主体性研修セミナー~意思決定力と思考力の向上~

社員が指示待ちで主体的に行動してくれない」「積極性が無い」といった課題をよく耳にします。

 

主体的に行動するために必要なのは、思考力です。

 

思考停止になると、動けなくなるからです。

 

社員の主体性を向上するための、コーチング・コミュニケーションの習得をオススメしています。

 

 

主体性を向上させるためには、「社員の主体性が低い原因はなぜか?」の理由から考えるのが大切です。

 

 

コーチングを取り入れる理由について。

主体性向上には、意思決定力、思考力の強化が重要となるからです。

 

主体性向上について、研修を1回受けただけでは、社員の性格は変わらないという視点も大切です。

 

人材育成は長期的な視点で計画を立てましょう。

 

 

 

【コラム】メンタルヘルスとは~職場からメンタル不調者を出さない取り組み~

【目次】

 

社員の主体性がもとめられている理由

コーチング・コミュニケーション

上司が部下に主体性をもとめる理由は、仕事をスムーズに進めたいからです。

社員に対して、逐一指示が必要であれば、それだけ上司の仕事が止まります。

 

その間、部下の仕事も止まります。

 

つまり、社員に主体性をもとめる理由は、生産性の向上です。

 

 

 

 

 

 

 

生産性の向上

上司の役割は、チームの成果の最大化です。

チームの成果を最大化するには、メンバーのパフォーマンスの最大化がもとめられます。

 

A:指示が無いと行動しない社員
B:自ら考えて主体的に行動する社員

 

明らかにBの社員の方が生産性が高いです。

 

上司が忙しくて指示が出せない期間が、長ければ長いほど、生産性の差は大きくなります。

 

 

社員の主体性は、部署の生産性、最終的には会社の業績に影響を与えます。

社員の主体性を引き出せない職場は、会社の業績に悪影響を与えます。

 

 

上司は、部下の主体性を引き出すリーダーシップが必要です。

 

 

 

 

 

 

 

権限委譲と事業の拡大

売上高を拡大しようと考えると、事業の拡大がもとめられます。

事業の拡大は、リーダーの仕事です。

 

もし、リーダーが指示待ち社員に手が取られてしまうと、リーダー本来の仕事ができなくなります。

 

 

事業を拡大していくには、部下への権限委譲がもとめられます。

 

権限委譲は、主体性のある部下に対してしかできません。

何も決められない部下に権限を委譲したら、任せた仕事が進まなくなるからです。

 

 

会社は、持続的な成長がもとめられます。

なぜなら、社員の昇給が必要だからです。

昇給するには、利益の拡大がもとめられます。

利益を拡大するには、事業の拡大がもとめられます。

 

 

事業の拡大するには、社員の主体性が必要です。

 

会社を成長させるためにも、社員の主体性を引き出す仕組みづくりが重要になります。

 

 

 

 

【コラム】部下のモチベーションを下げるタイプの上司にならないため大切なこと

 

 

 

 

 

社員の主体性を向上する研修選びのポイント

コーチング・コミュニケーション

社員の主体性の向上を目的に、主体性向上研修セミナーを探すかもしれません。

 

研修選びのポイントについて説明します。

 

実際には、「社員の主体性が向上しない原因は、何なのか?」を考えることも大切です。

 

 

A:客観的にみても、上司はよくやっているのに、部下の主体性が低い

B:明らかに、上司が原因で、部下がやる気を失い主体性が低くなっている

 

 

パターンBは、組織風土の溶け込んで気づきにくい問題があります。

 

部下の多様性が広がる中、パターンBを意識することが大切です。

 

ここでは、まずパターンAから説明します。

 

 

 

 

 

 

 

主体性向上には意思決定力の強化

主体性向上には、意思決定力の強化が必要です。

 

主体性とは、Weblio辞書に次のようにあります。

自分の意志・判断によって、みずから責任をもって行動する態度や性質。
(出典:Weblio辞書:https://www.weblio.jp/content/主体性)

 

主体性を引き出すには、意思・判断の力の向上がもとめられます。

 

行動できないのは、「わからない」からです。

 

「わかる」状態にするには、「考える力」「思考力」の強化がもとめられます。

 

 

 

 

 

 

 

意思決定力向上には思考力の強化

意思決定力向上には、思考力の強化が必要です。

 

意思決定とは、Weblio辞書に次のようにあります。

ある目標を達成するために、複数の選択可能な代替的手段の中から最適なものを選ぶこと。
(出典:Weblio辞書:https://www.weblio.jp/content/意思決定)

 

 

意思決定力を高めるには、複数の選択可能な代替的手段を、どれだけ考え出せるか?に左右されます。

 

3つの選択肢の中から選ぶ場合と、10この選択肢の中から選ぶ場合では、失敗の可能性が大きく変わります。

 

前者の3つの選択肢は、全て失敗の可能性があるからです。

 

意思決定を阻む要因は、「失敗への恐れ」です。

 

意思決定力を高めるには、思考力の強化がもとめられます。

 

つまり、主体性を向上するには、思考力を強化する研修セミナーを選ぶのが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社員の思考力を高めるコーチング研修セミナー

コーチング・コミュニケーション

社員の主体性を高めるには「主体性向上研修」を受講させる方法を思いつくかもしれません。

 

しかし、社員の主体性がそれほど簡単に向上するなら、どこの会社も苦労しないでしょう。

 

「主体性は大切」と言われ続けているのに、いつまでたっても向上しないから、大きな課題となっているのです。

 

 

 

そこで、主体性を高めるには根本的な原因となっている、思考力の強化につながるコーチング研修セミナーをオススメします。

 

コーチング研修は部下の思考力の強化に加えて、部下の主体性を引き出す上司のコミュニケーション能力強化にもつながります。

 

 

 

 

 

 

コーチングとは

コーチングとは、コーチとクライアントの面談をいいます。

 

面談により、クライアントの気づきを引き出し、モチベーションを高め、主体的な行動につなげます。

行動の繰り返しによって、クライアントの目標達成につなげるのが目的です。

 

コーチング自体が主体性を引き出すスキルであるから、上司にオススメのスキルになります。

また、主体的に行動する大切さを学ぶスキルであるので、部下がコーチングを学ぶことは重要と考えます。

 

 

コーチングを学ぶメリットとしては、以下のようなものがあります。

・目標が明確になる

・思考力が高まる

・主体性が高まる

・コミュニケーション能力が高まる

 

 

 

 

 

 

 

コーチングで思考力が強化される理由

コーチングとティーチングの違いは、次の通りです。

 

 

コーチング:答えはクライアントが持っているので原則教えない。クライアントが考える。

ティーチング:答えは先生が持っているので原則教える。クライアントは考えない。

 

 

例えば、
ティーチングでは、「主体性の大切さ」を部下に教える。
コーチングでは、「どうして主体性が必要だと思う?」と考えさせる。

 

 

コーチングを続けると、考える力が強化されます。

また、強制的に指示されるよりも、自ら考えた方が行動に移りやすくなります。

 

また、コーチングでは、相手の視野を広げる質問を考える必要があるので、コーチ側も考える力が強化されます。

 

 

主体性を向上する研修セミナーには、コーチングが学べる研修セミナーがオススメです。

しかし、上述したように、主体性も思考力も、1日で向上しません。

 

 

継続的なトレーニングがカリキュラムにある研修セミナーを選ぶことが重要です。

 

受講させたけど、時間と費用の無駄になったな」につながらないのが大切です。

 

 

 

【コラム】1on1ミーティングとは~目的と効果とメリット・デメリット~

 

 

 

 

 

社員の主体性アップにはコーチング研修セミナーを

コーチング・コミュニケーション

新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、人手不足感は解消されつつあります。

しかし、長い目でみれば、日本は労働生産人口が減少していく傾向から、また人手不足感は出てくる可能性があります。

 

 

会社は少ない社員数で成果を最大化するために、生産性アップがもとめられます。

会社の生産性を高めるには、社員一人ひとりが主体的に行動してしてくれるのがもとめられます。

 

主体性向上の研修セミナーの受講を受講するのは、会社にとって有益でしょう。

 

主体性向上の研修セミナーとして、思考力向上、意思決定力向上につながるコーチングを学ぶことをオススメしています。

 

コーチング・コミュニケーションを、ぜひ学んでみてください。