能力が不足している人は「聴く力」が弱いのです。

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聴く力を強化するコーチングスキル

就職

では、「聴く力を強化しなさい」と言われると、何をしますか?

多くの方が「聴く力」の強化方法を学んだことはありません。「聴く力」の大切さを学んでこなかったからです。実際、「聴く力」だけを強化することは、あまりにも抽象的で難しいです。

「話す力」も同様で、強化する方法として、スピーチ練習やプレゼンテーション練習が行われます。「聴く力」の場合は、コーチングスキル練習がオススメです。

 

 

聴く力を強化する方法

「聴く力」とは、何でしょうか?耳の良さとか、理解力と思っている方も多いですが、そうではありません。「ちゃんと聴いてたのか?」と言われても、学者に難しい言葉で話されたら、わかりません。

「聴く力」とは、「話す力」に対して、「話させる力」です。ただし「本音で」という注釈がつきます。

本音ではない話でコミュニケーションをとっても質が悪いからです。「聴く力」を強化するには、コーチングスキルを活用します。

 

 

コーチングスキルとは

コーチングとは、相手から話しを聴き出し、相手自身に課題解決方法に気づいてもらうというスキルです。

重要なことは、相手に本音でたくさん話してもらうことです。つまり、コーチングスキルを高めると、「聴く力」も強化されることになります。そのため、コーチングスキルのトレーニングをオススメしています。

コーチングスキルは「傾聴」「質問」「フィードバック」で構成されます。GROWモデルに沿って、相手から話しを聴き出し、行動を引き出していくスキルです。

1年ぐらい継続して練習すれば、「聴く力」が強化されてきます。数回程度のコーチング研修では「聴く力」は強化されません。

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コーチング・コミュニケーションを採用する

事業承継
コーチングスキルはマスターするまで、長時間を要します。そのため、普段のコミュニケーションからコーチングスキルを活用することが大切です。コーチング・コミュニケーションと呼びます。

職場のコミュニケーションを本気で活性化させたいのであれば、これまでの研修が効果があったのか測定することが大切です。そうでなければ、上述したように、部下のせいにして改善しようという意識が働きません。

職場のコミュニケーション不足により問題が発生している会社が多いからこそ、先に改善して生産性の高い職場づくりをしましょう。

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