ワンチームの要素~リーダーシップとコミュニケーション~
2019年ラグビーワールドカップにて、日本代表が活躍したことから、ワンチームという言葉が流行っています。
ただし、「ワンチームになろう」といっているだけでは、ワンチームになれるわけではありません。
ワンチームになるには、良いリーダーシップとコミュニケーションが必要です。
ワンチームになるために必要な条件を説明します。
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【目次】 |
ワンチームに必要なもの
ワンチームに必要なものを説明します。
ワンチームとは、組織が一体になった状態です。
ワンチームには、リーダーシップとコミュニケーションが必要です。
リーダーシップ
チームがワンチームになるには、チームの方向性が明確でなければなりません。
チームの方向性を示すには、リーダーシップが必要です。
チームのリーダーが、迷って決められないタイプだと、メンバーは困惑します。
リーダーシップの強さが、ワンチームの一体感の強さを決定します。
コミュニケーション
チームがワンチームになるには、チーム間の情報交換がスムーズに行われている必要があります。
チーム間の情報交換がスムーズに行われるには、コミュニケーションが重要です。
メンバー間で、報連相ができないのであれば、みんな自分勝手に動くことになります。
メンバー間のコミュニケーションの質によって、ワンチームの一体感の強さが決定されます。
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ワンチームになれない理由
ワンチームになろうと、掛け声が頻繁に行われています。
それだけワンチームになることが難しいのでしょう。
ワンチームになれない理由を説明します。
リーダーシップの欠如
ワンチームになれない理由は、リーダーシップの欠如です。
リーダーシップとは、方向性を示して、メンバーに伝えて、メンバーを引っ張っていく力です。
方向性は、長期的な軸はしっかりしつつ、短期的には外部環境変化に対して柔軟に意思決定する必要があります。
リーダーシップが間違えれば、チーム全体が失敗します。
リーダーシップに対して、メンバーが不信感を持ってしまうとワンチームになれません。
リーダーはメンバーに信頼される必要があるのです。
コミュニケーション不足
ワンチームになれない理由は、コミュニケーション不足です。
コミュニケーションとは、メンバー間の情報共有をする力です。
メンバーがお互いに何をやっているのかわからない状態では、一体感が生まれません。
ワンチームになるには、スムーズなコミュニケーションが行われる必要があるのです。
リーダーシップとコミュニケーションの強化
ワンチームになるには、リーダーシップとコミュニケーションを強化する必要があります。
リーダーシップ、コミュニケーション、それぞれの強化方法を説明します。
リーダーシップの強化
リーダーシップの強化の方法を説明します。
リーダーシップを発揮するには、外部環境変化に対して、柔軟に意思決定する必要があります。
ほとんどの人が、意思決定の視野が狭くなります。
追い詰められるほど、視野が狭くなります。
視野を広げて、意思決定の精度を高める必要があります。
視野を広げるには、コンサルタントや相談役を用意することが重要と考えます。
また意思決定したうえで、メンバーに伝えて引っ張っていく必要があるので、コミュニケーション能力ももとめられます。
コミュニケーションの強化
コミュニケーション能力強化方法を説明します。
コミュニケーション能力強化というと、多くの方が説明力など、「話す力」を磨こうとします。
残念ながらコミュニケーション能力は、「話す力」だけ鍛えても向上しません。
話をうまく丸め込んでくるリーダーがいたら嫌でしょう。
メンバーの気持ちも聴いてくれるリーダーが良いでしょう。
コミュニケーション能力は、「話す力」だけでなく「聴く力」が重要です。
「聴く力」を強化するには、コーチング・コミュニケーションを学ぶことをオススメします。
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ワンチームになって生産性をアップしよう
会社で仕事をする上で課題になるのが、チームワークよく働けるかです。
ワンチームになれるかが、生産性を左右するからです。
ワンチームになるには、リーダーシップ力とコミュニケーション力が欠かせません。
それぞれを強化することによって、チームの結束力が高まります。
リーダーシップ力とコミュニケーション力を高めて、生産性をアップしましょう。